持たざる者によるシステムの破壊！

勝手にクリスマスホラー⑤
クリスマスムードに湧く人々。更には彗星接近のニュースに世間はお祭り騒ぎ！でもハッピーな雰囲気が一転、彗星を見た人たちが塵になって消滅。生き残った人たちもゾンビ化😱運良く無事だった姉妹が誰もいない街を疾走する青春ガールズムービー×ホラー。
　
トムエバーハード監督作。『ソウルサバイバー』に続いて、全滅レベルの事故・災害からの生存者を描いており、しかも両作ともクリスマス舞台！更には両方ともホラーにしちゃうあたり、クリスマスが好きなのか滅びろ派なのかは謎だけど、クリスマスに対して並々ならぬ何かを内に秘めてそう😂

『恐怖の足跡』フォロワーだったネガティブな前作とは打って変わって、本作は『地球最後の男』を超絶ポジティブかつポップに変換した楽しい作品。絶望感しかない真っ赤な空に覆われた世界の中で全く絶望感のない女子2人のギャップが面白くて、『ゾンビ』の如く誰もいないショッピングモールで好き放題遊びまくってるし、自分たちだけの世界を超楽しそうに満喫してる！

それでも、彼女たちなりに最善を尽くしてこの環境に適応しようとしているために完全なおバカコメディには振り切られておらず、“今”の中で生きる絶妙な真剣さのようなものが感じ取れるバランス感覚が本作の魅力のように思った。

来年公開される『Starfish』もそうだけれど、ポスアポ世界を心的牢獄として利用する常套手段は本作でも採用されている。父親不在で継母からは愛情を受けられない孤独を根底に敷き、自分達を空虚さの中に縛り付ける権威に対する若者だからこその青臭い反抗からは生き生きとしたパワーを感じてしまう。

利己心に塗れた汚い本性をうまく取り繕っているのは研究者たちも親たちも同様で、研究者の言いなりから反抗へと舵を切るのは彼女たちの親という権威に対する考え方の変化を表している。この辺りが本作をおバカに振り切らずに真剣さを意識して描いた理由でしょうね。そこから単なる成長に留めるのではなく、自身の親たちを反面教師として自分たちが“親”になるという発想がぶっ飛んでて好き！超ポジティブ！でもお気楽ハッピーエンドではなくて、見方によっては超ネガティブにしか見えないというところも良いバランスだと思う。

というかもう明日24じゃん！！😱

• #ホラー映画と怖い映画

〜ギャルと世界の終わり〜

☆40周年おめでとう☆
その彗星が空を赤く染める時、世界人口の大半は赤い塵と化し、生存者はゾンビとなった！
おてんばとキャピキャピ(死語×2)ギャル姉妹目線のゾンビ・アポカリプス&何気にクリスマス🎄🎅HoHoHo

汚染されゾンビ化が進行する絶望的な状況なのに
呑気な二人に緊張感ゼロ(ゾンビは少数精鋭)
危険なのはやっぱ生き残った人間同士😉ﾀﾞﾖﾈ☆
公開当時は迫力不足とブータレたけど、制作費は安映画ターミネーター(第1作)の1/9なんだからむしろ大健闘の出来映え(←鑑賞料金は同じだが🤫)
日曜日の早朝撮影で無人のロサンゼルスは本当に世界が終わったような貸切状態
ゾンビメイクの完成度とイケイケな80sカルチャーが今となっては眩しい時代的価値を感じる☆

• #のどかな終末
• #我らゾンビ
• #状況は変わった
• #ゾンビ・アニバーサリー
• #さすらいのクリスマス

クリスマスに彗星がやってきてみんな大喜び。でも彗星を見た人はみんな塵になり、中途半端に見た人はゾンビになり、彗星ガン無視でHに勤しむ女の子、レジーナは生き残った。家に戻ったらいけ好かない義母は死んでたけど妹は無事で良かった。
80年代全開の音楽、ファッションに彩られ軽快に進む終末映画。世界の終わりに取り残されているのに楽しそうに「カード無しでもいくらでもお買い物できるわ〜！」と着せ替えごっこするのが楽しい。

• #やかん未確認
• #英語字幕だったので
• #字幕読むのに必死
• #多分なかった