刑務所に面会に来る人たちのお話。
息子を殺されてしまった母親が
会いに来たのが一番きました😢
会うまでの話もいいです。
身代わりになる男も面白かった😄
初めから目を付けられてたのかね？
似過ぎだもんねー💧
明るくはないですが
それぞれのドラマが良く
好きです😊

あぁ、また変な邦題（フランス語は日本語に置き換えるのむずかしいのは重々承知のうえで）

しかもこういうつけかたされると…あとでタイトル思い出せない系（実際もう忘れてる…『面会』で検索してもヒットしない…）

フランスの女性監督レアフェネールの作品

同じ女流監督のスサンネビア、あとケンローチを思い出させる人間ドラマ

熟年女性ゾラ、青年ステファン、少女ロール、それぞれの物語が同じ時間軸で紡がれていく

脇役の設定が絶妙な脚本が見事

冒頭のシーンがわけわからず演技もへたっぴぃだったので見るのやめようかと思ったけど、最後まで見るとなるほどね（でもいらなかったかも）

移民、貧困、格差、LGBTといった要素もそうだけれど、メインになる刑務所の面会シーンは日本映画では成立しないのでフランスらしい映画

「三度目の殺人」の名シーンと好対照

「永遠のジャンゴ」「パリ、ピガール広場」「預言者」のレダカテブ、「EDEN」「メニルモンタン…」のポーリーヌエティエンヌ、「ディーパンの闘い」のヴァンサンロティエら好演

群像劇で、土曜日の面会室に全員が集まってそれぞれに何かが起こる、まさに『ゼロ時間の謎』方式の映画。
根無し草のチンピラを好きになった少女は、献血車にいた青年と知り合う。気性の激しい彼女に危ない仕事をさせたくない男は、怪しい強盗犯組織から、奇妙なすり替わりの話を持ち掛けられる。大事な息子を殺された移民の母親は、復讐心を抱いて犯人の家族に近づいていく。
繊細にそれぞれの事情が深みにはまり、厄介さを増していく。そしてある土曜日の面会室で、それぞれに何かが弾け飛ぶ。幸せになるわけでもなく、後ろ髪をひかれる思いがする映画。

監督のレア・フェネールの新作『助産師たちの夜が明ける』が良かったので、旧作も観てみた。助産師～は8月16日公開。