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『書くことの重さ 作家 佐藤泰志』に投稿された感想・評価

Yuya
4.0
生きる理由って 何なのだろうか…
書く 歌う 撮る 描く 伝える 諸々
表現の手段や 規模は各々異なっても
とどのつまり 自分にしか綴れない
自分だけの言葉を カタチで遺すコト
そんな風に納得すると 腑に落ちるのだ

偉大なる…否 不運なる先輩 佐藤泰志
彼の物書きとしての生涯は あまりにも
誠実で 純粋で そう 実直過ぎたのかも

彼の目に映った世相の虚しさ 世情の儚さ
その筆によって描かれた 朧げなリアルが
受け入れられるには 生まれが早過ぎた…

不思議なもんだよなぁ 没後30年あまり
発展 飽食 飽和 崩壊 情報過多という
目まぐるしい変化に辟易している昨今
彼の遺した作品は 多くの共感を呼び
そのリアリズムが 数多の人生と重なっている

思うに ひと昔前って モノホンと偽物が
巧く共存して 互いをきちんと認知しあって
誰もが それを表裏で理解し 選択してたはず
しかし 今はどうだろうか…
誰もが 嘘っぱちの装飾を 身も心までも纏って
どこまで深く掘り下げても 真実なんてなくて
そして そんな自分に気付いて 憂鬱なままに
自分探しなんて言い訳めいた 孤独な旅路か
或いは 身代わりを探すことを 恋だの愛だのと呼ぶ

時代は今 確かに佐藤泰志を必要としている
それは 偽りなく 紛れもない 生きる愁いを
彼の文章と自分の中に 見出しているからなのか
改めて 作家 佐藤泰志の稀なる文才と
人生の意義について 考えたくなる今日この頃
記録用

近年いくつかの作品が実写化されている、佐藤泰志の生き方が見えてくるかなとか思ったけど、周囲の人間の語りが主だったので、少しそこがぼやけていたのが残念だった。でも佐藤泰志という人間がが愛されていたのはしっかりと伝わってきた。

加えて、芥川賞の選考委員が豪華すぎる。
QTaka
3.5
人の生きる姿を書き続けた作家佐藤泰志を追うドキュメンタリー。
『きみの鳥はうたえる』公開の前にチェック!
.
函館出身の作家佐藤泰志を、その著作を紐解きながら、41年の生涯を追ったドキュメンタリー映画。
回想シーンでは、多くの友人、知人、関係者が証言が撮られている。
さらに、再現シーンとしていくつかの場面が演じられてもいる。
そして、在りし日の映像には、本人の姿も有る。
.
昨今、佐藤泰志の小説が立て続けに映画化されている。
いずれの映画も見ごたえの有る映像と、役者たちの姿に打たれるものが多い。
その原作者、佐藤泰志の生の姿を含めて、これら作品がどのように紡ぎ出されたのか、その一端をかいま見ることが出来る。
.
4つの章からなる本作の最初に取り上げられるのが小説『きみの鳥はうたえる』のエピソード。
初めて芥川賞候補作品に選ばれた本作。
その選考会の最中、発表を待つ函館の家で、記者たちに囲まれたシーン。
長く努力してきた末の、ひとつの到達点だったかもしれないその時を描いている。
そこで語られている中に、この小説の風変わりな題名について述べている。
「ビートルズの〝and your bird can sing〟を聞きながら書いていたので。」
「何でも持っている。何でも知っている。何でも出来る。
そんな君、君は何も見えていないんだよ。何も知らない。
そんな君もいつか気付くだろう。自分の姿に。
そんな時、傍らに居てあげるよ。」
今、この小説が映画になって公開されようとしている。
すごく楽しみだ。
どんな、函館がそこに有るのか。
どんな、人々のドラマが表現されるのか。
そして、見終わった私は…
.
第2章から4章は、時系列で、幼少期、青年期、そして作家としての苦悩まで描かれている。
その中で、いくつかの小説が紹介されている。
中には、昨今映画化された
『オーバーフェンス』
『そこのみにて光輝く』
そして最後の小説になった
『海炭市叙景』
が紹介されている。
いずれの作品も、まさに作家本人の命を削って紡がれたものと言うのが分かってくる。
そんな作品たちを、今、映画を通じて、あるいは小説を手に取って、じっくり味わいたいと思う。

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