タゴール・ソングスの作品情報・感想・評価

「タゴール・ソングス」に投稿された感想・評価

三白眼

三白眼の感想・評価

4.0
前に観た。
百年前の詩人タゴールの言葉を多くの人が諳んじることができる文化の厚み。優れた詩歌のもつ普遍性を思う
タカギ

タカギの感想・評価

5.0
五十嵐大介の漫画でよくある、
魔法が歌となって顕れる
というのの意味がよくわかった
口伝で弟子に歌を伝えていくシーンは魔法使いとその弟子といった感じだった
もし君の呼び声に誰も答えなくても
ひとりで進め。
国境や民族を越えてずっと
伝わってきた歌はよくわからないが、
なんかスゲ〜よ。
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#聞く人によって受け取り方がガラッと変わる詩
#100年後も残っているポップス
#理解できない詩
#タゴール影響を受け人達のおもい
#ドキュメンタリー
#ベンガルの誇り
#伝わらない言葉
kyoko

kyokoの感想・評価

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観ようかどうしようか迷っていたとき、この作品についてのブログで、ヤスミンアフマド『細い目』の冒頭、ジェイソンが母に読み聞かせた一遍の詩がタゴールのものであったことを知った。そしたら行くしかない。

「不思議ね。文化も言葉も違うのに、心のうちが伝わってくる」

ジェイソンの母のセリフは実に端的にタゴールを表していたのだなあ。

100年以上歌い継がれている歌なぞ世界中にたくさんあるだろう。でも、子どもから大人まで、農民からラッパーまで、国歌から愛の歌まで、これほどまでに民の血肉となって生き続けている音楽がほかにあるだろうか。憤り迷い立ち止まったとき、タゴール・ソングは人生の指針となってベンガルの人々を導き続けてきた。

100年前、来日したタゴールの話を聞いた日本女子大の学生たちの感動はいかばかりか。想像するだけで羨ましくなるけれど、100年後、この詩聖のことを知れたおかげでその何十分の一でも味わうことができたと思うととても嬉しくなった。
watasak7

watasak7の感想・評価

3.8
非欧米人で初めてノーベル文学賞を獲ったベンガル人タゴールの作った詩は、今でもベンガルの人々の間で歌い継がれている。
タゴールソングスの解釈も人それぞれ。この映画では、複数のベンガルの人のそれぞれの異なる生活背景と曲の関係・解釈を中心に話が展開される。

映画中の女の子が両親と口論するシーンなどは全く同じような会話を両親としたことがあり、どこの国も同じだなとしみじみ感じた。
タゴールが世界中を旅して廻ったように、彼女も日本や他のたくさんの国を訪問して自分の人生に欠けている何かを見つけて欲しい。
なら

ならの感想・評価

3.1
100年以上に渡り数々のロングヒットを飛ばしたインドのカリスマ、タゴール。彼のヒットソングが現代のインドの人々にどのように影響を与えているかを探ったドキュメンタリー。

もうちょいタゴールに関する背景知識を得てから鑑賞に臨んだら心象も違ったのかも。名曲がC-G-Am-F-Gの進行なのは万国共通らしい。
観るタイミングが良くなかったのか、いまいちピンとこなかった、、、ポジティブな詩がすべて上滑っていく感じ、、、メンタル調子いいときまたみたい。
Haco

Hacoの感想・評価

5.0
 “今から百年後、私の詩の葉を心を込めて読む人、あなたは誰? いまから百年後にーー”(タゴール『百年後』より)。消費される速度が速い自分の言葉に悩まされていた時、優しさを感じたフレーズだったなぁ。

 ラビンドラナート・タゴール(1861〜1941)は、非ヨーロッパ語圏で初めてノーベル文学賞を受賞したインドを代表する詩人*1 。ヤスミン・アフマド監督『細い目』(2004年)でも、冒頭などで詩が引用されることから大好きになりました。でも、生涯にわたって2000曲以上書き上げた「タゴール・ソング」*1 が、ベンガル地方の人々にこれだけ歌い継がれているのは知らなかった……。

 「タゴール・ソングス」と人々の物語。共通のものである歌に、自分の人生を生きていく中で自分なりに意味を見出していく。辛い過去に立ち向かう歌にも、将来の漠然とした不安に寄り添う歌にもなりうるから。

 コンビニのネットプリントで参加できた「映画『タゴール・ソングス』応援企画」も、今っぽくて秀逸でした。総勢45名の歌人による、ベンガル地方、カレー、映画などがテーマの短歌集を、個々人がネプリで印刷できるというもの *2。「仮説の映画館」で鑑賞したのですが、パンフレットなどがすぐに手に入らず自分の感想のぶつけどころが分からない中で、多くの人の感想とも言える“歌”がシェアされ、広がっていく感覚は豊かで。2020年を象徴するような映画体験でした。
インドにタゴールという人物がいて、彼が作った歌が、ベンガル人のほぼ全ての人々の心に深く染み込み、歌い継がれ、伝え継がれていることを初めて知った。
そして、初めて聞いた彼の歌のメロディに、涙腺が決壊しそうになったが理由は分からない。それが「音楽」の持つ力なんだろうか。
『バウルを探して』を読んだあと、どうしても観ておきたかった作品。
始まりの「100年後に」という詩はまるで予言のようだし、タゴールの祈りのようでもある。遥か昔の風景と今が繋がるような体験。
詩の意味を何度も何度も反芻して、だれでもない自分のために歌ってきた歌。年老いた人若い人、分け隔てなく「歌って」と言われれば自分の歌のように歌う姿に、タゴールの詩に触れた人達の心の豊かさを感じた。
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