タゴール・ソングスの作品情報・感想・評価

「タゴール・ソングス」に投稿された感想・評価

CK

CKの感想・評価

3.3
タゴールのことを深く知りたい人にはいいかもしれないけど、もっとインドの景色とか文化とか広い範囲で観たかった。
やっっっと観た。

なんつーか、いい顔で歌う人ばっかり。
2、3回ぐっと掴まれて涙出そうになる歌唱のシーンがあった。

後半急に物事が進んで映画になっていく感覚。とてもいい説明の仕方だし、出てくれた人全員王様のように威厳があって、百年後の誰かに言葉をかけてみるとしたら、って考えさせてくれる終わり方。

ずっと残っていく作品だろうな✨
白

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3.5
東京で最後に観た1本。学生時代は中野と西早稲田に住んで、西新宿と落合でバイトをしていたこともあって、思い入れのある東中野という土地にこの映画を観ることで別れを告げる運びとした。
上映後にバッハのトッカータ ニ長調を聴いて泣きながら池袋まで歩いた。
鳴く、に近い歌、こんなふうに共有できる歌があるなんていいな ほんとにいいな
めちゃくちゃ不思議なメロディ、ベンガル語のリズムだから乗る

「いまから百年後 私の詩の葉を心をこめて読む人──あなたは誰? いまから百年後に」

冒頭からずっと涙が出た!
Jaya

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3.6

このレビューはネタバレを含みます

タゴールソングスの映画であって、タゴールの映画ではありません。
タゴールソングスというと一連の楽曲があるのかと思っていましたが、そうではなく(いや、そうなんですが)、もはやタゴールの手からは離れ、人々がそれぞれ自分の解釈するタゴールソングを歌う、そのような存在のようです。歌い手の使う楽器もバラバラです(見たこともない良い音出す楽器がいくつも出てきて、興味をそそられました)。
ですから、タゴールソングを師や先生から「習う」ということを理解するのに少し時間がかかりました。
日本で無理矢理例えるなら、昔の義太夫節であるとか長唄、民謡、そういったものが近いのでしょうか。

国や文化が違っても同じ人間として通底するものを感じる瞬間が、外国が舞台のドキュメンタリーを観るときの個人的な醍醐味なのですが、そういったものを感じさせてくれる作品でした。
訳の上手さもあるのでしょうが、撮影対象の立場を考えたとき、タゴールの詩が心に刺さり、いたく共感してしまうシーンがいくつもありました。

撮影自体は淡々としたもので、解説的なナレーションや挿入も皆無ですが、タゴールの詩の雰囲気に合っていて効果的だと感じました。
(対象の青年と一緒に列車の屋根に乗っての撮影は結構怖かったのでは、と勝手に想像したりもしました)
逆に、作曲は誰なのか?(これはパンフレットに書いてありました。本人なのですね、驚きました。)なぜここまで広まったのか?といった点はよく作品からは分かりませんでした(作品の主旨とは関係ないので良いのですが)。

ただ、個人的には最終盤の来日のシーンは蛇足だと感じました。来日の経緯が描かれておりませんし(タゴールの本に日本に行ったことがあると書いてあった、だけでは動機として余りに弱く、招いたのか否かも不明ですし)、シーンの雰囲気も変わりすぎて突拍子もなく感じ、単なる観光旅行(にしか見えませんでした)に同行する大きな意義があったのか、疑問です(日本以外の国であったら同行撮影したのでしょうか?)。直前のお師匠さんのシーンがすごく良かっただけに、あそこで終わっていてくれた方が…と感じてしまいました。

全体としては美しくまとまっていて、タゴールソングスなるものの存在を教えてくれたこの映画に感謝です。
太郎

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3.4
貧しさにある自分を鼓舞し前に進むためにタゴールを歌う若者が、走行する列車の屋根の上から叫ぶシーンが印象的だった。
TsutomuZ

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3.6
100年後の新しい詩人へ

タゴールソングスを歌う新しい世代の顔とその背後にある社会をとらえることが映画的だなと思った。

音つなぎで空間を飛ぶのが映画的快楽だった。
kamo

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3.3
仮設の映画館にて鑑賞。

日本に住んでる男の子が「1人でも進め」って歌うのが響いた。

あと、詩の威力というか、ラップがすごく響いた。ラップのパワーってやっぱスゴい。
n

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3.4
「古い文化を捨てたりしない
そんなことを望んでいないから」


「それでも君はひとり雷であばら骨を燃やして進み続けろ」


ちょっとグダグダしてたけど、面白い感覚だった〜
タゴールについて、わかったとは言えない。タゴールに熱くなる人の想いが少し理解できた。

人は不自由であることから、いろんなことを想い、生み出していく。

芸術や思想は、抑圧された社会にこそ必要とされる。

私たちが求めているのは、自由なんだろうか。

ちょっとの自由とたくさんの不自由との中で、多くの人は心の平穏を保っていると思う。
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