オリジナルを凌駕する作品は！？
【リメイク映画のススメ】

◆本作　(リメイク作品)
ロボコップ (2014)
・製作国: 🇺🇸アメリカ
・主演: ジョエル・キナマン
・監督: ジョゼ・パジーリャ
・製作費: $100,000,000
・興行収入: $242,688,965

◆オリジナル作品 (リメイク元)
ロボコップ (1987)
・製作国: 🇺🇸アメリカ
・主演: ピーター・ウェラー
・監督: ポール・バーホーベン
・製作費: $13,000,000
・興行収入: $53,424,681 (北米のみ)

〈リメイク作品のポイント〉
・最新の特殊視覚効果により、
　緊迫感溢れる映像を実現。

〈見処〉
①伝説の80'sカルトSFを
現代風にスマート・アレンジ！
・『ロボコップ』は、2014年に製作されたSFアクション。
・本作の舞台は2028年のデトロイト。同所に本拠を置く巨大軍事企業オムニコープ社は、アメリカ本国の販路拡大を阻む、ドレイファス議員が発案した、ロボット配備規制法を回避するため、機械と人間を融合させたロボコップ計画を立ち上げる。
・被験者として選ばれたのは、瀕死の重傷を負っていたアレックス・マーフィ刑事。オムニコープ社の技術により、彼の脳・心臓・肺以外を機械に改造し、ロボコップとして新たな命を得る。当初は驚異的な力を身に付けたことに戸惑ったアレックスは、だったが、開発者らの試行錯誤もあり凶悪犯を次々と捕らえ人々から絶大な支持を得るようになる。ところがオムニコープ社の汚職さえ暴きかねないアレックスに対して、抹殺の手が延びる…。
・本作は、ポール・バーホーベン監督による80'sカルト作品『ロボコップ』のリメイクかつリブート作品。監督はブラジル出身のジョゼ・パジーリャ、アレックス役はスウェーデン出身のジョエル・キナマンとそれぞれ新鋭が務め、ゲイリー・オールドマン、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・キートンら名バイプレーヤーが脇を固める。

②結び…本作の見処は？
◎: 最新の特殊視覚効果に加え『ボーン・アイデンティティ』以降定着した、近距離ハンディカム撮影＋カット多用の映画技法にて、オリジナルよりもリアリティーが格段に増している。正統派SFアクションとして、なかなかの良作。
○: 武器やバイクなどのガジェット、ブラウザ仕様の視覚など、実現可能に見える装置は見ていて楽しい。
○: 主役よりも脇役が豪華。それぞれ適性に見合った配役が心地好い。
▲: 一部、ゲームにしか見えない特殊効果も見られ、製作費１億ドルを要した作品には見えず。
▲: 家族愛に対する描写に欠け、捻りのないクライマックスも味気ない。

〈リメイク作品の判定〉オリジナル ○
演出　　　 : オリジナル ○
配役　　　 : リメイク ○
特殊効果　 : リメイク ○
ストーリー : オリジナル ○

オリジナルとリメイクそれぞれに良さがあり、ドローかな…と思いつつ、風刺に溢れるオリジナルの方が強い印象に残る。オリジナルに軍配を上げたい。

• #リメイク映画のススメ

アンドロイドとなった警官の活躍と苦悩を描くSFポリスアクションドラマ「ロボコップ」のリメイク版。　

ジョエル・キナマンが主演、ゲイリー・オールドマン、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソンらが共演、アビー・コーニッシュがヒロインを演じる。　

近未来のデトロイト。愛する妻子と暮らす警察官アレックス・マーフィー（ジョエル・キナマン）は、自宅で爆弾テロに会い瀕死の重傷を負う。妻（アビー・コーニッシュ）による苦渋の決断で、アレックスはオムニコープ社の中国の研究施設でアンドロイドのロボコップとして蘇る。デトロイトに戻って来たロボコップのアレックスは次々と犯罪者を逮捕していき、デトロイト警察署の本部長までもが悪党と癒着していることを明らかにする。これをネタにオムニコープ社は警察の汚職を訴えて、自社のロボット刑事の導入を上院議会で承認させようとする....　　

オープニングはMGMのトレードマークであるライオンの吠えるシーンのパロディで始まります。
ロボコップがオリジナル作品からデザインを一新して黒いスーツとなり、ヘルメットはセンサーが赤く光ってカッコいい。黒いバイクも決まってます。
またヒューマンドラマもオリジナルよりも家族との絆などがきっちり描かれていて見ごたえあった。
終盤では、ロボコップがオムニ社の幹部を撃つことができずにピンチに陥り、ハラハラです。
果たしてロボコップの運命は如何に....
「アメリカは　今この時も　そしてこれからも永遠に　この地球で　最も偉大な国家なのです　パット・ノヴァックでした　おやすみなさい」　　

2023.5　BSテレ東で鑑賞（シネマクラッシュ・吹替：渡辺ひとみ 訳）

• #オムニコープ社
• #オムニコープ病院
• #上院議員
• #シャットダウン
• #赤マーカー

あらすじ
瀕死の重傷を負った警察官が全身を機械化したロボコップとなって活躍する姿を描いたポール・バーホーベン監督による大ヒットSFアクション「ロボコップ」（1987）を、新たに映画化。2028年、巨大企業オムニコープ社がロボット技術を一手ににぎる世界。米デトロイトで愛する家族と暮らす勤勉な警察官アレックス・マーフィーは、勤務中に重傷を負い、オムニコープ社の技術によりロボコップとして新たな命を得る。驚異的な力を身に付けたアレックスだったが、そのことから思わぬ事態に直面することとなる。監督はブラジル出身の新鋭ジョゼ・パジーリャ、アレックス役はスウェーデン出身のジョエル・キナマン。ゲイリー・オールドマン、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・キートンらが脇を固める。

80年代の1作目のロボコップだと思いみてみると、まさかのリメイクされた最近の方で、ちょっと残念でした。
内容としてはロボコップ自体はかっこいいビジュアルなんですが、
アクションシーンがあまり無く迫力もないので若干垂れ気味でした。キャストは最新作スーサイドスクワッドでリックフラッグを演じるジョエルキナマンを始め、
相変わらず演説して放送禁止用語を叫ぶサミュエルLジャクソン、
この作品の後にバードマンで一躍ハリウッドスターに返り咲いたマイケルキートン、敵も味方の役もどちらも出来る好きな俳優ベスト5に入るゲイリーオールドマン、など豪華で尚且つ好きな俳優たちが出演していて飽きさせませんでした。そこは良かったとおもいます。