ウォールデンを配信している動画配信サービス

『ウォールデン』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ウォールデン
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

ウォールデンが配信されているサービス一覧

ウォールデンが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『ウォールデン』に投稿された感想・評価

菩薩
4.0
本来であれば他人の日記帳を覗くなどと言う行為は異常なまでの胸の高まりと、拳大程の背徳感に脅かされながらするべきなのだろうが、メカスの映画によるそれは、まるで死の寸前に見る走馬灯の如きスピードで目の前を去っていき、追いかけるのが必死である。彼の眼が捉える「今」の姿、恐らくこのヴェルヴェット・アンダー・グラウンドも、アンガス・マクリーズ以降〜ニコ以前のものであろうか。だが彼の眼が捉えるのは「今」の姿ばかりでは無い、刻々と映し出される「今」の前には、彼の精神の根底に巣喰う拭い去れない「過去」が潜んでいる、このニューヨークはまるでリトアニアの様に多くの雪が降る。絶賛終活中の身としては、その日に備えてその瞬間の為に流すべき走馬灯をなんとか用意せねばならぬのだが、メカスのこの作品は映画は個人であっても誰でも撮れるのだと言っているように見せかけて、本当は映画は誰にでも撮れる代物では無いと言ってるかの様に思える。例え俺がここ5年ほどカメラを回し続けていたと仮定しても、形になるのはたかだか2、3分と言ったところだろう…ウォーホルもいないしラ・モンテ・ヤング筋もいないし、ビートマニアはあったけどジェネレーションでは無いのだから…。
[日記と日記映画の違いについて] 70点

人の日記を頭から読む人間がいないのと同様に、人の日記映画を頭から見ても仕方がない。だから「As I Was Moving Ahead...」とて一気に見なかったのだが、映画館となれば仕方がないじゃないか。などと御託を並べて爆睡したのを正当化しようと試みたが早々に諦めた。

しかし、「As I Was Moving Ahead...」とやっていることはほぼ同じなのに心に響かなかったのはなぜだろうか。私は勝手にこう結論付けた。
日記はパーソナルであるが日記映画はパーソナルではないということである。人に見せることを前提に記録を始めた後者は圧倒的に恣意的な映像が含まれるだろう。加えて、本作品はメカス本人と同じ時代の記録であるので、メカスの"眼"が介在してしまう。「As I Was Moving Ahead...」はその点子供たちの記録であるので介在するのはメカスの"頭"か"心"であり、余計なことを考える必要がなかった。

でも大部分寝ちゃったから何も言えないわ。ごめん、メカス!

イメージフォーラムでは現在ワイズマンをやっており、その片手間レベルに上映されているので、お客も少なかった。途中から半券も見せずに顔パスで入れるようになったのは笑った。
gena
4.2
次から次へと色もトーンも瞬時に変わる大量のカットがおもしろく、長尺なのに、ずっと観ていられた。映像詩といわれるが詩というよりも日々を記録した映像日記。映像がシャッフルされ、カットは「リトアニアへの旅の追憶」よりさらに短く、サビリミナル効果みたいに、何か背景にあるんじゃないかと意識を遠くして観てみたりした。

映像のみならず、音声、音響効果もおもしろく、圧縮された映像同様に音声も圧縮され、環境音が重低音になっていたりする。基本、倍速らしいが、オリジナルがわからないほど音の太い綱の束になっていた。その環境音に耳を澄ますと、私には第九や、あり得ないけど陽水の少年時代が聞こえたり、空耳アワーを楽しんだ。

都市の音は自動車音であろう。海の音は船と波。木立の梢から吹き下りる木枯らし、様々な環境音が、重低音に変換されていた。

雪合戦のシーンはコクトーへのオマージュ。ウォーホールらしき人がたびたびサブリミナル的に現れた。ラスト近くにジョン&ヨーコの「ベッド・イン」の平和活動パフォーマンスも収録されている。

ジョナス・メカスがタイトルにソローの著書「ウォールデン」を名付けたかは、ニューヨークの生活であっても、そこかしこに「ウォールデン」の森の暮らしのように自然とふれあうことができるからだという。セントラルパークに限らず、メカスは自然を、植物や鳥、生き物を都会に見つけていた。

映像の内容は、ニューヨークでの暮らしを中心に、友人の結婚式やイベントを映した映像日記で、「リトアニアへの旅の追憶」のように、なんとなくストーリーがみえてくるものではなかったが、ライフヒストリーだった。日記を綴るとは、人生を物語ることなのだ。

『ウォールデン』に似ている作品

イメージの本

上映日:

2019年04月20日

製作国:

上映時間:

84分
3.6

あらすじ

何ひとつ 望み通りにならなくても、希望は生き続ける---。88歳を迎えてなお、世界の最先端でエネルギッシュに創作活動 に取り組むジャン=リュック・ゴダールが新たに撮り下ろした子どもたちや美…

>>続きを読む