ジュリアンの作品情報・感想・評価・動画配信

『ジュリアン』に投稿された感想・評価

4.5

ハーモニーコリンの魅せる世界は感動頂戴なんてのは一切無くてただひたすらに生々しいしく気味悪く時にノスタルジック。

アートブックとか見てると活動休止までの作品の中で1番彼らしい作品なんじゃないかって…

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ま
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このレビューはネタバレを含みます
・一回印象的な場面で使われた歌をまた使うところ。野原のシーンが素敵だった
・お母さんと電話をするところ
・抱き抱えて家まで来るところ

握手(シェイク)してって言われて全力で体振る(シェイク)ジャマなジャブ野郎ジュリアンがたまらなかった。
ユエンブレムナーの本気の役作りに感動しました。
ヘルツォーク先生も負けじとガスマスクつけて踊っ…

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3.2

初ハーモニー・コリン。ホームビデオのようなノイズは好み分かれそうだけど自分はわりと好きです。
ただ統合失調症患者の主観のような不条理劇というか、悪い意味で即物性に支配されていて、これにアート性を見出…

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4.5

醜く切り刻まれるような編集によっても、デジタルの粗い画素の渦に弄ばれ、歪んだ残像の荒波にさらされても、本作の「魂」としか表しようのないものは、屹然として自らの存在を主張する。
それは猥雑で壊れたよう…

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ジュリアンは盲学校で解除の仕事をしているが、精神分裂症。家庭でも居場所がなく、精神的重圧が…。ハーモニー・コリン監督・脚本。 シネマライズ渋谷にて
Juzo
4.3

精神疾患を抱えた青年と彼を取り巻く家族の奇妙で痛切な日常を描いた作品。
ハーモニー・コリンらしい「社会の周縁に追いやられた人々」の視点が徹底されていて、観ているこちらは最初から最後まで居心地の悪さと…

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1999年、アメリカ、実験アート+ドラマ。

再鑑賞。

公園でカメと遊ぶ少年を見つけ、カメに魅せられ譲って欲しくなり少年に頼むが断られ、思わず殺してしまう統合失調症の青年ジュリアンから話が始まる。…

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ハーモニーコリンがいかにドグマ95を冷笑的に捉えてるかが伺える。
自覚的じゃなくてもホームビデオチックな距離感、ハンディの揺れがジュリアンと家族の心情に絶妙にシンクしてる。
こんなグルービーな映画他…

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不快極まりない映像の連続は流石ハーモニーコリンって感じ。

作家性なんだろうとは思うが、手持ちビデオによるフレーミングが圧倒的な自由な視点得ているのに、むしろ不自由というか、監禁性を感じるっていうの…

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