ヴェンダースが見たドイツの街の風景。固定カメラで、アパート群、行き交う自動車、渋滞の列、走る列車などを捉えている。ストーリー性は全く無いのだが、車の動きなどになにかしら物語を見出そうとしてしまう自分…
>>続きを読む有象無象から水面になる感性。なぜ、ヴェンダースが撮る街はこんなにもノスタルジックに映るのだろうか。人から物語が始まるのではなく、街から始まる、ヴェンダースの作品の特徴。はじめからそうだったのだなと思…
>>続きを読む不協和音にも近いレコードの音がすでに「ヴェンダースの音」だった。
交差点を行きかう車のライトが綺麗で、シルバープリントが連続しているような映像の流れが好きで、ずっと見ていたかった。
@ストレンジャ…
例えば線路を映したショットは、通常は列車が奥から手前に走ってくるようにカメラを置くものだが(リュミエール『ラ・シオタ駅への列車の到着』)、本作では真逆の位置で手前から奥へ列車が走っていく。前者のカメ…
>>続きを読むこちらも続けてStrangerにて樋口尚文さんのトーク付き。
ただひたすらに遠くで車が走る実景、街並み、それだけでなく静止画を何分も見せられるナゾの時間、、笑
こういうのでも映画って言っていいんだ…