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化粧雪
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『化粧雪』に投稿された感想・評価

3.8
余所から聞こえる音を意識する。ラジオの漫才、高座の出し物、一人さらう清元、汁粉屋や客席のざわめき。
「早慶戦」から察するに、舞台は1930年代前半か。シルエット風味の近代的風物が、か細くも続いてきた存在を脅かしていく。寄席の内情が興味深い。ぼやきつつ一家をアシストする釜足&虹子。
やるせない展開にタイトルの意味を噛みしめる。五十鈴様幸せになって。
鬼は外ー!福は内ー!
山田五十鈴の表情が崩れて号泣するタイミングが見事です
(#123、124)
#123
東宝90年大会@フィルセン
期待の民三映画!
だが、成瀬巳喜男のピンチヒッターだったようで、民三テイストは皆無。
そもそも脚本がダメで、寄席の復興と、父親の末期を、もっとうまく交互にからめて、一種のサスペンス的なクライマックスにしないと。
ラスト、あのあとどうなってしまうのか、希望も絶望も、どちらも想像できない終わり方も、よくないと思う。
山田五十鈴が弟に向かって「私たちは私たちで頑張っていきましょう」なんて宣言し、寄席売却は兄にまかせるような態度だったが、ではいったい、どうやって弟の学資を稼ぐつもりなのか。
あそこは、兄と一緒に「この寄席を処分するから、お兄さんもこれを機会に生まれ変わって」という場面ではないのか。
その山田五十鈴、23歳くらいだと思うが、実に美しい。
顔のアップが多いのもよかった。
一龍齋貞山の講談も実に立派だった。
満席の寄席客のなかに、高堂國典がいたような気がするのだが。
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『釣鐘草』★★★★
#124 東宝90年大会@フィルセン
(本作がサイト内にないので、ここに書きます)
民三の「デコちゃん」乙女映画、初鑑賞。
『花つみ日記』の翌年の作品で、清水美佐子や林喜美子など、おなじみの顔ぶれ。
内容も、いかにも民三で、たまらん女学生ものなのだが、これ、後半、欠落しているのでは?
(本日は「59分」だったが、映画製作者連盟サイトなどでは「68分」となっている)
だって、いくらなんでも、あんな急に、何の予兆も伏線もなく、元気な弟が肺炎で急死するなんて、物語構成上、おかしい。
デコちゃんが木馬を持って帰郷するとき、すでに弟の危篤を知っていたようだが、ということは、そこへ至るまでのエピソードが、なにかあったはず。
フィルム自体ボロボロで、途中、なんどか妙な切れ目があったので、おそらく欠落なのでは。
そこを除けば、民三乙女映画の傑作なのだが。
途中、あの時代にしては珍しい、ズームアップやズームアウトがさかんに使われており、新鮮だった。

『化粧雪』に似ている作品

祇園の姉妹

上映日:

1936年10月15日

製作国・地域:

上映時間:

69分

ジャンル:

3.9

あらすじ

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