化粧雪を配信している動画配信サービス

『化粧雪』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

化粧雪
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『化粧雪』に投稿された感想・評価

3.8
余所から聞こえる音を意識する。ラジオの漫才、高座の出し物、一人さらう清元、汁粉屋や客席のざわめき。
「早慶戦」から察するに、舞台は1930年代前半か。シルエット風味の近代的風物が、か細くも続いてきた存在を脅かしていく。寄席の内情が興味深い。ぼやきつつ一家をアシストする釜足&虹子。
やるせない展開にタイトルの意味を噛みしめる。五十鈴様幸せになって。
鬼は外ー!福は内ー!
山田五十鈴の表情が崩れて号泣するタイミングが見事です
(#123、124)
#123
東宝90年大会@フィルセン
期待の民三映画!
だが、成瀬巳喜男のピンチヒッターだったようで、民三テイストは皆無。
そもそも脚本がダメで、寄席の復興と、父親の末期を、もっとうまく交互にからめて、一種のサスペンス的なクライマックスにしないと。
ラスト、あのあとどうなってしまうのか、希望も絶望も、どちらも想像できない終わり方も、よくないと思う。
山田五十鈴が弟に向かって「私たちは私たちで頑張っていきましょう」なんて宣言し、寄席売却は兄にまかせるような態度だったが、ではいったい、どうやって弟の学資を稼ぐつもりなのか。
あそこは、兄と一緒に「この寄席を処分するから、お兄さんもこれを機会に生まれ変わって」という場面ではないのか。
その山田五十鈴、23歳くらいだと思うが、実に美しい。
顔のアップが多いのもよかった。
一龍齋貞山の講談も実に立派だった。
満席の寄席客のなかに、高堂國典がいたような気がするのだが。
=======================
『釣鐘草』★★★★
#124 東宝90年大会@フィルセン
(本作がサイト内にないので、ここに書きます)
民三の「デコちゃん」乙女映画、初鑑賞。
『花つみ日記』の翌年の作品で、清水美佐子や林喜美子など、おなじみの顔ぶれ。
内容も、いかにも民三で、たまらん女学生ものなのだが、これ、後半、欠落しているのでは?
(本日は「59分」だったが、映画製作者連盟サイトなどでは「68分」となっている)
だって、いくらなんでも、あんな急に、何の予兆も伏線もなく、元気な弟が肺炎で急死するなんて、物語構成上、おかしい。
デコちゃんが木馬を持って帰郷するとき、すでに弟の危篤を知っていたようだが、ということは、そこへ至るまでのエピソードが、なにかあったはず。
フィルム自体ボロボロで、途中、なんどか妙な切れ目があったので、おそらく欠落なのでは。
そこを除けば、民三乙女映画の傑作なのだが。
途中、あの時代にしては珍しい、ズームアップやズームアウトがさかんに使われており、新鮮だった。

『化粧雪』に似ている作品

小早川家の秋

製作国:

上映時間:

103分

ジャンル:

3.9

あらすじ

代々造り酒屋の小早川家も大資本の波に押され、当主の久夫も頭が痛い。それに加え、亡き長男の嫁・秋子の再婚話や末娘・紀子の結婚話と悩みは尽きない。その一方、義父・万兵衛は久夫に当主の座を譲って…

>>続きを読む

瀧の白糸

製作国:

上映時間:

98分
3.9

あらすじ

明治二十三年頃、北陸一帯を巡業する見世物の中に、今評判の水芸の太夫“瀧の白糸”がいた。美人で勝気な男勝りで通っている白糸が、一日の興行を終え、浅野川の辺りでホッとした時間を過ごしていると、…

>>続きを読む

血斗水滸伝 怒涛の対決

製作国:

上映時間:

114分

配給:

  • 東映
3.5

あらすじ

利根川を挟んで対立する飯岡助五郎一家と新興の笹川繁蔵一家。繁蔵一家に執拗な嫌がらせを繰り返してきた助五郎一家だったが、国定忠治が間に入り、強引に手打ち式を行う。しかし、助五郎はこれを無視し…

>>続きを読む