韓国のオリジナルは有名だけど観たことなくてリメイクのキャスト観てビックリして観るの決めました✨

サノス（ジョシュ・ブローリン）
ワンダ（エリザベス・オルセン）
ニックフューリー（サミュエル・L・ジャクソン）
とMARVEL俳優勢揃い😳

あらすじは
20年間監禁された主人公が、ある日突然解放されるがその理由とは、、

という感じから始まってR15ということもあってけっこうハードな作品でした😳


大暴れするシーンはサノスが暴れてるみたいだった😳💦💦
ある意味マルチバース笑


どんでん返しの映画だけどオリジナル版も見たくなりました😳

『オールド・ボーイ』
原題 Oldboy.
映倫区分 R15+.
製作年 2013年。上映時間 103分。
土屋ガロンと嶺岸信明による日本の漫画を韓国のパク・チャヌク監督が映画化し、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『オールド・ボーイ』（2003）を、スパイク・リー監督＆ジョシュ・ブローリン主演で新たにハリウッドで映画化した復讐サスペンス。
ウィル・スミスとダニエル・クレイグが主役のオファーを受けたが断ったそうです。
また、クリスチャン・ベイル、コリン・ファース、クライヴ・オーウェンがエイドリアン役のオファーを受けたが断ったそうっす。

酒に酔ったある夜、突然拉致され、テレビだけが置かれた部屋に閉じ込められたジョー・ドーセット。理由もわからぬまま20年に及ぶ監禁生活を強いられたジョーは、ある日突然解放されるが、外界に出ると妻殺しの汚名を着せられていた。自分を陥れた犯人を見つけ出し、復讐を誓うジョーだったが、そんな彼の前に冷酷非道な男が現れる。

今作品の原作漫画を読んだことはないけど、オリジナルの韓国映画（2003年）は既に見てます。
記憶やと、比較的善くリメイクされていると思う。
個人的には、今作品が韓国版以上に優れている可能性は低いとは云え甲乙は付けがたい。
個人的には今作品は面白かった。
主演のブローリンは巧みやったし（役作りのために体重を増やしたのも印象的）、
シャールト・コプリーは役の多様性と純粋な才能で驚かせてくれた。
スパイク・リーの大ファンとまでは云わないけど、彼の映画で楽しめたものが沢山ある。
これは、おそらく彼のベスト（あるいは少なくともその一つ）だと思います。
リーが本当に多様化し、スタイル化された武術の復讐劇をやっているのを見るのは素晴らしいことです。
スタジオ（公開する側）が、この映画を作ることを望んでいるのは分かるなぁ。
スタジオ（映画公開）がリーの好みのバージョンから30分以上カットしたのを知っている（ブローリンもリーのカットを好んだ）ので、もしかしたらもっといい映画になったかもしれへんのはちょい残念やけど。
半ばの大きな戦闘シーン（ハンマーを使う）は、もともと1カットで全部やっていた（延長版で表示された）のだろう。
製作者が今作品の興行的な可能性を信じられなくなり（トラッキングが悪かったため）、多くの劇場で公開されなかったのは残念なことだと思う。
今作品のプロットは韓国版を見てるし知ってはいたが、今作品で改めて見ても非常に興味深いモノやと思う。
ある男が誘拐され、正体不明の誘拐犯によって正体不明のまま監禁される。
最終的に明らかになるのは、ラストショット近くになってからで、そこでようやく、この1時間半の間に展開されたことをまとめ始めることができる。
今作品を初めて観て、この展開が予想できた人は賞賛に値する。
今作品は十分なヒントとテンポの良さで観てる側を飽きさせないが、謎に包まれているため、フィナーレは驚く方も多いかと思います。
今作品を理解すると、信じられないほど暗く、不気味であり、そのために魅了されました。
しかし、最後に少し消化不良を起こしたのも事実かな。
まぁ、ときと場合によってはそれが好きですが。確かに、すべての人の好みに合うとは限りませんが、小生はこのコンセプトに共感してます。
演技の面では、ジョシュ・ブローリンとエリザベス・オルセンの演技がすばらしかったです。
特にブローリンは、動物的な本能から絶望の淵まで、さまざまな感情や段階を演じ分けてました。
ただ、アクションに少し違和感を覚える部分があったが、臆面もなく暴力的で、特に陰惨なシーンがいくつかあり、すぐに忘れることはないかな。　
個人的には今作品は面白かったです。
欠点もあるが、中心的なプロット、ブローリンとオルセンの演技、そして映画全体のスタイルとビジョンは素晴らしかった。
陰惨でミステリアスなスリラーに舌鼓を打てた。

オリジナルを凌駕する作品は！？
【リメイク映画のススメ】

◆本作　(リメイク作品)
オールド・ボーイ (2013)
・製作国: 🇺🇸アメリカ
・出演者: ジョシュ・ブローリン
エリザベス・オルセン
サミュエル・L・ジャクソン
・監督: スパイク・リー
・製作費: $30,000,000
・興行収入: $4,861,022

◆オリジナル作品 (リメイク元)
オールド・ボーイ (2003)
・製作国: 🇰🇷韓国
・出演者:チェ・ミンシク
ユ・ジテ
・監督: パク・チャヌク
・興行収入: $14,980,005

〈リメイク作品のポイント〉
・英語圏に作品舞台の変更、
　グローバル市場向きに再製作

〈見処〉
①原作:日本、原型:韓国、複製:米国。
　傑作バイオレンスのリメイクは如何に？
・『オールド・ボーイ』は、2013年に製作されたスリラー映画。
・本作の舞台は1993年のアメリカ。泥酔したジョー・デュセットが目を覚ますと、見知らぬ部屋に監禁されていた。
・何者かが監視しているその部屋のテレビのニュースにて、ジョーの妻が殺害され、自分が容疑者にされていること、幼い娘ミナが養子に出されていることを知る。
・やがて20年の歳月が流れ、ジョーは何の前触れもなく解放された。なぜ20年も監禁され、突然解放されたのか。理不尽な仕打ちに対する激しい怒りが、ジョーを凄絶な復讐へと駆り立てていくが…(allcinemaより抜粋)。
・本作は、日本のカルトコミックを原作とした、韓国の鬼才パク・チャヌク監督による、衝撃のアクション・バイオレンス作品を『ドゥ・ザ・ライト・シング』(1989)の名匠スパイク・リー監督でハリウッド・リメイク。
・出演は『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリン、『アベンジャーズ』シリーズのエリザベス・オルセン、『第９地区』のシャールト・コプリーにサミュエル・L・ジャクソンが脇を添える豪華キャストながら、興行収入は製作費の２割にも満たない4,861千ドルと、失敗に終わった。

②リメイクまでの道のり
・大成功した韓国発のバイオレンス『オールド・ボーイ』 (2003)のリメイクは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)を手掛けたばかりのジャスティン・リンが企画化し、2008年11月にドリームワークスとユニバーサル・ピクチャーズがリメイク権を獲得。
・当初は主演ウィル・スミス、監督スティーヴン・スピルバーグが想定されていたリメイク企画であるが、2009年6月、原作の権利を保有する双葉社は、許可なく映画化権を売却した韓国のプロデューサーを提訴。その結果、ドリームワークス、ウィル・スミス、スピルバーグはプロジェクトから脱退、プロジェクトは中止となる。
・2011年にはマンデート・ピクチャーズにより、スパイク・リー監督によるリメイク
製作を発表され、本作製作に至っている。

③結び…本作の見処は？
ここにもあった「隠れアベンジャーズ」作品。
◎: ジョシュ・ブローリンとエリザベス・オルセンによる出演作品。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で対峙したサノスと
ワンダが全く正反対となる本作の「濃密な関係」は、アベンジャーズファンには興味深い。
○: クライマックスに至るストーリーはオリジナル作品よりもシンプルで、胸糞感はない(褒め言葉)。
○: 弱っちいサミュエル・L・ジャクソン、どこに出演していたかわからなかったラミ・マレック…。凝視するとなかなか楽しめそうな作品。
×: オリジナルにあった「強烈な恨み」が大きく薄れ、毒々しさは感じないし、アメリカ文化には馴染まない。(本作はフィンチャー監督の『ゲーム』に近いかも)

〈リメイク作品の判定〉オリジナル ○
演出　　　 : オリジナル ○
配役　　　 : オリジナル ○
アクション : オリジナル ○
ストーリー : リメイク ○

ストーリーは結末以外、オリジナルとほぼ同じ。オリジナル作品の強烈な作風には敵わないが、大惨敗した興行成績に対して、なかなか見応えのある作品であった。オリジナル未鑑賞の方は、本作でも十分満足出来る。

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