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7月14日の娘
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目次

7月14日の娘の作品紹介

7月14日の娘のあらすじ

フランス映画界注目の新世代コメディの鬼才アントナン・ペレジャトコが監督・脚本・編集を務めた、長編監督デビュー作。経済危機で混乱するフランスを風刺しながら、軽快でナンセンスな笑いをちりばめて不器用な男女の恋と冒険を描くバカンス・コメディ。主演はアントナン・ペレジャトコの次作となる『ジャングルの掟』(2016)や『ワイルド・ボーイズ』(2017)のヴィマラ・ポンス。共演に『ラヴ・アフェアズ』(2020)やギヨーム・ブラック監督の『やさしい人』(2013)などのヴァンサン・マケーニュ。第66回カンヌ国際映画祭監督週間でプレミア上映され、アテネ国際映画祭2013で最優秀脚本賞を受賞した。 7月14日の革命記念日、ルーブル美術館で働く青年エクトルは革命記念品を売るトリュケットと出会う。2人は互いに一目惚れして惹かれ合うのだが、なかなか上手くかみ合わない。エクトルは友人パトールと共に、トリュケットとその友達シャルロットを海へのバカンスに誘う。そこにシャロットの弟ベルティエも仲間に加わり、5人は海を目指して車で出発する。彼らはフランスの田舎道を進むが、様々なトラブルが彼らを待ち、エクトルとトリュケットは離れ離れになってしまう。やがて、政府がバカンスを1ヶ月短縮することを決定し、国中が大混乱に陥ってしまう。果たして、エクトルとトリュケットの恋の行方は…?

7月14日の娘の監督

7月14日の娘の出演者

原題
La Fille du 14 juillet
製作年
2013年
製作国
フランス
上映時間
88分
ジャンル
コメディ

『7月14日の娘』に投稿された感想・評価

"全て捨てるぞ!行き先は未知だ!フランスは終わりだ!ハッハッハ"

【OUTLINE】
 個性的な男女グループがバカンスの旅に出かける、フレンチシニカルシュールコメディ。


【感想】
《myfffSP3貫》2貫目

 飾り皿にスープを注ぎ続けたり、霧の中で靴だけで彼女を探したり。無駄でバカバカしい時間が続く非常にシュールな徒然コメディ。

 不況が続く時代のフランスへの諦観と、それを解決に向かわせるよりもその時その時を自由に意味もなく色恋や欲望に生き続ける人々への皮肉が込められているのかもしれない、と感じた。

---
観た回数:1回
直近の鑑賞:myfff(21.07.13)
菩薩

菩薩の感想・評価

3.9
もし岡本喜八がフランスでロードムービーを撮ったら…シリーズ。執拗なまでに小ボケ小ボケのマシンガン状態、普通にコント職人としてKOC準決勝まではいける実力を感じる。財政危機に端を発したバカンスの短縮、こうなりゃヤケだとアナーキーに荒れ狂う若者達がいる中で、主人公の青年はひたすらマイヴィーナスの影を追い続ける。これは全世界的に言える事だと思うが、金無い金無い言っときながら結構な軍事費はおかけになられるんですねぇ…なんて当たり前の批判精神は持っとかなきゃいけないし、日本もこれくらい首長や社会情勢をコケにするコメディをいい加減作るべき。とまぁ難しいことはさておいて、バンバン人が死ぬし、無駄におっぱいポロリは多いし大満足の90分、たとえ煙に巻かれても、僕等は再び出会えるね、だってこの恋は運命なのだから!なんて落とし方も憎い。若者よ、大志を抱け、そして大海原に漕ぎだすのだ、てめぇらのケツはてめぇらで拭けと、場内の糞爺を横目に心底思う(注意してくれた女性の方ありがとうございました)。
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0
アントナン・ペレジャトコ監督による長編デビュー作。
ニューウェーヴな?フレンチ・コメディ。

ルーヴル美術館の警備員やってる男エクトルに、同僚女性シャルロットが友人トリュケットを美術館内で出会わせると、エクトルの頭は彼女でいっぱいに。

エクトルの友人パトールは無認可の医者プラセンタの助手?(偽物)をやっていたところに警察の手入れが入り、テンション高い医者とそれぞれ逃げてる。

エクトルは、トリュケットとシャルロットを誘い、パトールの古いメルセデスでバカンスへ誘う。
(陸橋の上から女子2人がバッグを車のトランクに投げ、両サイドから階段を降りてくるこのシーン、好き。)

突然現れた、赤いマクドナルドTシャツを着たシャルロットの弟ベルティエ(ビーチのライフガード)も乗せ、リゾートへGo!

パトールはハンドルを足で操作しながらシャンパンがぶ飲みするし、後部座席で女子2人に挟まれたベルティエは「誘惑マニュアル」なんて本を読み込んでるし。

途中立ち寄った遊園地で、夏のバカンスを1ヵ月短縮し仕事を早く再開すべしという政府の新聞記事を見たベルティエは、トリュケットを連れ、残る3人を置き去りにして車でビーチへ向かってしまう。

残された3人はパトールの上司プラセンタの家を訪れ、食事やダンス(このシーンも好き)を楽しみ、車を借りて2人の後を追う・・

・冒頭はサルコジ大統領、オランド大統領が登場する7月14日 パリ祭の式典
・ギロチン・マジック(指→腕→首 と3回登場。笑)
・街中で警官やカフェ主人がいきなり人に銃ぶっ放す
・エクトルとパトールがそれぞれ第四の壁破り
・トランプのマジックや、パラパラ写真カード
・エクトルとトリュケットが見る夢(チェーホフの短篇 「いたずら」がモチーフの雪の世界)の挿入
・黒いウェットスーツ姿で並べたワインボトルの上をバランス良く渡るトリュケット
・ラストのパーティー(スモーク)シーンから海上でヨットに乗る5人
・通常1秒24コマの映像を22,5コマで撮影して、早送りされているような感覚を出したというシーン
など、展開、ブラックジョーク、小ネタなど盛り沢山で楽しめました。

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