ぼくの伯父さんの休暇の作品情報・感想・評価

ぼくの伯父さんの休暇1952年製作の映画)

LES VACANCES DE MONSIEUR HULOT

上映日:2014年04月19日

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.9

「ぼくの伯父さんの休暇」に投稿された感想・評価

超素敵なコメディー!
意図しない破壊魔たるユロおじさんの動きがいちいちかわいい。
不思議な重心に足捌き。

続きの作品達も要チェック。

夜中にひとりでケラケラ笑ってしまった
TICTACz

TICTACzの感想・評価

5.0
バスターキートンとかチャップリンよりもMr.Bean に近い!

セリフがBGM化してるのが新鮮。それ以外の効果音も特殊なこだわりが感じられる。こんなシュールだと思わなんだ。テニスのシーンがアホみたいに可笑しかった。

Long shot (high-angle)によるGroup comedyか。

Il Sorpasso に引き続き、Middle class のバカンスになぜかノスタルジーを感じてならない。
ももちゃんと帰国後に初めて会って、恵比寿の野外シネマみたいな企画で見た。あー、お酒とかおつまみ買ってきて裸足で映画見た、豊かな時間の過ごし方してしまった〜!
途中ウトウトしてしまったりもしたんだけど、それすらも芳醇だったと思えるような満足感〜(映画の内容というか時間の過ごし方?)
おじさんの絶え間ないコメディの動き、ミスタービーンの源泉と言われてわかるような気がした。
アクションが大げさで
台詞もほとんどなくて
なんか20年代くらいの白黒のミッキーマウスの短編アニメーションみたいだった
…どっちかと言うとオズワルドかな?
へい

へいの感想・評価

-
寝る前に見るコメディー。
いつも通り、膝が曲がらない。
ジャックタチ の俊敏な蹴りが見れたり、テニスシーンが見れたりと馬鹿馬鹿しいアクション多め。
この映画を見て得られるものは何にもない。だけど、ゆるすぎて癒される。
No.264
あんまり記憶にないってことはそこまででもないってことかな。
dude

dudeの感想・評価

4.1
ユロ氏の重心がずれたような身のこなし、無自覚な破壊者っぷり。彼がやってくると車やボート、風や波までも(重力も?)スラップスティックに寄与してしまう。重いカバンを抱えてよろけながら家を通り抜けるところ、最初はカット割ってると気付かずあまりの速さにギョッとした。しかも散々ドタバタやりつつ、子供が持っているアイスがいかにも落ちそうなのに落ちなくてタチ...!となる。
おしゃれな笑いとはこの事なのか、大人の洒落ってこうゆうユーモアさなんだな、学び
Aika

Aikaの感想・評価

3.8
記念すべきユロ伯父さん一作目。

舞台はどこを切り取っても絵葉書になりそうなフランスの美しい海辺の街。
そこへバカンスにやってきたユロ伯父さん。彼のいるところにはいつも珍事発生。

エスプリの効いた笑いが散りばめられた短いエピソードが丁寧に重ねられていく。

ほぼ台詞のないユロ伯父さんだけど、周りの音がとってもおしゃべり。
ドアの音、エンジンの音、波の音…普段無意識の中にある音を感じると五感が刺激されて、頬を撫でる海風を感じ潮の香りまでしてきそう。
あのパラソルは赤で、あっちは青かなと視覚まで勝手にモノクロの世界を彩り始める。ひゃー楽しい。

タチの完璧主義さがわかる波にさらわれるバケツシーンに感心しながら、ボートジョーズ事件と花火爆発事件には大笑い。

でも基本ほのぼ〜のしてるので、こちらも力を抜いてのんびり楽しめる。心地よい時間だなぁ…

夏の暑い日にバカンスさながら涼しい劇場で観れたしあわせったら♡
良い夏の締めになりました。

【ジャック・タチ映画祭】にて
白

白の感想・評価

4.0
製作年1952は対仏アルジェリア戦線が激化した年でもある。
ユロ伯父さんは一種の騒音として映画に登場し、ブルジョアジー社会を批判する。映画が同時録音でないのは、沈黙(ブルジョアジーの象徴:彼らは静寂を好んだ)を演出するため。ユロ伯父さんはその沈黙を看破し、動揺させる。予期せぬ未来が喜劇となってやってくる。
ラジオから流れる大統領演説などそっちのけで、ユロ伯父さんが大音量で音楽を流し、舞踏会でロマンスを花咲かせるのは劇中で最大のスペクタクル。その行為が次世代=子供に受け継がれたのも面白い。高級なコメディ。
バカンスものは"起"と"結"がちゃんとあるから良い。
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