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陰獣
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目次

『陰獣』に投稿された感想・評価


ジャケット、エロいやろ😻
エロいです😻🔖


『陰獣』 (2008)
🇫🇷フランス 🇯🇵日本  105分


●スタッフ

監督・脚本
バルベ・シュローデル
(バーバット・シュローダ)

脚本
ジャン・アルマン・ブグレ
フレデリック・アンリ

撮影
ルチアーノ・トヴォリ

音楽
ホルヘ・アリアガータ

原作 (小説『陰獣』)
江戸川乱歩

【陰獣を大胆に改編した、オリジナル・ストーリー】


●キャスト

ブノワ・マジメル
(主人公、作家のファヤール)

源 利華(みなもと りか)
(玉緒)

石橋凌
(茂木)

菅田俊
(藤警部)

辻本一樹
(大江春泥)

藤村志保
(女将)

西村和彦
(『卑しき獣』の登場人物)

霧島れいか
(『卑しき獣』の登場人物)


●あらすじ (DVD より)

日本の作家、大江春泥を敬愛してやまない、フランスの推理小説家アレックス(ブノア・マジメル)は、大江の作品を非常に意識した新作を発表し、日本にプロモーションにやってくる
もちろん、大江にも会いたいという思いを抱え来日するが、この大江という作家、世界的に有名であるのに、誰一人として姿を見たものはいないという

京都でプロモーションを続けるアレックスは、ある日、出版会社の接待で、お茶屋に行くことになる
そこで、流暢なフランス語を話す美しい芸者・玉緒(源利華)に出会い惹かれていく

ある日、玉緒の元に一通の脅迫文書が届く
差出人は〈大江春泥〉
恐怖に怯えた玉緒は、アレックスを呼び出す
この文書がアレックスの運命を大きく変えていくことになるが・・・


●オイラ🐱のレビュー

監督・脚本のバルベ・シュローデルは、
フランスやアメリカなどで、活躍する映画監督プロデューサー
アメリカでは、バーベット・シュローダ
と呼ばれている
彼は、ヌーヴェル・ヴァーグ諸志との関係も深く、嫁👰はヌーヴェル・ヴァーグのミューズのひとり、ビュル・オジェである

バルベ・シュローデル(バーベット・シュローダ)は、アメリカで、カルトな作家チャールズ・ブコウスキーの半生を描いた『バーフライ』(1987)を発表しており、今回は江戸川乱歩原作と、なかなかの文学好きであろう

推理小説は、イギリスとアメリカで盛んであり、江戸川乱歩がフランス語で語られていく点が、まず新鮮で嬉しくもあった

映画は、映画内映画『卑しき獣』で始まる
大江春泥原作の設定で、京都が舞台で、怪人が犯罪に勝利する、ピカレスクロマンである

この『卑しき獣』に引き込まれる
刑事(西村和彦)が、捜査に日本家屋に入るが、首切り連続のゴア的表現、まるでフランスお得意の、グランギニョール(残酷演劇)か、或いは、江戸川乱歩か更に横溝正史を思わせる世界で、切れがいい

犯人の怪人が、怪人二十面相など、乱歩作品に似つかわしい造形で、素晴らしい
そして、この怪人が大江春泥の外見と同じであるという、メタ的な演出

さて、オイラのレビューは飛んで、準主役、玉緒役の源利華(みなもと りか)について

源利華は、日本生まれで、パリでモデルの仕事をやっている
西洋人にとって、アジアン・ビューティに映るだろうなぁ
映画は初出演であり、今回、源利華は、SMありの文字通りの、身体を張った熱演
白き手脚が細長くて美しく、「屋根裏の散歩者」の気持ちも良く分かるオイラ😻なのであった、ゴクリ🤤🤤

さて、源利華の演出法にかかる不満点は、素っぴんの時の彼女が、目元にシャドーを入れすぎて、キレイに見えない所である ある時は、切れ長の目を強調するために、アイラインを引きすぎているので、気になるし、
源利華👩✨の美貌をもってすれば、全シーンを魅力的に撮らないと

江戸川乱歩、そして、日本映画を愛するものとして、厳しめに不満な所を、箇条書きすると

1 玉緒を中心に、ファヤール、大江春泥、平田、茂木と恋愛の五角関係が築かれてしまうが、玉緒のどこに惚れたのか、或いは、玉緒はカレラのどこに惹かれたのかの、瞬間瞬間が描かれていないこと

2 1の結果として、映画の中盤が平淡になってしまったこと、例えば、加藤泰監督の『江戸川乱歩の陰獣』(1977)などは、中弛みのない名品だった
(機会があれば、レビューしたいが、再鑑賞が難しいかも・・)

3 鞭打ちプレーの結果、玉緒の白き柔肌に傷が出来て、一部に血が滲んで来て、「死」の漢字が浮き出て来る演出
が白ける
北野武の『BROTHER 』(2000)の体育館でも、同じ演出があって、ここでも白けた思い出がある
北野組常連の石橋凌が、本作でも当日しているので、バルベ・シュローデルは隠れキタニストなのかも知れない🐱

4 京都祇園の細い夜道で、田舎で縁日的なお祭りなどあり得ない、高級料亭の営業妨害だろ、それ

5 折角、藤村志保が出演しているので、艶やかな圧倒的ショットが在っていいはず、昔の日本映画の方が巧い

尚、映画の中盤で、ニャンコたち🐈🐈🐈の惨殺死体が出てくるが、安心して下さい、メーキング映像を見ると、作り物だったので

あと、もうちょいエロい画面😻😻😻が、欲しかったかも


2024ー71ー58



後は、真犯人について(備忘録)



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真犯人について、ガッツリと、そして、考えを巡らせる事のできる時間を持ちながら、展開するラストシーン辺りの、演出は巧い


玉緒が犯人であり、一人三役のトリックは、やはり凄い構築、乱歩さん🍋


想像上の人物だから、大江春泥は禍々しい造形であり、また、平田は初々しい思い出のようでもある
この辺りは、バルベ・シュローデル監督の力量が、伺えました🐱


洋の東西を問わず、美人でアタマの切れる女性は、無敵🎵
江戸川乱歩の傑作推理小説のフランス映画版。
主演には「ピアニスト」「クリムゾン・リバー2」のブノワ・マジメル。

これまでにも日本で映画化、2時間ドラマ化されているこの作品、実は自分はいずれも観たこともないし、原作も読んでいない。

よって、このフランス版がどこまで原作から設定を変えているのかは知る由もないが、結論から言えば、酷評が多い中、個人的には、とても面白い作品であった。

舞台となる京都の祇園、お茶屋の描写、芸妓の所作などなど、それほど
日本人から見て違和感を感じなかったのは、おそらく、フランス人が、
外国人の中でも、最も日本文化を理解しようとしている、もしくはジャポネスクよろしく憧憬を抱いている民族なのかもしれない。

要となる芸妓を演じた源利華なる女優は、初めて見るが、素晴らしい存在感。いかにも外国人男性が恋に落ちてしまいそうな「日本女性」の風貌を持っている。ブノワ・マジメルも、この女性に翻弄される作家という役どころを上手く演じている。

正直、この話の犯人は、何となく分かってしまうと思う。

だけど、独特の作品全体から匂い立つようなエロティシズムは、フランス映画ならではのもので、なかなかの良作だと思う。
来日したフランスの探偵小説家が、謎多き覆面作家の正体を探ろうとする。江戸川乱歩の原作をフランス資本で映画化した作品。70年代ヒッピー映画で脚光を浴びた大ベテラン、バルベ・シュローデルが監督を務めている。

乱歩のエッセンスを基調にしながら、フランス映画ならではのアレンジが施されている。フランス語が話せる芸妓が原作の静子の位置付けになっていたり、静子の夫がヤクザに変更されていたりするが、「芸妓の存在意義」を絡めた展開は見応えあり。

サポートしている日本人スタッフの尽力のおかげか、ナンチャッテ日本文化がほとんど登場しない(珍味としては薄口になっているが)。居酒屋で注文する場面など、日本映画では描かれないやり取りが、本編で使用されているところも興味深い。

凡庸なエロティック・ドラマと勘違いされそうなパッケージだが、その実態はまともなミステリー映画。本作品は、レンタル屋の暖簾の奥にひっそりと置かれており、あまつさえ邦画と間違えられている始末。何とも、虚しいことだ。

『陰獣』に似ている作品

江戸川乱歩の 陰獣

上映日:

1977年06月18日

製作国:

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3.3

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ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
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配給:

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