ドリーミング村上春樹の作品情報・感想・評価・動画配信

ドリーミング村上春樹2017年製作の映画)

Dreaming Murakami

上映日:2019年10月19日

製作国:

上映時間:60分

3.6

あらすじ

「ドリーミング村上春樹」に投稿された感想・評価

【村上春樹と翻訳】
2021/10/1(金)〜7(木) 17:40〜
Morc阿佐ヶ谷にて上映。
202040jp

202040jpの感想・評価

3.5
・翻訳家の仕事風景
・正しいかどうかではなく、相応しいかどうか
・外国人から見た日本の独特の雰囲気
村上春樹作品をデンマーク語に翻訳するメッテ・ホルムさんを追いながら、彼らがイメージする村上ワールドの断片を日本の現在から切り取る。

しかし結局のところ、映像としては小説の中に出てくる小道具や風景をデフォルメしてファンタジックにドキュメンタリーにしたようなものでいささか物足りなさを感じた。

空に時折り浮かぶ大小ふたつの満月を除けば、ここから村上ワールドを想起できる読者は少ないだろう。もう少し村上春樹の探究の旅に寄せるか、あるいは翻訳者メッテの村上春樹への想いへの深掘りが欲しかった。
あき

あきの感想・評価

3.5
脳内メモのまま放置していたものたちを少しずつ記録にしていこうトライアル。

村上春樹作品は実はあまり得意ではなかったりする。けれど、別の映画を観に行った時にたまたま流れたこの作品の予告の中の、「難しいのは翻訳のテクニックではない ムラカミが醸し出す世界観を伝えることだ」という言葉に、とても興味を惹かれた。

昔、大好きだった吉本ばななの作品を英語で読んだ時、脳裏に描かれる世界が日本語の作品とあまりに違ってショックを受けたことがある。自分の英語力が深い解釈をできるレベルではなかったというのもあるけれど、「言語」というフィルターを、たぶん初めて実感した時だった。そんな体験があったからこそ、この映画に映し出される翻訳家の闘いが、ものすごく気になった。

言葉の背景には作者がいて、作者の背景には文化がある。ひとつのワードであっても、それをどの言葉に置き換えるのが適切なのか、とことん考えて、リサーチして、議論していくそのプロの眼差しに触れられる、良い時間だった。

ちなみに、「バタンバタン」がどんな音か、っていう議論が予告にあったけど、日本語の擬音語の難しさという話を以前友人からも聞いて興味深かった。雨ひとつとっても「ザーザー」「パラパラ」「しとしと」…これ説明するの、難しい。
僕と俺を訳す時にどちらも「I」になってしまう。だけど、村上春樹さんの作品の中でその違いは重要なもの。翻訳とは難しいものですね。舞台挨拶で村上春樹さんがサプライズ登場してくれないかとかすかに願っていましたがそんなことはありませんでした。
深緑

深緑の感想・評価

3.2
村上春樹著作のデンマーク語訳を手掛ける翻訳者に密着したドキュメンタリー。

まさに「神は細部に宿る」の世界。
真摯であればあろうとするほど、言葉の取扱は困難を極めることに…

そして、僕達は村上春樹の顔面を見てしまったあの日の衝撃をずっと引きずり続けることに…
orange

orangeの感想・評価

3.3
2019年11月くらい
一時間くらいなので映画というよりドキュメンタリーっぽい。
予告にあった、村上春樹作品に出てくるカエルくんが街に……みたいなファンタジー要素は少しだけ。
翻訳とは単に言語を移すことではなく、作家が書き綴った言葉の1つずつに翻訳者が心を沿わせていくような仕事。作家と翻訳者による、とても親密な行為だと知りました。
文学の翻訳はAIじゃできない仕事なんだろうなと思う。すごい。
Mimi

Mimiの感想・評価

2.8
村上春樹の本の翻訳者のドキュメント。日本語でも読解に差が出る作品を多言語で表現なんて尊敬でしかない!
ちなみにこの映画はちょっとわかりずらい
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