江戸川乱歩の 陰獣の作品情報・感想・評価・動画配信

「江戸川乱歩の 陰獣」に投稿された感想・評価

加藤泰が挑む江戸川乱歩の世界。
妖しくも美しい香山美子の魅力。
乱歩独特の世界観はかなり表現出来ているように思うがテンポはあまり良くなく映像を楽しむためのものかと思った。
相変わらずの引きの画とクローズアップの使い分け。ローアングル三味線、ローアングル濡れ場。碁を打つ音と鞭を打つ音。サディズム。

横溝正史原作の『犬神家の一族』の大ヒットにより製作された本作。あちらには金田一耕助がいたのだから同じく名探偵明智小五郎ものでシリーズ化とはいかなかったようだ。
昔、本で読んだけど、すっかり内容忘れてて、こんな話だった?ってなった。江戸川乱歩、横溝正史の話は数回繰り返してみないと全部ごっちゃになってるところがあるので、頭悪い私には辛い。
浮き草

浮き草の感想・評価

4.5
人間のいろんな欲望を直視する。
たまりません。

香山美子さん。名優です。

ピンク映画ができるまでをやろう(岡田茂)、とのことらしいですが、そんな感じ。物足りない人には物足りない。

冒頭の倍賞美津子にもドキドキした。
glee8991

glee8991の感想・評価

3.8
記録。 2020-80

あおい輝彦演じる作家の先生が、町で出会った品のある女性と出会い、自身のファンであるところからその女性に惹かれていく。

女性に脅迫状が届き、予告通り女性の夫は殺される。

あおい輝彦が許すことのできない作家の正体、そしてあおい輝彦が導き出した答えとは…

品のある女性を演じた香山美子がきれいで、色気も出してきたので見応えがあった。
その机(机がどーかもわからんが)どーなってんの?って具合のローアングル責めがずっと素敵だし、屋根裏もやって、上から下から結構なんだけども、怪しさしかない仲谷野際夫妻のわざわざ感と、菅井きん藤岡琢也のばばあコントからのアレとか、が如何せんコテコテ過ぎる。
江戸川乱歩のおどろおどろしい世界を描くことに成功している。いわゆる当時のタブーに挑戦しており江戸川乱歩自身の戦いでもあったと感じる映画ですね。香山美子がヌードになっているとは思わなかった。今の時代から見ると表現がおとなし目な感じもしますね。
推理作家の主人公は、偶然にも知り合った美しい夫人から相談を受ける。
それは夫人が過去に付き合っていた男からの脅迫状だった。
日に日に内容はエスカレートしていって、遂には殺人を仄めかすようになる。
主人公はどうにか犯人を捕まえようとするのだが…



ジャケ写から漂うエロスに釣られちゃいました♪
でも、中身はそれほどでもないね(´・ω・`)
濡れ場はあるっちゃあるけど、う~ん…

おどろおどろしい雰囲気は結構好きです。
何かが起こりそうで不気味。

話のテンポは恐ろしいほどゆったり!
睡眠不足ならスヤスヤ眠れそう(笑)
本筋と関係ないシーンが多くて「何の話だっけ?」と一瞬忘れそうになる(;´Д`)

引き延ばすだけ引き延ばして、事件の真相も「そうだよね~」って感じ。
あまりにも唐突なラストに思わず笑っちまったw


出演者には倍賞美津子さんがいるではないか♪
って、オープニングしか登場してこねぇぇえええええ!
セリフもねぇぇええええええええええ!!
これにはびっくらこいた…



ムチでビシバシ打たれたい人にオススメ♪
淫獣かと思ってウホッと借りたら陰獣だった(笑)

なんだよー
ちょっとエロスを想像してたよー

一応真っ裸(下半身は絶対に見えない)やら鞭打ちプレイやらはあるけど。
そしてその鞭は私持ってるw
けど、乗馬鞭だよね?プレイ用じゃないよね?
下手したら息止まるよ!

犯人は登場早々に分かってしまったので、ひたすら江戸川乱歩の変態趣味に付き合う2時間となりました♪



本格派探偵小説作家、寒川光一郎。

ある日、金持ち夫人・静子から相談を受ける。
昔フッた男が復讐してやる!と脅迫文を週一で送ってくるそうな。

その男とは、寒川が大嫌いな怪奇小説を書いて売れて失踪した大江春泥らしい。

美人を脅迫するなんて!
あとお前嫌い!

てなわけで、寒川は大江捜索を開始。

しかし、脅迫文通り、静子の夫が他殺体で発見されてしまい………



Hit me !!!

鞭は打たれるより打つ方が好きです。
蝋燭とかも、特に燃えないな。
やはり日本人は亀甲縛りでしょ!

あ、心の声が…
そんな話ではありません(笑)

探偵小説家モノにしては、前衛的なヘンテコダンス公演や突然の口笛など突っ込み所が満載でしたw
要るのか、あれ?

もっとサクサクと謎解きして、犯人に突き付けて、崖っぷちでザパーンすれば良いのになぁ~

なんか過程がグダグダでした。
変態がメインならば仕方ないのかもしれないけどもw

打って!と言われて即打つ主人公もどうかと思うしww

おっぱいは何個か拝めました( ´∀`)
妖しい人妻にご注意。

香山美子がスゴい。
セリフ回し、目つきの妖しさにぞくぞくする。メイクだけど肌の白さもスゴい。頬のホクロが色っぽい。

もう一人の女、田口久美もスゴい。碁を打つ音にムチを打つ音が重なって目がギラギラするところとか、死体をなでるところとか、イキナリ脱いであおい輝彦に迫るところとか。

演出は、画面が一つ一つ丁寧に撮られているのとタイミングが絶妙なのでムチャなつなぎも通ってしまうというのが分かる。イマジナリーラインを越えることもしばしば。

ガラスを鏡に見立てたり、壁のすき間からのぞいたり、観客の視線をそらすトリックに満ちていて楽しい。

ラストシークエンスはセットも女優も最高。装置の上下、赤い壁、そして香山美子の白い肌と白い菊の花がよい。

ローアングル、照明のノリも絶好調。屋内での明暗のコントラストが印象的。タバコに火をつける動作、乗馬の鞭、花、取れたボタンの文字など小道具も絶妙によい。
脅迫状の詳細を話すと照明がどんどん暗くなり、女の顔は殊更強調され、男が吐き出した煙草の煙が空気を覆う。

階段の使い方や遮蔽物による画面の区切り方に加藤泰印があるのだろうかなんて思ったり。
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