中坊の頃、大問題になった(笑)曰く付きの作品を30年以上の時を経て動画配信で遂に視聴！！

噂に違わぬ駄作&小細工&フェイク作で一週回ったらある意味傑作にも見えてしまいました～！！😂➰🤣➰😂➰🤣

劇中、勿論色々ツッコミ処あったが、作品としては他のレビューでも散々書かれているので特に自分からは言うことはありませんが、初期ジャッキー映画常連の明石家さんま似のディーン・セキやおデブヤラれキャラのジャン・ジンとか完全ノーガードでの視聴だったので、突然の出演は無茶苦茶懐かしかったです～！😂

…そして、『笑拳』以来お目にかかる機会が無かった40代後半オーバー男子心の師匠『ユエン・シャオ・ティエン(袁小田)』シーフーにお目にかかれただけでも、観た甲斐が有りました…😂

…因みにジャケのジャッキーは『酔拳』のシーンを無断流用。
その下、左側のジャッキーらしき人は替え玉のニセモノです！😁

『トワイライト・ウォーリアーズ』を観たら、久しぶりに原点の方も観たくなって。

ジャッキーチェンのこの初期の頃の作品、そこそこ観てるけどこの『鉄指拳』は、なかなか配信にないな、と思ってたらアマプラにあった。
しかも、画質が良くてちょっとテンション上がる。

王道のカンフー映画。
壮大なドラマをカンフーアクションで描く、ではなく、武術や修行、そして、その極意や使い道そのものを描くカンフー映画。

この頃のカンフー映画に定番の物乞いの酔っ払いの達人のおっさんもちゃんといる作品。

幼い少年リュウは、経済的な理由でちゃんとした道場で拳法を習えない。
影で盗み見て真似をしているとバレて、金を払えと追い出される。

途方に暮れていると、現れる、、、物乞いの酔っ払いの達人のおっさん。

そこから、少年とおっさんの凸凹師弟関係が出来上がり、メキメキと腕を上げていくが、、、。

このリュウがジャッキーチェン。若い、キレッキレ。カッコいい。でもまだ、ちょっと荒い感じする。

もうほんとに彼の最初の方だから、彼らしいユーモアのセンスもまだ芽生えかけてるぐらいの感じ。初々しい。

腕をあげた後、飯屋で働いていたら食い逃げしようとした輩どもを取っちめたら、目を付けられて仕返しに遭い始めていく。

その度になんやかんやと返り討ちにしていくが、どんどん怒りを買う。
無断で拳法を習い、喧嘩をし始めたと父親の逆鱗にも触れ、彼の日常が騒がしくなっていく。

ユーモアもまだとは言うものの、酔っ払いのおっさんとの修練や、父親に怒られて植木鉢を投げられるシーンとか、、、魅せる身のこなし。

強きをくじき、弱気を助ける。
無駄な戦いは避けながら、ここぞとばかりには手加減なしで手を尽くす。

この酔っ払いのおっさんの修行への熱意、リュウへの優しさ、胡散臭さ、、、カンフー映画を観てるな、と思える。

この頃の香港のカンフーアクションはキャストが固定的なので、どこかの作品でも観た役者がワラワラ出ている。

“麻雀大将”とか、、、なんなんだ、“麻雀大将”って。いちいちやかましい。おっさんよりも胡散臭いキャラが出てくる。ある意味で底なしのカンフーアクション。

「ハイッ、ハイッ、エィッ、ハッ、フッ、ハッ！」

組み手をする時のこの掛け声。
そう言えば、『トワイライト・ウォーリアーズ』でサモハンだけがこれやってた。

そして、このふざけたコント的な効果音やメロディ。さらに、顔芸や、ふざけた奇声、ハイテンポのアクション。
やっぱりこれらは、歴史を感じる往年のカンフーアクションの伝統的な演出の1つ1つ。好きな人には堪らない。

そのリュウが実はこの敵対組織に因縁がある存在だと言うことになり、いよいよ死人も出始める展開となり、リュウと組織が報復のケンカから、果てなき死闘になっていく、、、。

この最後のラスボス。
初期のジャッキーカンフー映画の醍醐味、“ラスボス”。

今回のラスボス、、、長い。長いよ、どれだけ戦うのか、、、そして、その最後、石踏んで、崖で、「ウワーー！」からの瞬時に“終劇”。

長い長い戦いに気を抜いたら、、、切れ味の良い幕切れ、さすが香港カンフー映画。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
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