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着ながし奉行
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『着ながし奉行』に投稿された感想・評価

新文芸坐さんにて「映画監督・岡本喜八 生誕100周年記念プロジェクト in 新文芸坐 vol.4
後期岡本喜八+α」と題した特集上映開催中(24年12月2日~12月29日)。
本日は劇場公開作品ではなく1981年にフジテレビ時代劇スペシャルで放送された『着ながし奉行』を上映。
上映終了後には仲代達矢氏と春日太一氏(映画史・時代劇研究家)の貴重なトークショーも実施。

『着ながし奉行』(1981)
「楽しくなければテレビじゃない」のキャッチコピーで黄金時代を築く前夜のフジテレビが『太陽にほえろ!』『金八先生』『ワールドプロレスリング』の他局競合に対抗すべく金曜8時に毎週1話完結の2時間時代劇スペシャル枠を編成。本作はそのなかの1作品で俳優座放送協会×映像京都制作で岡本喜八監督を招聘、原作は『どら平太』(2000)と同じ、山本周五郎氏「町奉行日記」。

とにかく劇場映画と遜色ないスケールの大きなTV時代劇。
このスケールを毎週新作で2時間、しかも3年近くも放送しつづけた当時のテレビ局の底力を感じますね。
山本周五郎氏の原作も『椿三十郎(日日平安)』『赤ひげ』『斬る』『雨あがる』と傑作揃いですが、本作品も「遠山の金さん」のような勧善懲悪の娯楽時代劇に仕上がっており、とにかくホンが面白いですね。

岡本監督の演出もいつも通りメリハリのきいたテンポの良さと娯楽性を追求した演出が最高のエンターテイメント時代劇でした。

そして主演の仲代達矢氏が『二百三高地』や『不毛地帯』で見せる低音で圧巻の重厚な演技ではなく、珍しく粋な遊び人を軽やかにしゃれっ気たっぷりに演じているのが最大の見どころ。さらに岸田森氏、天本英世氏、草野大悟氏、殿山泰司氏と喜八組の常連の面々に加え、俳優座制作とのことで仲代氏の大先輩・小沢栄太郎氏、同期・中谷一郎氏、そして無名塾の塾生としてデビュー間もない役所広司氏(役所氏の芸名の名付け親は仲代氏)、益岡徹氏と実に豪華。
仲代氏も大先輩の小沢氏との共演に緊張し、ふだんは主宰として接している役所氏、益岡氏に現場で負けないよう気が抜けなかったとトークで語っていましたね。
映画・TVドラマの時代劇のなかでも十指に入る傑作でしたね。

上映後の仲代達矢氏が舞台に登壇。
御年92歳になりましたが、背筋はピーンと伸び、張りのある声はデビュー当時から全く変わらずマイク無しでも十分劇場後方まで聞き取れるほどお元気。口髭をたっぷりと蓄え、まるで仙人のような実に神々しいオーラが漂っておりましたね。

トーク内容も多岐に渡ってどれも貴重。
役者に不可欠な素養として1番が声、2番が所作、3番が両親からもらった顔と体とおっしゃっており、声も役柄に応じて高・中・低と使い分けているとのこと。今回の『着ながし奉行』に望月小平太を演じるにあたっては、洒脱に演じるため高音を意識したとのことでした。

また岡本喜八監督作品のオファーが多い理由について仲代氏の見解としては「監督の求める早いテンポにセリフ回しが対応できるか」とのことで、仲代氏はじめ常連組はシェイクスピアなどで早いセリフ回しを習得した新劇経験者が多いとおっしゃっており、確かに納得でしたね。
仲代氏自身は日々稽古と鍛錬を続けており、来年5月に石川県「能登演劇堂」の舞台に出演するとのことで老いて益々盛ん、いつまでもいつまでもお元気でいらして欲しいですね。
抜群に面白い時代劇。「どら平太」なんですが、知っていても知らない作品に見えます。
時代劇コミック「斬」の付録DVDに付いてると知った私はその日の夜TSUTAYAに走った。なかった。
「マジでTSUTAYAはなんもねーな!カスがぁ!二度とくるかぁ!やっぱり来週きまーす」と捨て台詞を吐き店を後にし、他の書店を2軒回るもなく、セブンになく、ファミマになく、ローソン2軒行きなく、グッタリ帰宅。あゝ私は手に入れる事はもう出来ないのだなぁ…と悲しみに暮れ部屋でゴロゴロ部屋をコロコロ掃除してたらお腹が空いた。アメリンドッグ食べたいと雑誌を大幅に減らし端から置いてないと決め込んでた最寄りセブンに行ったらなんと5冊ほど置いてる。「あ、あった!!5冊も!なぜ5冊も!センス!」と割とデカめの独り言に頬を赤らめ、静けさが戻った深夜1時過ぎ。小雨の降る音がやたら大きく聞こえた。
というけっこう前の超どうでもいい話はいいとして、やっと見ました!
『どら平太』と聞けば知ってる人も沢山いるかと思います。その映画の前に岡本喜八がドラマで監督してらしたのがこちらです。
テンポが良いから見てて気持ち良い。鬼気迫る演技も良いですが遊び人を演じる仲代達也さんも好きだなぁ。殺陣はテレビの為ちょっと物足りなさはあるけど、それでもかなり面白いよこれ。

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