どら平太の作品情報・感想・評価

「どら平太」に投稿された感想・評価

原作 山本周五郎。
黒澤明、小林正樹(!)、木下惠介(!!)、市川崑の『四騎の会』脚本。そんでもって市川崑監督作品。

潘の重職との癒着のある奉行所の治外法権的なスラム街、通称『壕外』の大掃除(取り潰し)作戦の任を受けた 新任町奉行『どら平太』が主人公の娯楽作品。

剣術無敵(全て峰打ち!)&徒手空拳のステゴロ最強!おまけに藩主のお墨付きを戴いている『どら平太』のキャラはちょっと無双過ぎるケド、役所広司の飄々とした演技と、皆 主役クラスの脇を固める豪華俳優陣達は主役を喰わない様に演技しながらも、やっぱりスゴい存在感~!

ストーリーも単純で難しい事も無いエンタメ作品としてそれなりに面白かったです~(^^)
olive

oliveの感想・評価

3.3
役所広司の大立ち回りの場面は市川崑監督らしさが出ていたと思う。今から20年前の作品だから皆若いし癖のある役者さん揃いでベテランは裃着て座敷にただ座って喋るだけの演技なのにそれぞれの個性が出ていて、なかなか悪い奴らなのだけど笑ってしまう。
悪党なんだけど可愛くておかしい石倉三郎、なんと言っても石橋蓮司、最高!
めっぽう腕っぷしが強い設定はいいのだけど中盤からなんか展開に物足りなさがあったかも。品川から追いかけてきた女とののっぴきならない感じも今ひとつ。
時代劇なくならないでほしい、これからもいい時代劇を見せてほしい。
豪華配役で軽いタッチで楽しめた。ただ菅原文太は大物すぎ使いこなせていない。
浅野ゆう子に頭が上がらないのも解らない。
すてふ

すてふの感想・評価

3.0
破天荒だが頭はキレる。
堀外(スラム街みたいなもの)の悪党と繋がる藩を立て直しにやってきた町奉行。自ら悪評を広めて好き放題、悪党の懐に入り込み、藩の悪事を暴いていく。

原作は分からないけど脚本が黒澤明ということもあって、椿三十郎みたいにヒョーヒョーとしながら腕がたつどら平太のキャラクターが魅力的だった。女遊びが激しくて浅野ゆう子さんに追いかけられる姿がシティーハンターみたいだった。

どうやって悪党を追い詰めるのか楽しみだったけど、けっこう力ずくで残念だったかな。
サスペンス仕立ての快作。市川崑にはこの分野も、もっと撮って欲しかったな。

このレビューはネタバレを含みます

市川タイポが観たくなったのと

上意!!

を聞きたくなったので。
鶴太郎がまだ可愛かった頃のナニ。
脚本に黒澤明と市川崑らの名前が連なっていて、原作は山本周五郎。監督は市川崑!期待大で観たら期待を大きく越えて痛快時代劇だった。外堀の悪党3人組と金銭で繋がる藩。その捜査と全容解明を任された町役人のストーリー。殺陣も舌鋒鋭く断罪するあたりなどワクワク感が止まらない。そしてやはり市川崑監督。オープニングとエンディングの美しさと劇中の映像美とユーモラスだけど力強い演出は素晴らしい。もっと多くの人に観てもらいたいな。
十一

十一の感想・評価

3.4
主人公が気持ちの良いぐらい強い。市川崑らしいカットの格好良さとは、ある種の見得の鋭さであり、本質的にこの手のチャンバラアクションや探偵小説のような非日常のケレン味と相性が良い。
つよ

つよの感想・評価

3.0
悪者とつるむ偉い組織をなんとかしようと送り込まれる町奉行。
明るめの役所広司。時代劇が似合う。
市川崑の映像美である演出やオープニング、エンドロールで監督の美学を感じられます。脇役ながら、片岡鶴太郎の熱い演技も魅力的でした。
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