夜の鼓の作品情報・感想・評価・動画配信

『夜の鼓』に投稿された感想・評価

ノノ
3.7

回想でお種にその夜何があったのかが徐々に明らかになっていく構成にドキドキする。乱れた着物を着た有馬稲子の色気がとてつもない。レイプされかけてそれを見られて口封じに不義密通するもバレて殺される女の扱い…

>>続きを読む

三國連太郎・森雅之・金子信雄…全員女を泣かすタイプの役が多い、しかもやり口が各々違う。
これに囲まれた悲運な有馬稲子は実に哀れで、顔や所作から負のオーラが充満してるが、薄暗い色気がある。
似ていると…

>>続きを読む
靉靆
3.5

このレビューはネタバレを含みます

回想シーンを多用することで、どこか「嘘であってほしい」と思われてくる。だが真実は一番想像したくないことで。

三國連太郎演じる生真面目な武士にはもちろん、有馬稲子の妖艶な姿に見惚れてました。あのポジ…

>>続きを読む
maya
2.8

まってまって、奥さんレイプしようとしたお前!お前が一番わるいよ!!なんでお前だけ生きてんの!!未遂だったらいいとかないよ!!ちゃんと殺しな!
めちゃくちゃもやったので、次の回で続きで『羅生門』見た時…

>>続きを読む
ハイハイ、俺お疲れ。橋本じゃなかったら最後はなかった気がするぞぃ。
2024年9本目。
たと
3.3
12月に中公文庫(好き)から出版された大島渚監督著、高崎俊夫編『わが封殺せしリリシズム』の始めは『『夜の鼓』について』の批評で、これを参考にしながら観た

このレビューはネタバレを含みます

1958年作品
原作:近松門左衛門
   『堀川波の鼓』
脚本:橋本忍、新藤兼人
監督:今井正

鳥取藩御納戸役小倉彦九郎(三國連太郎)は、主君と共に参勤交代で在京すること1年2カ月の後、懐しの国許…

>>続きを読む

シネ・ヌーヴォで開催中の「生誕105年、没後5年、橋本忍映画祭2024」にて。  
 
近松門左衛門の浄瑠璃をベースとした作品。この方の脚本作品は信用あります。面白い作品多いです^_^

参勤交代中…

>>続きを読む

参勤交代中に鼓打ち相手に妻に不義を働かれた武士。その噂が随分と広まり...。
近松門左衛門の『堀川波鼓』を原作に今井正監督が映画化。脚本は橋本忍と新藤兼人、主要キャストに三國連太郎、有馬稲子、森雅之…

>>続きを読む
-

後の『切腹』や『仇討』に通じる橋本忍の武士道胸糞時代劇。有馬稲子の貞淑と妖艶、三國連太郎の知性と暴力性がいずれも矛盾なく、いやむしろ必然であるかのように同居していてさすがだ。森雅之も美しいが、他の男…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事