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新しき民
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目次

新しき民の作品紹介

新しき民のあらすじ

治兵衛は出産を控えた妻・たみと共に山中の村で静かに暮らしていた。ある日、たみの兄から蜂起すると聞き、その場に参加するよう促される。渋々従う治兵衛。集まった大勢の農民たちを前に、藩は要求を受け入れる。それで事態は治まったかに見えた。しかし数日後、一部のものたちが起こした打ちこわしをきっかけに武力衝突へと拡大した。だが圧倒的な藩の力を前に、一揆衆はひとりまたひとりと倒れていく。その渦中、治兵衛はすべてを投げ捨て村から逃げることを選んだのだが…。

新しき民の監督

山﨑樹一郎

原題
製作年
2014年
製作国
日本
上映時間
117分

『新しき民』に投稿された感想・評価

3104
3.3
自主映画で時代劇をやるという気概やその裏の苦労が窺えた。
史実を元にしっかり時代劇に取り組んでいるのだが、時代劇的でない部分が(ストーリーの中にも作品自体がまとう“空気”の中にも)はっきり見えるところも興味深い。

ジャズ等、音楽の採り入れ方が印象的。オープニングのゴロゴロとエンディング部が成す「円環」~作品中そこかしこに“円環”が顔を覗かせている~も印象的。

しかしそのほかの部分、物語のメリハリなどは少し弱いか。
山崎監督が踏み出す次の一歩や如何に。
クリ
3.7
一揆を題材にした時代劇に、時折鳴り響くジャズやアニメーションなど、現代解釈を加えた力作。
ファーストカットをラストカットの舞台裏にしている円環構造となっているが、この円というのものがこの映画の一つのシンボルにもなっている。
ファーストカットはもちろん、クライマックスの演舞でも、中心軸を置き、まるでエネルギーを絞り出すようにそこを回り続ける画は、力を蓄積し、放出する循環となり、凄まじい熱量を見せつけられた。
また、この映画には地球儀や、インド象の被り物などグローバリゼーションを感じさせる小道具も登場するのだが、あそこまで直接的に国際的な要素に突っ込んだものはこれまでの時代劇には無かったように思う。
そこも含めて、時代劇の新たな一つの形態となっているのは間違いない。

かの伊丹万作氏が説かれた「芸術における民族性」に多少なりとも疑問を抱いていたが、こういうエネルギッシュな作品を観せられるとあながち間違いでもないな、と。
小
3.5
自主制作映画。岡山県で実際に起った一揆を現代風にアレンジ。ジャズのBGMに斬新さ、アニメーションのシーンに工夫を感じる。

上映後、舞台挨拶があり、監督が一揆のような熱量で映画をつくってみたら面白いんじゃないか、というような趣旨のことを言っていたような気がする。

映画を観はじめて間がないので、よくはわからないけど、自主制作映画って、観せるということよりも、とにかく作ることに意義があるのかもしれない、と感じてしまった。

内容的には土地の出来事を今に伝え、和も大事だし、命も大事だ的な。昔は昔として、今の価値観を大切にしよう、ということかしら。若者に向きかな。

ところどころ演技の拙さが気になった。ストーリーも正直いってイマイチだけど、ちょっと応援したくなるかな。

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