蠢動 -しゅんどう-の作品情報・感想・評価

「蠢動 -しゅんどう-」に投稿された感想・評価

KT

KTの感想・評価

3.6
本格時代劇として、しっかりと作られた映画でした。登場人物のそれぞれの思惑や信念が違い、それぞれの正義のために行動するのは、なんかアウトレイジを連想しました。全員悪人じゃないけど。
終始画が青っぽい。それが寒々しくて非常にかっこいい。裏日本の冬を克明に描写した色合い。

光の使い方も秀逸で、陰影が鮮やか。ベルイマンを彷彿とさせるような清々しい陰もあれば、クローネンバーグのようなのっぺりとした影もある。

ただ演出の外連味が過ぎる。
それに最後の殺陣も、盛り上がるけどなんだかな。

橋本忍には遠く及ばず。。ただ硬派でよかった。心を震わせるほどじゃないから、気楽に観るぶんにはちょうど良い。
mince

minceの感想・評価

4.0
20140122ツイッタで評判良いので観劇。幕府密偵殺害の謀略。知らず巻きこまれる人たち。藩名にて追う者の切迫感、仲間に襲われ狼狽する若侍。皆が生きるため雪深い山中で死闘を展開する。すごい殺陣に何度も声を上げそうになる。「蠢動-しゅんどう-」ツカにて24日迄。おもしろかったぁ!
軽さを排除した重厚感のある剣術ものなんやけど、肝心の集団での斬り合いでは、スキだらけやのに斬りに行かない者がいたり、剣に血糊が付いていなかったりと、緊迫感がないのは残念。
最後も消化不良。
こけら

こけらの感想・評価

3.5
時代劇の未来は、そこまで暗いものではない…そう思わせてくれる作品です。

時代劇を愛する、この監督の次作が観たい、心から、そう思います。

映画というものには、基本的には幸せな結末を望んでいる僕ですが、時代劇に求められるのは、理不尽な状況でも己の本分を全うする者(もしくは、そうしなければならない者)の覚悟や、その悲哀を描くということだと思っています。

この作品も、それを描けていたように思います。

時代劇には、根強いファンがいます。

ぜひ、次作を観たいと思います。
はる

はるの感想・評価

5.0
俳優さんも演出もすごく渋かった。平岳大、若林豪、さとう珠緒で時代劇って誰が観るのってこっちが心配になる渋さw
でもすごくよく出来ていました。観客が少ないのがもったいない!!
音楽はほぼなく、色味もほとんどなく、ただただ静かに物語が進んでいく。でも緊迫感や見応えはたっぷり。
原田(平岳大)が理不尽で悲しい命令を下されたとき、一人自室で刀を観てるシーンが好きです。
あと、松宮(目黒祐樹)との対決シーンの描かれ方とか、香川(脇崎智史)との短くも緊迫感ある対決シーンとか…。
特に後者は昔の時代劇っぽいなあと思いました。一太刀で終わるっていう。椿三十郎だったっけ…?

余韻の残るラストも好きです。スクリーンには映らなかった「あの後」を思わず考えてしまうような…。
不幸続きで幸が薄いさとう珠緒が好演でした。そういえば演技してるところ初めて見たなあ。
私は平岳大が地味に好きなんですが…この映画を観てますます好きになりそう。所作が本当に綺麗だったし、よかったです。この人の、時代劇の親和性は異常だと思います。
shiba84

shiba84の感想・評価

5.0
レヴェナント観てて既視感があったけど、これだわ。

映画を作りたいという狂気を感じられる作品。
dowaiki

dowaikiの感想・評価

3.0
滑舌悪いのに声はデカい。勢いしかない無鉄砲さ。主人公がバカにしか見えない。これが痛い。
哀しき宿命、静と動の対峙、張り詰める空気。「いいからお前は死ねっ」と思わせては形にならない。
如水

如水の感想・評価

3.0
内容は単純でわかりやすい。これはこれでいい。しかし見せ場の殺陣が良くない。雪中での決闘が迫力もなければ緊張感もない。斬っても鮮血が飛び散るどころか雪上に血すら落ちない。これでは切られた死人が気絶してるようにしか見えない。なんともヌルい出来。
那須野

那須野の感想・評価

3.3
hulu視聴。主演の平さんと脇の大御所俳優の演技は良かった。他の出演者の演技がそこに追いついてなかった。
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