蠢動 -しゅんどう-の作品情報・感想・評価

「蠢動 -しゅんどう-」に投稿された感想・評価

白を基調にした画面は美しいのですが、舞台劇のような平面的かつ不自然な撮り方があまり好きではないです
物語もどう見ればいいのかいまいちわからなかったです

このレビューはネタバレを含みます

 ある藩で幕府からやってきた剣術指南役がどうやら藩の内情探られてるぞってんで、彼を殺害して若い藩士に濡れ衣を負わせてしまおうという武家社会の密室性いっぱいの話。

 和太鼓の重低音が響いて人の歩く音や刀がぶつかる音とかの音響効果が素晴らしくて静かな映画だけど一転して大きな音がして凄かったです。クライマックスの雪の中での殺陣も平和ボケした侍たちの殺陣というのも現代人にあっていてよかったと思います。綺麗な殺陣ではなくふらふらになって泥まみれの殺陣。
 悪人も出てこずに上役、中間管理職、平社員とそれぞれの思いと葛藤が描かれていてよかったです。

 剣術修行に出たい若い侍、彼の気持ちをくみ取って修行の旅を後押しする剣術指南役、このままじゃ幕府に潰されると藩のために行動する上役たち。そのために若い侍に罪をなすりつけて殺してしまおうとする。
 ただ、序盤から偉い人たちが向かい合って藩の状況やこれからを会議で話しているだけなので画面に動きがなくて退屈でした。

 若い侍の強くなりたいという思いもわかりますが、偉い人たちの会議が半分くらいあるんじゃないかってくらい長いため。必死に働いたのに裏切られるという絶望みたいなものがイマイチ伝わりにくかったです。
 平和な若い侍たちの生活があり一生懸命仕えていたのに、上司たちの事情だけで見捨てられるという武士道残酷物語として伝わってくるものはあまり個人的にはなかったです。
    
tm

tmの感想・評価

2.5
平成版武士道残酷物語やね…。大義の前では個人の犠牲はやむを得ないってところかね? 酷い話やん!!
水曜日

水曜日の感想・評価

2.8
因幡藩に派遣された幕府の剣術指南役の暗殺を巡って、濡れ衣を着せられた剣の天才と藩から追跡を命じられた者達の死闘。

言っていまえば「剣道映画」、あくまでチャンバラではなく剣道っぽい。私は剣道やったことあるんで、監督の“チャンバラと剣道は違う!”という気持ちは分かるが、ラストの見せ場で延々と“剣道”を見せられるのは辛い。

その前の導入部は、BGM無しで長い侍言葉のやりとりが続く。遊びの部分がなく、授業でも受けてるような感じ。うっかり八兵衛が因幡藩にはいないようだ。

で映画として是か?非か?私はこの映画の醸し出す重圧に負けて逃げたい気分にさせられる。時代劇脚本はイタコになって書いてはいけない、現代的でスッキリする嘘も映画には必要だと思う。
人道ものかと思いきやスーパーヒーローものか⁉と、人間離れした強さに笑ってしまった。

上司の考えは甘いし部下は暴走するし、これでは藩の存続も危うい。
先ずは、一言。
現代の作品なのに邦画の音声は絶望的だ…セリフの音量がやけに小さいので大きくすると、扉を叩く音や大声では途端に音量が上がる?!そりゃあ、新しい邦画なのに字幕が付くはずだ

そして、地味な内容に暗い映像眠たくなるのは致し方ない…💧

前編通して大変暗く地味で、なぜこのテーマと中身で映画化したのか理解に苦しむ…テレビの1時間ドラマで充分の内容だし、むしろテレビでお馴染みのベテラン俳優たちの重厚な演技が際立ち、主人公たちのツルツルの顔が余計に青臭いだけに感じてしまった

とにかく、妙に小ざっぱりした作品で評価出来ない💧
どうして役者を立ち止まらせたまま(座らせたまま)ワンカットで進めさせるのか。画が地味過ぎる。。
封建社会の理不尽さや武士道精神に対する矛盾が中心に描かれており、本格時代劇の名に恥じない、至って真面目につくられた映画という印象は受ける。
しかしながら、一言発するたびにカットを割って、その人物の顔をアップにする演出に違和感を感じた。かつての日本演劇のような様式美に入れ込むのはいいのだけれど、ここに俳優の表情を撮さなければ心情が伝わらないと思っている邦画の悪い癖がそのままあらわれているように思う。悪いけどスターじゃない人の顔なんて見たくない。
確かに、自主映画としてはかなり力の入った撮影であり、打ち鳴らされる太鼓の音にあわせてようやくカメラが動き出す大立回りなど、そのあたりメジャー級のつまらない作品と比べて引けは取らないのだけど、時代劇をよくみるようなマニアからは評価はされても、他の層からは見向きもされないのではないか。武士道残酷物語をみたいのなら、それこそこの映画の元ネタをたどっていったほうが幾分か面白いだろう。
武家に生まれ腰に大小を差しているのに人を斬ったことがなく、自分は手を汚さずに済むだろうとたかをくくっていた世代が殺しを命じられる苦悩など、現代的なテーマは織り込まれているのだが、結局は「古き良き時代劇のテイストを現在に」というコンセプトを逸脱して観客になにかを提示してはくれないので、今一度語りなおすことで、現在の観客にこそ響くものがある映画かとなると別の話であると思う。
2018.1.9
面白い!とはならなかったけど、最近の時代劇映画としては良作ではないでしょうか?
平さん目当て、
カメラワークに酔ってしまって
私の観る力では受け止めれなかった。
またいつか観てみよう
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