駄作『拷問百年史』若松監督作品

とにかく悲鳴がクソうるせぇ(°Д°)///
引き笑いも嫌いだけど、引き泣きも大嫌いだわ！

異様に青姦する部落。
異様にそれに出くわす主人公。
刃こぼれしないポン刀。
何故か股間ばかり責める復讐。
あーぁーぁーぁーぁーなBGM。

うん、この人なんで売れてんの(笑)？



母親を殺され、妹はレイプされた挙げ句狂わされた。

許さん。

男は何故か青姦が流行っている部落の人間を、ラッキースケベよろしく片っ端からぶっ殺して行くのだが……



音声後録りなんだろうけど喧しいが過ぎる！

若松監督、悲鳴好きなんだろうね。
拷問とかレイプとか、とにかく叫ばせる。

あぁ……五月蝿ぇ。。。
笑っちゃいかんシーンなのに、あまりに五月蝿くて笑えてきたし、なんなら殴って失神させてから犯れよ！って思ったわ(笑)

兄による敵討ち、というのを見せたいのだろうけど、無駄に過去パート挿入したり、しかもそれが遅いし長いしセンスが無い！

でも飯食ったり水飲んだり、そういう所はリアルに入れてきて、いやいやそこじゃないだろぅ、と。

ほんとこの監督の良さが分からないわー

時代を考慮したとしても、エロもグロも下手くそ極まりない。

挙げ句『北の国から』的ヘンテコあーぁーBGMとか。
ダッサ。。。

当時はこれ売れてたのかしら？
私には全く分からないので、もう黒沢清と同じ扱いとなりましたw

リベンジものの濃縮・原液的映画。
いさぎよすぎるやられたらやり返すだけの映画。
どストレートすぎる内容が骨格の強さを増長させて今観てもドキッとする。
村人全員皆殺しの内容ながらマカロニ・ウェスタンにも似た風情かんじさせ主人公を応援してしまいそうになる。
今観ると描写自体はそれほどぎつくドぎつくはないが、美しい田園風景をふんどし一丁の男がうろつく画はとてつもなく強烈。
「丑三つの村」より殺しのバリエーションまったくないが、凶暴さ、儚さはこちらのほうが上。
シンプルイズベストであるのは演出部に無印良品の秋山道男さんがいるからではない。

卒…若松孝二童貞！やんや！やんや！お赤飯炊こ〜

お前ら肺病の家系やろ！村八分にされた挙句、村人達にボコボコにされ、妹も輪姦された男、ぐぅぅぅ…もう堪忍袋の緒が切れた！殺ってやんぜ！なる話

バイオレンス映画は得意分野やけど、ピンク映画も得意分野やけど、マシンボーイが若松孝二童貞やったんはな…
だってマシンボーイってばエッチなやつでも映画でも何でもかんでも、強姦モノめちゃ嫌いやん！女の子可哀想なってマシンボーイだけならずマチンポーイもシュンしてしまうやん！ロリっ娘がオッサン逆レイプするんは好きやけどさ！
で、若松孝二って…もう、強姦！ってイメージなんよなぁ、苦手意識あったんよなぁ…
U-NEXTで若松映画が何本か投入されたから意を決して観てみた

ぐぅ！めちゃおもろかったやんけぇ
まぁな、確かに苦手な輪姦シーンとかあって、おぇ〜思ったんやが、もうな、ひとりの女にオッサンが集りすぎてな、げぇ〜おっさんめちゃ重なるや〜ん、ちびくろサンボのホットケーキや〜ん、めちゃファンシ〜ゲラゲラ、なった

そうな、でもまぢ村人達は主人公と妹にめちゃ容赦なくてやな、妹輪姦のみならず、主人公はぐるぐる巻きにされてボコボコに殴られてな、しかも最終的には村人の総意や！言うてふたりをぶっ殺して畑とか全部奪おうとするんよ！
そもそもおめぇら肺病やから村八分や！言うてたくせに、輪姦するってなんなん？ガチで肺病やったら普通に伝染るで、輪姦クラスターやで、みんな絶賛コロナ陽性中の相手とおセックスするか？自粛やろ？

しかも、ふたりをそんな残酷な目に合わせてるんは、ヤクザ屋さんとかな、異常なキチガイとかならまだしも、ほんと普通の村人なんよ、家族がいて、子育てして、畑耕し、普通の顔して生活している普通のヤツらが、ニヤニヤ笑いながら縛られたひとりの男をリンチしたりするんよ！そんなことある？めちゃ怖いやん、思ったんやが…
くぅ、コロナ陽性出た人の家に石投げ込むようなキチガイも普段は常識人みたいな顔してすましてんやろなぁ、想像したら、まぢゾッとしたわぁ…スンスン

ただもう、主人公がいよいよレッツらリベンジ！なってくっとな、もう最高なんよ！熱！って感じ、ジメジメした田舎の空気が主人公の放つ熱に、一気にヒリヒリと干上がる感じ！
しかもな、ゲラゲラ、最高なんがな、これ「13日の金曜日」とかよりも全然古い作品なんやけどな…、エッチしたやつから順番にぶっ殺されていくんよ！やったー！くぅ、やっぱりエッチすっと殺されるんは世界共通の伝統文化なんやなぁ、しみじみ
それにしても、みんな性欲強すぎやせんかね？茂みあったらとりあえず青姦するやん！ゲラゲラ、いい鴨！ゲラゲラ

さらに！終盤はな、主人公がなんとふんどし一丁で日本刀振り回して血塗れなるんよぉ！ただでさえ前半に散々酷いもん見せられてフラストレーション溜まってっからな、ふんどし！日本刀！血塗れ！って男の子ならキュンせずにはいられないアイテムの連投に、ぐぅ…やられた！これはレイプリベンジ映画のお子様セットやぁ〜、なりましたよなぁ

うん、レイプリベンジ映画としてはボグちゃんの最凶胸糞映画「ザ･ヘル ネクストステージ」と並ぶくらい印象的で好きな作品やったわぁ！まぁ同じジャンルとはいえ全く印象の異なる両作やけどな

はぁ…コロナの影響がまさかジャンプの1週休刊にまで及び、マシンボーイはスンスンしていたんやが、本作観て目が覚めたわぁ！ぺろぺろ
さて、次の若松作品…何観ようかなぁ！

• #殺人王に俺はなる！