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空軍力の勝利
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目次

『空軍力の勝利』に投稿された感想・評価

No.3016

第二次大戦中、ディズニー制作のプロパガンダ映画。

空軍による、日本の戦略的攻撃方法が描かれている。

まぁ、やっぱり、見ていて気持ちのいいものではないよね。
 戦争期のディズニーによるプロパガンダ映画。時期的にもめちゃくちゃ日本が敵視されてて、ぶっ潰せみたいな感じで言われてる😅

 プロペラと連動したマシンガンなど、飛行機や爆撃機の進化と、当時の計画について垣間見ることができる。

 映画として評価はしにくいから、ニュートラルな3.0にしておこう。

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観た回数:1回
直近の鑑賞:海外版(22.04.15)
MOCO
3.5
「我々(アメリカ)の航空技術に妥協はない。敵(日本)が従うのだ。敵は我々の爆撃を甘んじて受けるほかない」(セーヴェルスキイ少佐)


 ウォルト・ディズニーお得意の実写とアニメーションを組み合わせた映画です。と、言っても実写パートとアニメパートは明確に分かれています。
 映画は飛行機の歴史を学ぶところから始まります・・・。

1903年ライト兄弟の有人動力飛行に始まり、やがて軍事用に使われるようになる飛行機は、戦争になると最初は偵察に使われていたのですが、やがてマシンガンが搭載され攻撃能力を備えると飛行距離を伸ばす様になっていく様子が序盤のアニメーションで画かれます。

  中盤では、作品の原作者セーヴェルスキイ少佐が実写で登場して軍用機の威力を強調し、アメリカでも民間人の犠牲者が出るのは時間の問題と話します。
 そして軍用機は内陸にある敵国の軍需産業を直接攻撃出来る新しい戦い方を生み出すと力説し、アニメーションで英国とヒトラー率いるドイツの空中戦を引き合いに、空軍力を高める必要性を問います。

 終盤には領土を広げる日本に対して大型戦闘機(長距離兵器)を投入して日本本土に直接戦略爆撃を加えるべきだとするセーヴェルスキイ少佐が提案する戦略爆撃がアニメーションで描かれます。
 アメリカを飛び立った超大型戦闘機の編隊は日本上空で大量の爆弾を軍需工場へ投下し市街地は焼き尽くされます。
 旭日旗を持つてアジア各国に触手を伸ばす巨大な蛸を空中から果敢に襲ってきた鷲が息の根を止めると蛸は消えていき(日本の植民地も無くなり)、鷲は星条旗がはためく旗竿に止まり金色に輝く像となり光輝きます。


「空軍力の勝利」は第二次対戦の終盤1943年公開のウォルト・ディズニー・プロダクションが、国からの依頼ではなく自ら製作した戦意高揚映画です。
 黒人の差別問題を抱えたディズニーの「南部の唄(1945年)」を封印しているウォルト・ディズニーにとって更に深い問題を抱えた暗黒史の映画なのですが映像にはしっかり「WALT DISNEY Presents」の文字を見ることができます。
 映画の出来と内容は素晴らしく、セーヴェルスキイ少佐の攻撃理論をアニメーションで表した爆撃シーンは2年後、日本が受けることになった空襲を予告映画で観ている様なアニメです。
 ディズニーにとっては暗黒史の映画のようですが、ディズニー映画の歴史、飛行機の歴史、アメリカの軍人が戦時下に敵国日本に抱いていた感覚を知ることが出来る「空軍力の勝利」はYouTubeで観ることができます。

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製作国:

上映時間:

65分
3.2

あらすじ

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