トラ・トラ・トラ!の作品情報・感想・評価

「トラ・トラ・トラ!」に投稿された感想・評価

日米双方の視点から
大日本帝国海軍による、
真珠湾攻撃を描いた物語。

かなり〜昔の作品。
当然、CGなんてない!
なのに、すっごい迫力❗️
空撮やら、爆撃やら、臨場感があります!
プロペラの一定していない回り方なんてやはり本物。
CG慣れしてしまっている最近では、めっちゃ新鮮だし、興奮さえしました♪

軍事衛星が発達した現在ではこんな戦はできませんが、
当時のアメリカでも、勘付いた人はいたわけで、、、
それがキチンと伝わらなかったってことを認め、そんなバツの悪いことを作品にしたアメリカの懐の深さに関心しました♪
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.0
そういえばまだ見てなかったなこれ第108弾。「日米両方の視点でパールハーバーを描く」といいつつ、結局は一番気合が入っているのはやっぱりクライマックスの戦闘場面だし、深作欣二ぽさもないしでまぁどこまでも正攻法の戦争アクションでやや複雑。虎だけに寅さんこと渥美清が出てたのには笑ったけど。ハル国務長官が「わたしゃ50年近くこの仕事してきたけどこんな酷いもんは見たことない。でてけ!」って激昂するとことても悲しかった。
MiYA

MiYAの感想・評価

2.0
出てくる俳優も知らない人ばかりだし、物語性を排除したつくりから、ドキュメンタリー番組の再現映像かなんかを見ているような気分に…(唯一、渥美清が出てくるシーンだけはニヤリ)。

「パールハーバー」と較べるのはナンセンスかもしれませんが、あの映像を見たあとでは、戦闘シーンの見劣り感がぬぐえず。
戦闘シーンはCGなしで撮っただけあって、迫力満点で見応えある!
だいぶ昔、ある方が書いた本作のレビューに、爆発四散した戦闘機から飛び出したプロペラのあの転がり方は、決してCGでは表現できないというのをお見かけした。

CGの進歩もそれから格段に進歩したと思うが、あの人間が予期できないような転がり方は実写ならではだと思う。

太平洋戦争の口火を切った真珠湾攻撃を日米の双方から描いた「トラ・トラ・トラ!」。

日本側の撮影を担当していた黒澤明監督が撮影直後に解任されて、のちに自殺未遂騒動を起こしたことでも有名な作品でもある。

未見の方がいましたら、これは自分の拙いレビューなんかよりもYouTubeとかで転がっている本作の予告編を是非とも見ていただきたい。

前述のプロペラのシーンもあるし、戦闘機が地面すれすれ飛行して爆撃するシーンの迫力ったらありゃしない。

何故真珠湾が狙われたのか? またこの奇襲攻撃がどうして成功したのか?

歴史的な知識を知らないとちょっと固有名詞が多いので会話に付いていくのが大変な点もあるのだが、映画は真珠湾攻撃に至るまでの経緯をしっかりと描いている。

ま、真珠湾攻撃はアメリカ側は事前に知っていて、わざと攻撃させたような定説もあるが、本作ではあくまでも双方とも最後の最後まで戦争を回避しようとしたが、結局は開戦することになった顛末となっている。

また「史上最大の作戦」同様、本作も日米の豪華スターが共演という触れ込みだが、日本側では山本五十六役の山村聰筆頭に、東野英治郎、三橋達也、田村高廣、島田正吾、千田是也、内田朝雄、北村和夫の豪華さ(日本公開版では渥美清も出演)に比べ、マーティン・バルサム、ジョゼフ・コットン、E・G・マーシャル、ジェームズ・ホイットモア、ジェーソン・ロバーズ、ジョージ・マクレディ、レオン・エイムスといったように負け戦のせいかアメリカ側は随分シブイ人選のように感じる。

前述の通り、黒澤監督の解任騒動によってスケジュールが大幅に変更になり、これに伴い俳優も変更になっている。

ちなみに当初の予定通りのキャスティングでは、東條英機を滝沢修、松岡洋右を辰巳柳太郎、及川海軍大臣を島田正吾(島田さんは本編では別役で出演)が演じるはずだったいう。

であれば、千田是也扮する近衛首相とこの3人が会談するシーンは、新劇と新国劇の巨人4名による夢の共演となっていただろうに、これはやはり実に勿体ないなと思う。

■映画 DATA==========================
監督:リチャード・フライシャー/舛田利雄/深作欣二
脚本:ラリー・フォレスター/小国英雄/菊島隆三
製作:エルモ・ウィリアムズ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
撮影:チャールズ・ウィーラー/姫田真佐久/佐藤昌道/古谷伸
公開:1970年9月23日(米)/1970年9月25日(日)
真珠湾攻撃をめぐる山本五十六とアメリカ側の動向を追った映画。
脚本は黒澤明、菊島隆三、小国英雄の黒澤組が担当していたようだが、黒澤を監督から降板するに際し、彼が描いたシーンもカットされたらしい。そのためなのかは知らないが、全体的には淡白なつくりではある。
しかし、ドラマ性が削ぎ落されたストーリーからは複雑に編み込まれた事実の模様が浮かび上がり、鼻につくような装飾もすくなく個人的には好感がもてたし、CGが一切ない爆破シーンは迫力満点だった。
カール

カールの感想・評価

3.5
1941年12月8日の日本軍による真珠湾攻撃を題材とした映画。アメリカと日本側の両方の視点を交互に描くことを主観としていた。中央と前線、陸軍と海軍との隔たり、またその中でも司令を出す側と出される側との相違などが描かれていた。しかし、天皇陛下に対する敬意や覚悟みたいなものは、尊敬語や謙譲語を翻訳できない英語では到底理解できないだろうと感じた。
天皇陛下が戦争に反対する意思を表されたて、しばらくして、近衛文麿は総辞職して、東条英機内閣が発足する。政府のトップの方針が変わったことを映画に含めていないことが残念だった。
同じような内容で 山本五十六 という映画を見たことがある。その映画では、アメリカに対する最後通牒を日本人として一種の大和魂のように、解釈していたと記憶している。だが、今回の映画では、山本自身で見てきた、アメリカの脅威というものに対する戦略的な考えが、この最後通牒には内包していると見て取れた。そういった映画の中での考えの相違も見出せた。
離陸のシーンや急襲のシーンは迫力があった。しかし、空中戦のシーンにおいて、機内での会話や連携の内容が一切なかった。これが意図してるものかはわからないが、残念だった。
village123

village123の感想・評価

3.5
連合艦隊司令長官の山本五十六の発案により実行された真珠湾攻撃の過程が日米両サイドから描かれた作品。

日米合作のため、日本人も凛々しく描かれており、日米両描写のバランスが良い。
最近の映画と比較すると、ゆったりとした展開でドラマ性も低いので疲れてしまうのが難点。
特に前半は艦内や室内での会話ばかりで、少し眠くなってしまった。
後半の真珠湾攻撃が始まってからは迫力があるけど、関係各位の動きが淡々と描かれているので、心理的な盛り上がりはない。
時代背景ゆえに情報伝達の難しさが1番印象的だった。
ぺ

ぺの感想・評価

3.5
日米合作映画。その為どちらかに偏った演出がないので見やすい。

最初の2時間はほとんど会話だけなので細かい史実を知らないとよくわからない部分もある。

ラスト30分でようやく真珠湾攻撃。
これが素晴らしかった。70年にこの爆発、戦闘ヘリのずらっとならんだ飛行風景などの迫力は凄まじいものがある。

もう少し勉強してからもう一回見てみたい。
これが1970年に撮られている凄さ。このフェアの精神はどこに行ってしまったのでしょう?まずはCGなしのセット、アクションシーンの素晴らしさ。なんという贅沢!そして俳優陣!田村隆廣の愛嬌のあるやんちゃさ!山村聡の重厚な中にほの見える色気!東野英治郎の独特な姿や声からくるビンとした迫力。ああ本当に見応えある。またその裏に一心に信じたものに裏切られる未来がほの見えるのが切ない。
なんでこんなに日本よりの映画が合作で作られたのかずーっと不思議だったが、家人秘蔵のパンフに原作者が綿密な取材を重ねて書き上げ、日本で出版されたものだと知る。持つべきはオタクな伴侶ですね。「この役は侍である」という東野英治郎がしぶい。確かに戦果に逸る部下に「無事に連れ帰ることが責務」と渋面を崩さない彼は愚かな主命に命を賭す武士の面持ちだった。
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