トラ・トラ・トラ!の作品情報・感想・評価

「トラ・トラ・トラ!」に投稿された感想・評価

真珠湾攻撃をめぐる山本五十六とアメリカ側の動向を追った映画。
脚本は黒澤明、菊島隆三、小国英雄の黒澤組が担当していたようだが、黒澤を監督から降板するに際し、彼が描いたシーンもカットされたらしい。そのためなのかは知らないが、全体的には淡白なつくりではある。
しかし、ドラマ性が削ぎ落されたストーリーからは複雑に編み込まれた事実の模様が浮かび上がり、鼻につくような装飾もすくなく個人的には好感がもてたし、CGが一切ない爆破シーンは迫力満点だった。
カール

カールの感想・評価

3.5
1941年12月8日の日本軍による真珠湾攻撃を題材とした映画。アメリカと日本側の両方の視点を交互に描くことを主観としていた。中央と前線、陸軍と海軍との隔たり、またその中でも司令を出す側と出される側との相違などが描かれていた。しかし、天皇陛下に対する敬意や覚悟みたいなものは、尊敬語や謙譲語を翻訳できない英語では到底理解できないだろうと感じた。
天皇陛下が戦争に反対する意思を表されたて、しばらくして、近衛文麿は総辞職して、東条英機内閣が発足する。政府のトップの方針が変わったことを映画に含めていないことが残念だった。
同じような内容で 山本五十六 という映画を見たことがある。その映画では、アメリカに対する最後通牒を日本人として一種の大和魂のように、解釈していたと記憶している。だが、今回の映画では、山本自身で見てきた、アメリカの脅威というものに対する戦略的な考えが、この最後通牒には内包していると見て取れた。そういった映画の中での考えの相違も見出せた。
離陸のシーンや急襲のシーンは迫力があった。しかし、空中戦のシーンにおいて、機内での会話や連携の内容が一切なかった。これが意図してるものかはわからないが、残念だった。
village123

village123の感想・評価

3.5
連合艦隊司令長官の山本五十六の発案により実行された真珠湾攻撃の過程が日米両サイドから描かれた作品。

日米合作のため、日本人も凛々しく描かれており、日米両描写のバランスが良い。
最近の映画と比較すると、ゆったりとした展開でドラマ性も低いので疲れてしまうのが難点。
特に前半は艦内や室内での会話ばかりで、少し眠くなってしまった。
後半の真珠湾攻撃が始まってからは迫力があるけど、関係各位の動きが淡々と描かれているので、心理的な盛り上がりはない。
時代背景ゆえに情報伝達の難しさが1番印象的だった。
ぺ

ぺの感想・評価

3.5
日米合作映画。その為どちらかに偏った演出がないので見やすい。

最初の2時間はほとんど会話だけなので細かい史実を知らないとよくわからない部分もある。

ラスト30分でようやく真珠湾攻撃。
これが素晴らしかった。70年にこの爆発、戦闘ヘリのずらっとならんだ飛行風景などの迫力は凄まじいものがある。

もう少し勉強してからもう一回見てみたい。
これが1970年に撮られている凄さ。このフェアの精神はどこに行ってしまったのでしょう?まずはCGなしのセット、アクションシーンの素晴らしさ。なんという贅沢!そして俳優陣!田村隆廣の愛嬌のあるやんちゃさ!山村聡の重厚な中にほの見える色気!東野英治郎の独特な姿や声からくるビンとした迫力。ああ本当に見応えある。またその裏に一心に信じたものに裏切られる未来がほの見えるのが切ない。
なんでこんなに日本よりの映画が合作で作られたのかずーっと不思議だったが、家人秘蔵のパンフに原作者が綿密な取材を重ねて書き上げ、日本で出版されたものだと知る。持つべきはオタクな伴侶ですね。「この役は侍である」という東野英治郎がしぶい。確かに戦果に逸る部下に「無事に連れ帰ることが責務」と渋面を崩さない彼は愚かな主命に命を賭す武士の面持ちだった。
1941年12月8日の日本軍による真珠湾攻撃の全容を、日米合作オールスター・キャストで映画化した超大作。巨費(3300万ドル)を投じて再現した真珠湾攻撃の模様は、まさに圧倒的。
Aya

Ayaの感想・評価

3.8
太平洋戦争の始まり、真珠湾奇襲作戦のおはなし
外交交渉で戦争を阻止しようとした近衛文麿首相、アメリカへの攻撃を進言した東條英機大臣、作戦を指揮した山本五十六長官、部隊を指揮した南雲忠一中佐、色んな人の動きが丁寧に描かれていた
なぜ第二次攻撃をしなかったのかは謎のまま
当たり前だけど、平等に描こうとするとどうしてもドラマがなくなる
日米合作だから、偏った反日感は少ないし外国人がイメージしてるような変な日本人が出てこないから割と観やすい
今の若い世代に観て欲しい時代を知る映画

途中ユーモアが組み込まれてるシーンがあって張り詰めたテーマだけにほっこり☺️
tommyni

tommyniの感想・評価

3.8
日本側の俳優さんたち詳しくは知らなかったけど、めちゃかっこいいと思った。歴史にあんまり詳しくないから、なるほどね〜って思いながら見て楽しめた。ラストの攻撃するシーンから凄い。中盤ちょっと退屈になった所もある。
途中ちょっと寝ちゃった

まさかの寅さんシリーズではなくこれが渥美清との初めましてになるとは……
蒼の英雄からw

アリゾナを攻撃するシーンにいろいろな思いが詰め込まれてるように感じて涙
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