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草原の河
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目次

草原の河の作品紹介

草原の河のあらすじ

羊を追う遊牧民の一家。ひとり娘の幼いヤンチェン・ラモは、自分のあとに赤ちゃんが生まれたら、両親が自分にかまってくれなくなるのではないかと不安になっている。父のグルは村人たちと接することなく暮らしている。かつて祖父が家を出て僧侶になったため、グルは親から十分な愛情を与えられなかったという思いが強い。祖父と父、父と娘はそれぞれぎくしゃくした関係のなかで生きている。やがてその関係が変化する時がやってくる…。幼い女児の目を通して描く、チベット遊牧民一家の物語。

草原の河の監督

草原の河の出演者

原題
River/Gtsngbo/河
製作年
2015年
製作国
中国
上映時間
98分

『草原の河』に投稿された感想・評価

panpie

panpieの感想・評価

3.9
「ボンジュール、アン」の後でハシゴした映画。



少し前に観た「ブロークバックマウンテン」の羊の放牧とも違う観たことのない山羊と見間違える様な羊を放牧して冬の間は離れた家で暮らし春が来て雪が溶けたら放牧を始める一家。
今年はいつもより少し早くまだ大地が凍っているうちに家を出て放牧の暮らしを始める。
夫と身重な妻、一人娘の家族の物語。


6歳なのに未だ母親のおっぱいをねだるヤンチェン・ラモは母親のお腹に赤ちゃんがいる事に落ち着かない。
母はまとわりつくヤンチェン・ラモの下にきょうだいが産まれれば遊び相手にもなり楽しいだろうと言うけどヤンチェン・ラモは赤ちゃんに母を取られると思っている。
お気に入りのクマのぬいぐるみも赤ちゃんが産まれたら貸してねと言われ今迄の自分の立ち位置が微妙に変わってきている事に敏感だ。
あまりにこりとも笑わない少女の演技ともつかないじっと見つめる眼差しにそんな不安な気持ちがよく表現されていて彼女のアップが多い。
すごい子だな。
表情で観せる。


ヤンチェン・ラモがあまりにおっぱいを欲しがるので母親が炭を塗って「病気で真っ黒になってしまったからもうおっぱいはあげられないよ」と言うとヤンチェン・ラモは泣き出した。
母親もそっぽを向いてこっそり笑っていたが私もつられて笑ってしまった。
よく下の子が産まれたら上の子は赤ちゃん返りすると聞くがヤンチェン・ラモはまだ下の子が産まれる前からで赤ちゃんが授かる様にと大切にしているお守りの天珠を隠したり赤ちゃんなんていなくなってしまえという感情を隠さない。
私も三つ下に妹がいるのだけど妹の産まれる前はこんなだったかなぁなんて自分の記憶にはないが思ってしまった。


父親がヤンチェン・ラモの祖父にあたる自分の父親と折り合いが悪くもう何年も経つのにその時から孫のヤンチェン・ラモにも会わせずに今に至っている。
そんな祖父も病気で床に伏せっていると聞き気になっているものの知らんふりを決め込んでいる。
祖父は村人から行者様と崇められている僧だ。
ヤンチェン・ラモの家からは川を隔てて遠くの高地に1人で住んでいる。
妻は気にしており幾度となく見舞いに行けと促す。
父は重い腰を上げヤンチェン・ラモを連れて会いに行くのだが祖父の家へ向かう途中凍ってるから渡れるかもと思って渡った川にバイクが落ち見舞いの品も川に落として濡れてしまう。
確かバターとかチーズとか妻が言ってた様な…
バイクが半分沈んで通りかかった人が手伝って引き上げてくれたのにお礼も言わない。
袖は濡れてベロベロに伸びている。笑
祖父の家が見える所まで来て怖気付きヤンチェン・ラモだけを会いに行かせる。
妻から持たされた見舞いの品は濡れていて重くてヤンチェン・ラモには持てないものだからって土に埋めてしまった!
チベットでは親の面倒をみないのは許されないのかたまに出てくる村人?にも父親に会いに行ったか何度か尋ねられ自分は会っていないのに妻にも村人にも会いに行ったと嘘をつく。
なんだこいつ。笑
過去の出来事に今でもこだわって自分が父親になっても父を許してやらない頑固な男だ。
観ていて辟易とした。
過去に何があったのだろう。
でも窪塚洋介と錦織圭を合わせた様なイケメンでなんだか憎めない。笑


ある夜オオカミが羊を襲うのだが子羊が殺された母羊の乳を求めて甲高い声で鳴き続ける。
父が子羊をテントに入れる事を許しヤンチェン・ラモは子羊の世話を焼きペットの様に可愛がって育てる。
子羊もヤンチェン・ラモを母親と思っているのか後を付いて回る。
でも子羊はあっという間に大人サイズに成長しもう乳はいらなくなりもう草を食べるからと父親に群れに放されてしまった。
また友達がいなくなり母親にまとわりつくヤンチェン・ラモ。
益々言う事を聞かなくなった。
その後その子羊を探して回るがなかなか見つからない。
諦めていたある日オオカミに襲われ死んだ子羊の死骸を見つけてしまう。
死骸は日が経っており首にはヤンチェン・ラモが付けたピンクの飾りが付けてあったのだ。
可愛がって育てたあのこだ!
ヤンチェン・ラモはショックでその日から口がきけなくなってしまった。
父と母はその前にこっそりその事を話していたのにあの父親は埋めなかったんだ!
もうほんといい加減だなぁ。
娘に見られない様に気付かれる前になんでさっさと埋めてしまわないの!と思ったがきっとこれを知ったら妻もそう思うだろう。
見舞いの品は埋めるのに。笑
やれやれ…


またヤンチェン・ラモの祖父が入院したと村の人が教えてくれた。
村人は親の面倒も看ないでと陰口を言っているが小出しに祖父の近況を教えてくれるお節介焼きだが有難い存在だ。
一大決心をして父はまたヤンチェン・ラモをバイクの後ろに乗せて祖父の家を訪れる。
その際前に川に落っことして土に埋めた見舞いの品を掘り起こして渡そうとしている!
なんでそんな事思い付くの。笑
品物を写すことはしないけど袋を開けて匂いを嗅いで顔を背けている。
やっぱり食べ物だったんだ!笑
そして川に捨てた…(°_°)


その後バイクでヤンチェン・ラモを乗せて街の病院へ向かう。
チベットの街は以外と人で溢れていて服装がこの家族の様な格好の人はいない。
でも遊牧民の服装は重ね着をしていて素敵だった。
幼いヤンチェン・ラモも首飾りやイヤリングをつけている。
街では皆現代の普通の服装で違いに驚かされる。
駆け付けると祖父は入院しておらず診察をして薬をもらうだけだと分かりほっとする。
祖父とヤンチェン・ラモは前に一度だけ会っただけなのに父が薬を取りに行っている間寄り添い楽しそうに話している。
その様子を遠巻きに見ている父。


父はわだかまりを捨て年老いた祖父と少しずつ向き合って行けそうな柔らかい表情になって来てヤンチェン・ラモが母のお腹の赤ちゃんの誕生を心待ちに出来そうな希望溢れるラストが良かった。


チベットの事はよく知らず観たのだが街の様子から今作は現代だったのかな。
最初に出てたの見逃したかも。
それにしても遊牧民の妻って大変だなぁ。
ヤンチェン・ラモは6歳の設定なのに学校に行っていなくてびっくり!
おっぱいを欲しがるからもっと小さいのかと思っていたから本当にびっくりした。
時々出てくるヤンチェン・ラモをいじめる兄弟しか遊び相手はいなさそうだ。
遊牧民の人口は少ないのかな。
子供は学校に行かないのかな。


初チベット映画。
知らなかったソンタルジャ監督。
あまりにもとてつもなく広い大地の風景に驚きその美しさに感動した。
知らない国の映画ってそこへ行った気持ちになれていい。
祖父の家へ行く道を川が遮っている。
父と祖父を隔てていた川の対岸へ渡る架け橋になったヤンチェン・ラモの成長を願うと共にヤンチェン・ラモが穴を掘って埋めた天珠はどこに行ったのだろうかとエンドロールで思いを馳せつつ無事に赤ちゃんが生まれます様に…そんな事を最後に思った。
初めて観るチベット映画。

草原の風景や遊牧民の暮らしや、彼らの顔と衣装など、モンゴル映画に似た雰囲気があります。ニキータ・ミハルコフの「ウルガ」や「トゥヤーの結婚」「天空の草原のナンサ」あたりに近い印象です。

遠くのカメラからとらえられる映像がとても美しいのと同時に、大自然の雄大さと、人間のちっぽけさを感じます。

大きな事件があるわけではない。テントをはり、羊を放牧し、オオカミを追い払い、畑を耕し種をまく。チベットの高原に住む家族の日常が映されます。常に風の音がして寒そうだけど、雪に覆われてはいない。季節は春頃だろうか?

そういう中で、静かに描かれる親子三代の、それぞれの思いとズレ。どの国でも、どんな環境でも、それは変わらない。

何よりも幼い娘を演じた子の、まさに「女優」の表情や演技に驚き魅了されました。
タクシー運転手は10年勤務するとタクシー会社所属から独立する形で個人タクシーになれる
自身で車を買って1人だけで営業する形一応個人事業主になるらしい🚕💨

僕も10年越えたのでそろそろ書類とか揃えないといけない
一度辞めて静岡県富士宮市で全然違う仕事をしていたので累計で10年の者は年3回ある国の試験の内、年末にしか実施されない地理試験を含む試験でしか受験出来ない。。
落ちるとまた来年の12月しか駄目らしい


苦手な物が3つあって毛虫🐛と気の強い女性👧と勉強だ📑。。😅

殆んどの人が無事合格するのだが全くもって自信がない。。😅
もうしばらくすると勉強の為の授業が始まるらしい
仕事終わってからの授業だ。。✏️📐

疑問のある人もいると思うタクシー乗ってるのに地理試験なんて簡単なのでは?

実は国の試験なので普段は一般的に烏丸通りと呼んでる通りも府道何号線とかの表記らしく慣れるまでというかその試験の為だけに今後も使うことの無い名称を覚えるのが大変らしい
勿論試験後にその使い方をお客さんから聞くこもとない。。実に無駄だなぁ😅笑


その準備の為に初めて年金事務所を訪れた
在籍10年を証明する為だ
試験が近付くとフィルマでの書き込みも休むことになると思います
まだまだ何ヵ月か先だけど。。😅


10時頃に年金事務所へ訪れた
夜には個人になった先輩のアドバイスが電話で入る
それまでは休日なのでチベット特集の続きで出町座へ


1時間前にチケットを購入🎟️
この間から売り切れや定休日に当たり長いこと行けていない「大栄ラーメン」さんに今日こそはと向かうが沢山並んでいたので上映時間もあり断念。。

急遽近くに在るうどん屋に変更
京都に住む以前に遊びで訪れていた時に立ち寄ったことがある「天狗」さんへ
12、3年振りだ
ざるそばを頼むと蕎麦がそもそも置いていなくて「ささそば」という中華麺なんだとか。。
多分以前もそれを注文したんだろうな😁大盛で注文

出町座さんへ向かう途中、府立病院の前で自転車販売のおにぎり屋さんを発見🍙
以前から気になっていたので1個購入
10分前に戻る🎬





1本目
12:30上映 2F 48席 👨5 👩2
全員年上 お婆さん同士1組



ソンタルジャ監督作品 長編2作目


ヤンチェン一家は典型的なチベットの牧畜民
父グル、母ルクドル娘ヤンチェン・ラモの3人暮らし
そして祖父は1人離れて洞窟に籠り僧侶として修行に勤しんでいる
村人達の尊敬も集めている

しかし何故かグルは父を嫌っていて長い間会っていない
妻に促され孫のヤンチェンを連れて会いに行くがヤンチェンだけを洞窟に行かし自身は会おうとしない
ヤンチェンが来て「おじいちゃんが呼んでいる」と言っても無視して会わずに帰ってしまう。。









以下ネタバレ





大草原を舞台に1つの遊牧民の家族
父と祖父の関係と乳離れしていない幼い娘の姿を描く人間ドラマ

俳優では無くホントの家族に演じてもらっているのだとか😲‼️
それにしてはヤンチェンが可愛いく微笑まし過ぎる💕

そして父親(ヤンチェンからは祖父)の修行している洞窟の家?がめちゃくちゃ好み🏚️
岩肌の間に家を建てた感があり素敵💕


何故確執があったのかが明かされる後半大草原を舞台に妻に告白するシーンは圧巻
蟠りを捨てて入院した僧侶の父親を見舞う
しかし先は長くないとして父親は痛み止をもらい洞窟に帰るという

帰り道のバイクを運転するグル娘ヤンチェンそして父親(ヤンチェンからは祖父)が3人乗りで帰るシーンは何故か涙が溢れてきた💧

シンプルながら大自然と普遍的な家族問題に感動☺️

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