スクールガールズの作品情報・感想・評価・動画配信

「スクールガールズ」に投稿された感想・評価

思春期の少女の危うさのある心情がいい。
ラストはホッとした。
犬

犬の感想・評価

3.4


母親と2人で暮らしながら修道院に通うセリアは、大人びた転入生ブリサの影響で新しい音楽や遊びを知り、友人の姉たちともつるむように
そんなある日、仲間たちとのゲーム中にブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実と向き合うことになる……

1990年代のスペインを舞台に、修道院に通う少女が思春期への扉を開け、家族や自分自身を知っていく姿を描いた青春ドラマ



思春期
大人への階段を登っていく

授業
いろんな友だちが

母の想い
秘密の真相は

なんとも言えない
雰囲気ありました
ぽち

ぽちの感想・評価

3.5
大人から見れば平々凡々な毎日の繰り返しだが、成長期の少女にとっては大事件の毎日、という所が実にうまく描けていて、静かでゆっくりしたテンポが気持ち良い作品。

普通なら少女たちのキャピキャピした所とか、女友達との会話などおっさんが観てもひいてしまうだけなのだが、それを演出でカバーしていて、平坦な物語に流れを作る材料としている所が見事。

そして主役アンドレアの、作中でも友人から褒められた可愛い鼻の形と、女優を感じる目力は今後期待できそうだ。

それに友人となる二人もブサカワ系の魅力的な娘たちで、三人の他愛もないやり取りがまた目が離せない。

オープニングの伏線を使ったエンディングは、それなりに感動できる落とし方でラストを綺麗に〆ている。

今作が長編初監督と言うピラール監督だが、自身の体験を基に脚本を書き映画化した、言わば自伝のような作品。
見事な仕上がりではあるが、この題材だったからとも取れてしまう。
次に何を撮るのかで実力があるか運だけの一発屋かが分るだろう。次作に期待だ。



余談。
詳しく説明しない描き方にカラーがあるのだが、どうしてもラストの墓参りが納得できない。

「アウレリオ・マテオ1932~1992」

セリアと同じマテオという名と、Aurelioと言うスペインによくある男性名というところから父親の墓と想像できる。それにラストの合唱シーンでの前向きなセリアの姿からもそうとしか取れないのだが、この物語の時代設定は1992年じゃなかったっけ?

父親が亡くなったから実家に行ったのか?
でもこれは電話のやり取りを聞くに祖母の体調が悪いから行ったのでは?

もし父親が亡くなったのなら、生きていた時になぜ会せなかったのか、それどころはその話をなぜしなかったのかが全く描かれていなくて説明不足。

どこかにあったヒントを見落としているのかも・・・
どなたか理解している方、教えてくださ~い!
love

loveの感想・評価

4.1
色の少ない画面。不安定なカメラワークが大人と少女の狭間。セリアも友達もみんな可愛い。
たんこ

たんこの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭ではシングストリート女版か?!って思ってたのに全然違った。ものすごく好きだった。

同じように思春期を過ごしたからこそわかる高揚感と心苦しさねぇ〜。ほんと女性監督だからこそ描けた女子の思春期あるあるが多かったと思う。ガールズトークの生々しさとか楽しい会話中の棘の刺し方とか、リアルで。
母子は互いにいくら反発していてもやっぱり愛しているし、セリアはまだまだ子どもとしての自分への愛が欲しい。でも着実に大人になっていってるし、親もそれを認めなければいけない。
ラストシーンで声を出して歌えるようになったセリアに自然と笑顔になった〜。んーーすんげ〜よかった!

あとなんと言ってもセリア役の子の演技がうますぎてびっくりした。ちゃんと大人の芝居の仕方なんだよな感情から作っていくタイプの。天才
みんと

みんとの感想・評価

3.9
謎は謎のまま、淡々と地味な印象だけど、とても味わい深くて余韻が深い作品だった。

1992年、バルセロナオリンピック開催で盛り上がるスペインを舞台に、友人との新たな経験を通じて思春期の扉を開く少女の姿を描いた青春ドラマ。

まだ保守的な価値観が残る時代、しかも修道院と言う特殊な枠の中での少女達の成長は息苦しさに反発する振り幅を感じる。誰もが通る季節と言う意味ではそうそう!そうだった!って頷ける部分も多い。そして心の何処かでチクリと痛みも。

女性監督ならではの視点で丁寧に真っ直ぐに捉え、実態を持たせ瑞々しく描かれた少女たち。ガールズトークは生々しくもあるんだけどなんか可愛い。くるくる変わる表情は眩しい。

主人公セリアは母娘二人暮し。抑圧的な母親に強く反発する一方では体を擦り寄せ甘える姿も見せる。シングルマザーへの周囲の目も厳しく、必死さがわかる分 毒親の一言で片付けられないのがまた辛い。


あのシーンは泣けてしまったなぁ…

母と娘がそれぞれを別の人間として初めて体感し、1歩先の関係へと変化してゆく一瞬を見事に描いた作品でもあると思う。

透明感とあどけなさ、大人でも子供でも無い少女たちの中で一際 原石感を放ってたセリア(アンドレア・ファンドス)が可愛くて仕方なかった。同じスペイン映画で例えるなら『ミツバチのささやき』のアナちゃんがちょっと大きくなったような…
Reon

Reonの感想・評価

3.4
母親と二人暮らしのセリアはまだまだ親の愛情が欲しい年頃。
お母さん、もう少し娘の言葉を聞いてあげてって思いました。
思春期を迎え少しずつ大人になっていく少女のお話でした。

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかったスペイン映画。
思春期の人間関係とか親の子への勉強のさせ方とかはどこの国も似たような感じなんかなー
Marina

Marinaの感想・評価

3.9
表紙はポップな印象だが、スペインらしいシックなカメラワークと雰囲気で考えさせられるものが多い映画だった。
90年代、修道院に通うスペインの少女たちの話。
初めは素直で真面目、母親に誠実だったのに、友達との関係性、新しい遊びや周囲との相違、母親の過去を知るようになることで思春期の反抗が始まる主人公セリア。この歳の、まだ子供ながらに徐々に大人になっていっている少女の心境の変化や言葉なき反抗が共感できる。
母親にもっと聞いて欲しい話や求めて欲しい、求めるところがある甘えたい子供心に反して、対応してくれない周囲への反抗、セリアの目配せやポツリと絞り出す一言がグサリとくる。処理しきれない感情ばかりでもがく思春期のリアリティが伝わる。
母親との信頼関係が築かれることで結果的にひとまわり大人になるセリアの絶妙な表情の違いが最後、非常に印象的であった。
「火曜日、ノー!水曜日、ノー!」の曲が頭から離れなくなる。
tttkk

tttkkの感想・評価

4.1
まだ幼いからこそ簡単に友達を傷つけてしまう感じが観てて心苦しい。特にクリスのお姉さんの目が本当に怖い。

世界史をちゃんと学んでこなかったのでスペインの人たちの信仰だったり修道院の感じなんかもとても勉強になった。
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