アリゾナ上空に無数の発光体が現れた「フェニックスの光事件」で現場近くで若者が姿を消したが、17年たった今も未解決事件となっていた。空軍の発表は「照明弾の演習や！以上」のみでその後の真相は全て闇の中に葬られたが、機密文書、記録映像、内部告発者の単独取材をまじえて多面的に真相を再検証する…な話

いや〜これめちゃくちゃ好きです。行方不明になる若者たちの手持ちカメラによる迫力満点の記録映像を軸に、告発者の単独インタビューで真相を補完し、親族の話を織り交ぜて若者たちの人物像を深掘りさせながら紡がれていく巧みな構成の妙で緊張感と臨場感を盛り上げ、「なんちゅうこっちゃ…。これこそ政府がひた隠しにしていたマジの真相やないか…！世間に公表せ〜い！！」とバカ（私）が錯覚してしまうくらいの良さがありました

中盤〜後半にかけてはお察しの通りしょうもない宇宙人が大量に出てきて若者を襲撃するんだけど、若者たちが宇宙人から逃げ惑うサバイバル描写が実に良いんです！何でこんなにすげえんだろと思って調べてみたら、どうやら「コール・オブ・デューティー」に携わった人々が制作に関わってるんだとか。そりゃ緊迫感あるよね。そんな感じで行方不明になった当事者に何が起こったのかの全体像を、手持ちカメラを使ったPOV、空軍のレーダー、監視カメラなど様々な映像素材を使うことでを把握させてくれる親切設計も◎。具体的な宇宙人のビジュアルに関しては、まあ…ありきたりでお察しなところはあるかもしれないけど、そこに行き着くまでのプロセスのおかげであまり粗は気にならない、と思います。嫌な人は嫌かもだけど、個人的には良い！

使い古されたジャンルとフェイク・ドキュメンタリー手法＋ほとんど知名度無いってことで、この記事読んでも「ふ〜ん、ま、気が向いたら見るわ（笑）」ぐらいになる確率はとてつもなく高いけど、とりあえずクリップしておいて、「もう映画全部見た！」という時に思い出して見てみてください。80分とかなり短くてさくっと見れるから〜！

『コワすぎ！？世界のマル秘Xテープ⑧「政府の陰謀編PART2」』





「個人的に一番自信をもってオヌヌメ出来る(笑)」



どーもどーもラーチャえだまめと申します。えーこれまで7回に渡りお送りして参りましたこの世に数多蔓延る未確認な映像をお届けする“偶然収めちゃった系”POV映画の祭典『コワすぎ！？世界のマル秘Xテープ』も今日で最終回となりました、ラストに選ばせて頂いた作品、まさかマギカの“ダークホース”的作品となってしまいました


いやいやこれがなかなかよく出来たモキュメンタリー映画だったのでございます。なにより前半は軍の実際の映像や事件発生時流れた当時のニュース映像等、“実際の映像”を、失踪した4人の遺族たちのソレっぽいインタビュー映像や軍の関係者を名乗る黒幕のソレっぽいインタビュー映像と“交えて”映し出す、まさにウソと真をうまーく編集していてこれまでご紹介したどのPOV映画の中でも軍を抜いて“リアリティがあった”と言っても過言ではない！？


そして後半からは迫りくる異星人との死闘！！いちいち音楽鳴らして交信だぁ？んなの邪魔だ！とにかく猪突猛進だぁ！！！と言わんばかりに出るわ出るわ無数の未確認生命体と若者たちの壮絶な戦いが描かれる、という前半のリアリティから一転、とってもフィクション溢れた事になってしまうのですが「映画的な面白さ」で見せてくれるのです！！低予算ながらなかなか迫力ある映像でこれまた楽しませて頂きました……




↓気になる方はコチラもどうぞ↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact

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月刊「ムー」もの。

1997年アメリカ・アリゾナ州上空に夜間、飛行物体が出現。
長時間のあいだ大勢の住民が飛行物体を目撃。
後日、近隣にあったアメリカ空軍基地付近にて照明弾を使用した戦闘機の訓練があったと発表された…
とここまでは「フェニックスの光」といわれる実話。

さあ、そこからです。
いかに大風呂敷を広げて魅せてくれるか。この際、綺麗に畳まなくても可。
深夜ハイウェイを恋人とドライブ中、突然強烈な光に包まれたみたいなこと以外で。

今回は武闘派の展開。
その夜行方不明になったエクストリームスポーツに興じるボンクラ四人組(内１名ジャイアン)を軸にモキュメンタリーで大嘘かます。

親切設計で尺が短い。90分以内だが大嘘のお膳立ての前半が飽きてきたなと思ったところに怒涛の展開。
ジャイアン大暴れのギャーギャー騒ぐおなじみのPOVに男気感じるのは退屈な前半のおかげ。

空軍もあって、○●も出てきてキチガイもついてくる盛りだくさん。

このての映画ってVFXがショボいけどよい意味でPOV風映像がごまかすのに加担してなかなかいいぞ。

リアリティを追及したらつまんないかもしれないが、勢いだけで突き進むのもいいじゃないか。

POVといえば、汗だくのタンクトップの女性の胸元(偏見)だが、それだけがなかったのは残念。