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『火山のもとで』に投稿された感想・評価

Omizu
3.0
【第57回アカデミー賞 主演男優賞、作曲賞ノミネート】
『アフリカの女王』ジョン・ヒューストン監督がマルコム・ラウリーの小説を映画化した作品。カンヌ映画祭に出品され特別表彰を受賞、アカデミー賞では主演男優賞(アルバート・フィニー)と作曲賞にノミネートされた。

アルバート・フィニー演じる元駐メキシコ・イギリス大使の男、酒浸りの日々を送っていたが、ある日別れるつもりの妻がやってきて…

ヒューストン作品はなぜかそりが合わない。本作もあまり印象には残らない作品だった。薄味というのかな、何故かヒューストン監督作品は合わない。

正直内容もあまり覚えていない。ヒューストンの流麗な映像は素晴らしいが、物語がちょうどどうでもいいというか。この男の行く末に終始興味が持てなかった。

悪くはないが印象に残る作品でもない。DVDになっていないのも納得。良くも悪くも平凡な作品だった。
4.7
【酔っぱらいの罠にかかった溜息】

マルカム・ラウリーの破滅型の男を赤裸々に晒したヌーヴォーロマン小説を映画化したもの。原作はあの大江健三郎にも影響を与えた文学史上に残る金字塔。(既読済み)

アルバート・フィニーが権力の塊みたいな政治家の役でかなりの呑べえ。🍺
ジャクリーン・ビセットも綺麗に撮られている。謎めいた人間関係と一人の情けない男の奈落へ向かって落ちていく姿を綴った真の黙示録。

結局この主人公が破滅へと向かう事が分かっておりメキシコの奥地の火山のもとで、右往左往する人間たちの「この世の終わりへの旅」を描いた一種の終末映画として独自解釈した。

生きることも死ぬこともイヤな厭世家な観客へのサービス(?)を忘れないヒューストンの作家性は濃すぎる。いやはやホントーに濃い〜。😙
3.8
前半はメキシコの観光映画としても楽しめるし、ここってリメンバー・ミーと同じ土地だよね。万霊節の日、アル中廃人のアルバート・フィニーがひたすら街を彷徨い続けるだけの話であるが、ラストの異様なモンタージュに戦慄。

アスファルト・ジャングルよろしく美しい白馬が幕引き役で、男女の物理的距離を媒介しつつ離れていた二人の魂は肉体が地に横たわる(死ぬ)ことでのみ再会を果たすと教えてくれる。

強烈なソフトフォーカスを用いて冥界めいた画面を作ってる最終期ヒューストン、ここから遺作ザ・デッドへ向かっていくのも納得。

『火山のもとで』に似ている作品

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上映時間:

95分

ジャンル:

3.0

あらすじ

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上映時間:

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3.6

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