
ルネサンスを代表する作家ボッカッチョの古典的名作「デカメロン」を、巨匠タヴィアーニ兄弟が翻案。原作は100話から成るが、映画は愛についての5話で物語が紡がれる。ペストが蔓延する1348年のフィレンツェ。若い7人の女性と3人の男性が都市から逃れた郊外の邸宅で、死の恐怖を紛らわすために示唆に富んだ話が披露される。パオラ・コルテッレージ、キム・ロッシ・スチュアート、リッカルド・スカマルチョら豪華な顔ぶれがそろう。
『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』『ペッピーノの百歩』のジョルダーナ監督が1960年代から現代までのイタリアの一家族を描いた、6時間を越す叙事詩。イタリアでは『1900年』の続編と言われ…
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