カンタベリー物語の作品情報・感想・評価

「カンタベリー物語」に投稿された感想・評価

ぴこ

ぴこの感想・評価

4.1
中世の民衆文化の雰囲気がよく出てる。生の三部作、金熊賞受賞作品。最後の地獄の描写がすさまじい。
小噺は面白いし、エロも満載でよかったけど、話の切り替えが突然でよくわからなかった…
梅田

梅田の感想・評価

4.4
小噺の連続で作られていく「生の三部作」の第2作。パゾリーニは尻フェチだと思っていたけど、少なくともこの映画においては尻フェチというより放屁フェチ。馬鹿すぎて最高すぎる。ちょっとこれは変な扉を開いてしまいそうだ。
好きなのは料理人の話(道楽者の話)と免罪符売りの話(死神の話)。特に後者、弟をナイフで刺すシーンは『アポロンの地獄』と全く同じ、逆光の中の肉親殺し! 太陽の位置が思いっきりズレちゃう編集の意味不明さも含めて最高。
気づいたら次のエピソードに移っている奇妙なリズム、不穏でも陽気でもない音楽、空っぽな笑顔、うんこ、どれをとっても間違いなくパゾリーニ印だが、彼の作品の中でもトップクラスに気に入った。最後のエピソードで描かれる地獄の夢もヤバいが、そのすぐあとにパゾリーニ本人が満足そうな笑顔を見せて「FIN」なのも大概ヤバイと思った。
324

324の感想・評価

3.6
ヨーロッパっぽいブラックなユーモア。俗悪な中に人間讃歌を感じなくはないが全然好きではない。
イタリア版「すべらない話」
14世紀の艶笑古典民話集の映像化💡エロで粗野で素朴で猥雑。男は基本「ヤラせろ」で、女は挙ってセックスの相手に満足しない😅1971年制作。

✏14世紀のイギリス。カンタベリー大聖堂への巡礼の宿。そこに集った人達で、それぞれ「すべらない話」を披露する事に😌…なので、それぞれの話に関連性は無く、艶笑も有れば寓話も風刺も有る。

🎲欲深い老貴族ジャニュアリー卿は、若い嫁メイを娶る。結婚式の賑わう宴席だけど早く初夜を迎えたい老貴族は客を追い出してベッドイン。新妻メイを恋するサルタンバンクのカロ。遊蕩が祟って盲目になったジャニュアリー卿を騙して新妻メイと木の上でセックス。メイのヴァギナにカロのペニスが挿入される、その時!ジャニュアリー卿の目に光が戻った💡
それは冥界王プルートのイタズラだった。

🎲道楽者のパーキンスは、仕事も満足にせずバクチを打つお調子者。パーキンスが見た夢は全裸の女性に囲まれて踊る夢。バグパイプやリュートを奏でる女性楽士も全裸で曲を奏でている。遊興が禍(ワザワイ)して、パーキンスはギロチン処刑に。陽気なパーキンスは処刑の瞬間も鼻唄を歌う。

🎲下宿学生ニコラは、大工の奥方アリソンにヤラせろと迫る。大工が邪魔なのでノアの洪水の預言を騙り、大工を樽の中で寝かせる事に成功。アリソンとセックスしていると、ゴロツキのアブロサムがキスして欲しいと懇願。アリソンはアブロサムに放屁してやる。

🎲バースの町の女房アリスは、セックスの下手な旦那にウンザリ。下女が若い男の行水を覗かせてくれた。ペニスを品定めするアリス。私のヴィーナスの茂みは町一番の名器、と若い学生ジャンキンを唆(ソソノカ)すアリスは、全財産をジャンキンに差し出して若い肉体を貪ろうと企む。

🎲死神を退治しようとする3兄弟。樫の木の下に死神が居ると言う。3兄弟が、木の下を見ると財宝を見つけた。長兄は末弟にパンとワインを調達してくるように命令。末弟は長兄と次兄が財宝を持って逃げるのでは、と危惧。2人の兄のワインに毒を入れて急いで戻る。長兄と次兄は、末弟の謀殺を図り、末弟から受け取ったワインを飲みながら末弟を殺す。そしてワインを飲んだ2人の兄も死んだ。

…巡礼者に敬虔な信仰心は皆無で、肉欲を愛に比例させて遊楽する様は、純朴で正直で滑稽😄
「処女を守れ…なんて聖書に書いてないよ!女の“道具”は使う為に有るんだ」と宣う婦人の言葉が良い。
そして巡礼者達はカンタベリー大聖堂へ向かう💡
ロラン

ロランの感想・評価

1.0
『デカメロン』とこの映画が不愉快極まりなかったので、未だに『アラビアン・ナイト』まで辿り着けていない
tonemuff

tonemuffの感想・評価

3.9
性に対し抑圧的な中世のキリスト教世界が舞台のお下劣なオムニバスコメディ。
作品全体にやたら尻がでてきており、特にラストでの悪魔の尻から便の様に修道士が飛び出てくるシーンが印象的だった。
やはりこの監督はそういう趣味なのか。
fukuino

fukuinoの感想・評価

2.9
イタリア映画。宗教的、寺山修司的な世界観、エログロ何でもあり。子供と一緒に見て気まずくなるくらい。
ハナ

ハナの感想・評価

3.9
とんでもないその皮肉様
キレてるように見えるかもしれないけど、実は冷静に。
恐ろしい。
なんか、良く分かんなかった。

WIKIでの説明見て「なるほど」とは思ったけど、
結局流して見た。
構成上、そのぐらいでもちょうどいい映画だと思われる。
大体において各物語があること知らんでみてるし。
いきなり場面変わって説明無しだし。
パゾリーニ演じる作者も、最後にならないと作者だと分からないし。
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