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あの頃、この時
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目次

あの頃、この時の作品紹介

あの頃、この時のあらすじ

台湾金馬奨50周年記念作品として制作されたドキュメンタリー。往年の映画監督やスターの姿を通して、台湾映画の歴史が明らかにされる。

あの頃、この時の監督

ヤン・リージョウ

あの頃、この時の出演者

ホウ・シャオシェン

原題
THE MOMENT
製作年
2014年
製作国
中国台湾
上映時間
113分

『あの頃、この時』に投稿された感想・評価

台湾の映画賞である金馬奨についてのドキュメンタリー。

金馬奨受賞作品を辿りながら、台湾映画史、台湾の歴史、中国本土、香港との関係を学べる映画。

元々国営だった金馬奨なので、プロパガンダ映画が評価される。映画の内容に規制がかかるのは中国本土と変わらないなと思わせた。ただ現在は国営から脱し、中国語圏映画についての映画祭になっているのが面白い。

台湾の歴史についても触れられていたので、エドワード・ヤンの映画での設定等に説得力が増した。エドワード・ヤンの映画についての授業の話が面白い。

ジャッキー・チェンの受賞した時のインタビューが嬉しそう。
n
4.5
蒋介石の誕生日祝いの一環として始まった金馬奨が、中華圏で最も公平といわれる権威ある賞になるまで…というドキュメンタリー。各年代の社会状況に照らしつつ、数々の作品の映像と関係者のインタビューで振り返る作りで、笑いどころも多くとても面白かった。
時には愛国軍事映画一色に染まり、時には外国映画の旋風に圧倒されながら、「台湾映画」が自らの地位とアイデンティティを確立するべく必死の模索を続けてきたことがよく分かったし、返還を機に苦境に立たされた香港映画界との連帯をはじめ、中国語映画人同士の強い結びつきも垣間見えて、頼もしく羨ましく思った。「私たちも台湾の皆さんに追いつけるよう、頑張ります」というアンディ・ラウ様の受賞スピーチの感動的なこと…!

お馴染みの顔が増えていく後半が楽しいのはもちろん(『GF*BF』が好きすぎるのでナレーターのグイ・ルンメイちゃんの声を聞いただけで感極まる)、知らない映画が多かった前半部も、気になる作品がいろいろとあって興味深かった。たくさん出てきた瓊瑤原作、李行監督の文芸恋愛映画などは日本で見られるのだろうか。ブリジット・リンの『我是一片雲』とか気になった。

授賞式関係では、1963年の『梁山伯與祝英台』の男役で熱狂的人気を博した凌波さんに贈るべきは女優賞か?男優賞か?という議論の末、「最優秀俳優特別賞」が授与されたというエピソードが良かった。世界中どのアワードも毎回この方式になればいいのにと思うし、台湾ならそのうち実現しそうな気がする。
lili
4.5
台湾映画の歴史を、面白可笑しく知ることができた。『GF*BF』が出てきたときは目頭が熱くなった。これからも見るぞ〜。

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