七人楽隊の作品情報・感想・評価

「七人楽隊」に投稿された感想・評価

moku

mokuの感想・評価

4.0
香港映画、七人の監督によるオムニバス。
誰の作品か始まって直ぐに分かるの凄い!
個人的にはパトリック・タム作品だけあまりピンと来なかったけど、あとはしんみりしたり、泣いたり、笑ったり、忙しかったな。
リンゴ・ラムの香港への愛に溢れた遺作はやっぱりジーンとしちゃったよね。
そしてなんだかんだで最後のツイ・ハーク作品が全部持ってった感。笑って〆られて良かった!

<東京フィルメックス 2020>
[それでも香港は我らのものであり続ける] 70点

サボー・イシュトヴァーンやシャーンドル・パール、タル・ベーラみたいな現代ハンガリー映画界のレジェンドたちが同じような企画をやったら狂喜乱舞しながら魅力の全てを解説する記事を書きまくるんだろうと思うので、本作品のあまり響かなかった点について知識のない私がとやかく言える立場にないことはよく理解している。7人のオムニバスなので一人15分くらいなのだが、人によって体感時間がぜんぜん違うのが非常に面白い(多少実際の時間も増減しているかもしれんが)。基本的に全ての短編で香港の過去と近過去を描いており、そのノスタルジックな情景と画面外にある現在の香港の地獄を比べてしまって暗い気持ちになってしまう。サモ・ハンが子供時代の訓練風景を描いた第一話"稽古"、アン・ホイが1961年の小学校校長と英語教師の関係性と40年後の同窓会を描いた第二話"校長先生"、ユエン・ウーピンが1997年の香港に残ったカンフー好きおじいちゃんとカナダへ渡った孫娘との交流を描いた第四話"回帰"は、年代順に描いていることもあって特にそういったノスタルジーが強い。明白に現在に一番近い過去が登場するリンゴ・ラム(これが遺作…)の第六話"道に迷う"では、変わり果てた香港を思いながらもその変容を受け入れる様が、子供の成長を受け入れる父親の目線を通して描かれていたのが印象的だった。この父親が亡くなるという流れは、監督の意図したところなのか不明だが、あまりにも現実とリンクしすぎてて、彼を知らない私ですら悲しくなった。

ちなみにベストは、パソコン黎明期/SARS流行期(奇しくもコロナとの繋がり)/本土連絡鉄道バブルの三つに時代を背景に、発展していく食堂であぶく銭を掴もうと躍起になる三人の男女を描いたジョニー・トーの第五話"ぼろ儲け"。女優が寺田蘭世に似てるから、というだけでなく、会話の内容以外にも食堂の客層や三人の服装、太った男の扱う商品などが変化していく細やかさに加え、ノスタルジックなベタつきがなく爽やかなコミカルさがあって非常に良かった。

最後のツイ・ハークのやつはマジで意味が分からん。
なご

なごの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

フィルメックス

五厘刈りにした後にみたから、登場人物にひどく親近感を覚えた

とても面白かった
FongKai

FongKaiの感想・評価

5.0
フィルメックスにて。

フィルム撮影で製作されたとか。
たとえ未来が不透明でも、この先概念だけの存在になったとしてもフリーダムで人情味のある香港映画の精神は消えない。
misumi

misumiの感想・評価

3.5
東京フィルメックスにて。
7人の監督による香港主題にしたオムニバス作品。実は少し物々しい感じを想像していたけど、変わりゆく時代とそれにそっと寄り添い、短くても見応えのある話が多く良かった。おじいちゃんと孫の話と、精神科医の医者と患者が逆転してるやつがコメディぽくてオチまで綺麗にまとまってて面白かった。(タイトル失念)
1853Perry

1853Perryの感想・評価

3.5
東京フィルメックス

あー、ゴムゴムした麺食べたいな。
樂心冰室って書いてあった。次香港行く時にチェック。

わたしは香港映画全然知らないから、ストーリー以外の笑いどころがあんまりわからない。
アンホイって女性だったのか!とか、これがツイハークなのかぁってなった。
校長先生のと、セントラルで事故ったお父さんのはちょっと泣いた。
Terrra

Terrraの感想・評価

-
香港映画界の巨匠による香港の歴史を辿るオムニバスはみな美しく甘やかな郷愁を誘う一方で、満足な制作体制が叶わない現状と香港の未来への絶望感が漂う。
東京フィルメックス、朝日ホールにて。
邦題『七人楽隊』。

サモハンのが面白かった。全体的にはまあまあ。「香港」をテーマにしてるのでもっと今の情勢を意識してるのかと思ってたが全然そんなことなかった。単に香港が舞台というだけ。

ツイ・ハークのはドリフみたいだった。
yontanu

yontanuの感想・評価

3.7
(映画祭用との話だったから)
お祭り用の映画という目線で観たけど、
香港万歳な気概もなく、でも香港愛に満ちた押し付けがましくないオムニバス

個々の監督がすくわかる、
サモハン、アンホイ、ユエンウーピン、ジョニートー、この辺は画面観ただけですぐわかるのが面白い

サモハンの『稽古』を観て思い出す『七小福』、前に観てとっても涙したことを思い出した、今回も題材にするくらい、サモハンにとっての過酷で楽しい少年時代だったのかな

個人的には豪華な監督と豪華なキャストで楽しみながら、少ししんみりしながら観れて良かった

でもほんとのところ、香港を同国民はどんな目線で観てるのかは、正直わからないままな気がした
わたしたちが知れるのはほんのひと握りの香港人の愛だけであり、
わたしたちが何か言うことはできない歴史を紡いでるということ

冷静な目で観ることが、私個人的な香港愛への敬意だと思った
白

白の感想・評価

2.0
東京フィルメックス2020
ショット不在。最初の短編だけ運動(ダブルミーニング)に満ちていて観るに耐えれる。観客の面白がり様(よう)が何よりも寒い。
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