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パリ・ストーリー
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『パリ・ストーリー』に投稿された感想・評価

BON
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『フィガロマガジン』の創刊10周年を記念して制作されたTV映画。

ヴェルナー・ヘルツォーク、デヴィッド・リンチ、アンジェイ・ワイダ、ルイジ・コメンチーニ、ゴダールという名だたる仏内外の5人の映画作家達が“フランス文化”という共通のテーマに基づきそれぞれ独自の視点で撮影されている。原題も意訳は「フランス人から観たフランス人」。

◾️第1話 フランス人、ゴール人
ヴェルナー・ヘルツォークによるワインとラグビーという相反する文化をルポルタージュ風タッチで描いた作品。
「あなたにとってフランスとは?」の問いに、「心を熱くさせるもの」の3連続撮影など、おちょくっているとしか思えない皮肉に溢れている。

◾️第2話 カウボーイ&フレンチマン
デヴィッド・リンチによる珍妙な異文化の交流を西部劇的なタッチで描かれる。
牧場に迷い込んできた男をカウボーイ達が捕らえ、鞄の中を物色し、パンとワインとチーズ、タバコ、女の子の写真、エッフェル塔が出てくるが分からない。エスカルゴにビビるカウボーイ。遂にフレンチフライでフランス人だと分かるのころが皮肉すぎて面白い。

そして原住民も現れる。いかにもフランス人、いかにもカウボーイ、いかにもネイティブアメリカンでリンチの風刺が効いていた。

◾️第3話 プルースト、我が救い
アンジェイ・ワイダによるドキュメンタリー。第二次大戦中、ソ連軍の捕虜となり生き残った画家であり作家でもあるヨゼフ・チャプスキとフランス文化との関わりをインタビューで構成されている。コクトーのような短い詩が流行していた中で、洪水のようなプルーストの文章は時代に逆らっていたというのが良かった。

◾️第4話 アジャンを訪ねて
ルイジ・コメンチーニによるイタリア人の彼が少年時代を過ごしたフランスのアジャン地方を彼の娘二人が訪ね歩くルポルタージュ映画。田舎ののどかな自然と音楽がロマンチシズムに溢れていた1作。

◾️第5話 最期の言葉
ゴダールによるモンタージュから構成された痛烈な1作。川のほとりのある家を訪れる訪問者と、バイオリン弾きが彼を出迎え、2人は40年以上前の悲しい出来事を確かめるように近所を川まで歩き続ける。私はゴダール33作目の鑑賞だった。

どれも15分程度でそれぞれの映画作家の個性が溢れていて観応えがあったが、特にリンチの作品はブラックでグロテスクのないユーモアに溢れたリンチのタッチで良かった。
ygarbo
3.8
デヴットリンチ作品記録
ヘルツォーク ★1.0
やる気なさすぎる!

リンチ ★2.0
長い…。インディアン見たフランス人のビビり方は良かった。

ワイダ ★3.5
『収容所のプルースト』のジョゼフ・チャプスキのドキュメンタリー!

ルイジ・コメンチーニ
見てない…。

ゴダール ★3.5
森、バッハ、銃殺。『アワー・ミュージック』のラストっぽい場所とも思ったし『ゴダールのリア王』でもこういう場所出てきた。

『パリ・ストーリー』に似ている作品

上映日:

1990年05月25日

製作国・地域:

上映時間:

121分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.8

あらすじ

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BEYOND BLOOD

上映日:

2019年08月25日

製作国・地域:

上映時間:

92分

配給:

  • 松竹
3.4

あらすじ

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