小原宏裕の谷ナオミものは、いつも不満が残る。どうしても小沼勝と比べてしまうので、耽美的でない。様式美が足りない、といった点で物足りなさが残る。谷ナオミの魅力を、加藤彰のように引き出せているか。神代辰…
>>続きを読む旦那様に抱かれながらも違う男の夢を見る、魅せられて状態のナオミさん。と、ある日偶然、男と遭遇。視線が絡みあう…
格調高いタイトルバックに思わず襟を正して拝視聴。映画だ。それにしてもアイライン濃いな、…
OPクレジットに入る前の
妄想シーンから既に面白い。
「シンドラーのリスト」的?な
赤色だけ一部パートカラーに
する辺りの演出。ドキドキした。
しかしこういう淫夢というか
妄想を抱きがちな人っ…
性への執着から産み落とされたエロスパラノイアの迷宮。このフィルムからは谷ナオミしか見えてこないが、その潔さは罪ではない。縛られ嬲られ、身体が薄暗く火照る谷ナオミの真骨頂。豊満な肉体に寄れるだけより寄…
>>続きを読む日本画家の夫のパーティでお客に嬲られるなどエロい白日夢をみるのが治らないナオミさん。妄想に耽っているのが夫にバレバレのナオミさん。緊縛モデルで精魂尽きたあとに彫られる縄の刺青、かっこいいけどよくよく…
>>続きを読む妄想と現実を軽やかに行き来する谷ナオミ、この感じは宏裕さんならではの団鬼六な感じで新鮮。突然ひらめいて谷さんに彫りだす入墨が超ポップな縄柄で驚く。そんで彫りファック、窓の外は雨。関西弁の飛鳥裕子さん…
>>続きを読む絵画評論家の夫(大河内稔)との不満足な性生活に悩まされている夫人(谷ナオミ)が、夫の弟子(別所立木)が描いた責め絵に感化されていく。秘められていた情欲の開花を描いている、日活ロマンポルノ。団鬼六原作…
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