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人生は狂詩曲
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目次

人生は狂詩曲の作品紹介

人生は狂詩曲のあらすじ

吹奏楽の欧州決勝コンクール出場チームを選ぶ大会に参加したベルギーのフランドル地方の楽団<サン・セシリア>。ライバルチームであるワロン地方の<アンナバン>の演奏に圧倒されながらも「必ず勝つ」という決意のもと演奏した結果は、アンナバンと同点1位。見事欧州決勝コンクール進出にこぎつける。しかし、チームの要であるソリストのウィリーが心臓発作で演奏直後に舞台上で突然死してしまう。悲しみに暮れるサン・セシリアのメンバーたちはエースを失い、戦意喪失気味になる。しかし、コンクールの期日は待ってくれない。葬儀の後、彼の死を無駄にしないためにもメンバーたちはある作戦を思いつく。それは、アンナバンの天才トランペット奏者ユーグをチームにスカウトし、勝ち上がることだった。

人生は狂詩曲の監督

人生は狂詩曲の出演者

原題
Branbanconne/Belgian Rhapsody
製作年
2014年
製作国
ベルギールクセンブルク
上映時間
100分

『人生は狂詩曲』に投稿された感想・評価

J四郎

J四郎の感想・評価

2.8
ベルギーのコメディ&ミュージカル映画。
吹奏楽の欧州大会を目指す楽団の面々のお話。

ベルギーという国は草の根レベルまでこういう音楽団がある音楽大国らしい。
劇中でもそこらに居そうな普通の人々が楽団を組んでいる。
近所のオジサン、オバサンがのだめカンタービレやってるようなもの。
主人公の女性も変化のない退屈な毎日に夢が見たいという願望がある。

あと、この映画を観るまで知らなかったがベルギーは北部と南部で
違う言語を話す人々がいて分断された状況らしい。
映画の中でも主人公サイドはオランダ語の一種、フラマン語を話すグループで、ライバル側はフランス語圏のワロン人たち。
その背景もあって仲が悪いし、二つの楽団は顔を合わせば喧嘩している。

主人公側はライバル楽団から才能あるトランペット奏者のユーグを引き抜いた事から話はややこしくなる。
話がコメディ調で、ちょくちょくミュージカル仕立ての演出が入るので
歌いながらパンチを繰り出したり、恋の寸止めミュージカル(?)など
ちょいおかしめな場面が続出する。
ラスト近くに登場する「チャオ・アデュー・バイバイ」の連発はちょっと笑った。

さっき書いたワロン人のユーグが特にトラブルの元になって
色々と騒動が巻き起こる。
欧州大会決勝を前に楽団は大ピンチになる・・・という展開。
二つの楽団というより、分断されたベルギー国内の事情をコミカルに描いているんだろう。
簡単にいえばフラマン人はお堅く、ワロン人は軽いって感じらしい。

時間もそれほど長くないし、テンポもいいけどミュージカルとしては地味め。
ベルギーに興味あるならともかく、これを観る時間があるなら他のミュージカル映画を観た方がいいかな?
これを観た時間を返してくれるなら僕は「ラ・ラ・ランド」でも行きますな。
メル

メルの感想・評価

3.5
ベルギーの代表として選ばれた2つのブラスバンドが色々なトラブルを抱えながらヨーロッパ決勝コンクールを目指す! というミュージカル。

特別な美男美女が出るわけでもなく、ミュージカルとはいえ素晴らしいダンスが見られる訳でもないけれど、ベルギーは北部と南部で話す言葉が違うというのは知りませんでした。

そして南北を分ける言語境界線が公式に設定されていて北はオランダ語、南はフランス語が公用語になっているのです。

まぁ、スイスは公用語が4つあると言いますからヨーロッパではよくある事なのですね。

そしてブラスバンドの華はやっぱりトランペット!
トランペットの中々良い音が聴かれますd(^_^o)

若い頃に観たら余り感動しなかったかも知れないけれど、良い意味での天晴れなエンディングの後では「人生は思いもよらない方向に進んで行くこともあるんだなぁ」なんて、ちょっと爽快な気分になりました(笑)

それにしても「人生は…」の邦題がフィルマークスだけでも15作品もあってびっくり!
映画関係者の方々、もう少しアイデア出しましょうよ〜とお願いしたい。
小

小の感想・評価

3.5
娘がブラスバンド部なので鑑賞。いろいろあって最後には大人のブラバン演奏を聴いて感動、みたいな展開を予想していたけど、違った。ビールくらいしか知らなかったベルギーのお国柄に興味を抱いてしまう映画だった。

吹奏楽の欧州決勝大会出場チームを選ぶ大会で、北部フランドル地方と南部ワロン地方の楽団が同点1位で並び、ともに決勝コンクールへの進出が決まる。しかし、この選抜大会で、フランドル地方の楽団のトランペットのソリスト(独奏者)が演奏直後に突然死。決勝大会で勝利すべく、ワロン地方の楽団の天才トランペットソリストを引き抜こうとする。

ブラバンの演奏シーンだけでなく、気持ちを歌って表現するミュージカル要素もある音楽を中心に据えたエンタテインメント映画。

予備知識なく観たけど、「ワロンの人はこうなのが嫌だ、フランドルの人ならこうなのに」とか「オランダ語で話せ、フランス語を使うな」とか、どうやらベルギー国内に対立する関係があるのね、ということはわかった。それゆえ、ラブストーリーはロミオとジュリエット的。

ベルギーについて何も知らなかったので、鑑賞後ウィキペディアを見てみた。それによれば、<住民はオランダ語のベルギー方言とも言うべきフラマン語を話すフランデレン(引用者注:フランドル)人が58%、フランス語を話すワロン人が31%、その他混血などが11%である>とある。

<南北の経済格差も深刻で、フラマン系の裕福な北部(引用者注:フランドル地方)と、比較的貧しい南部(同:ワロン地方)という図式が定着している>といい、このあたりは楽団が移動するバスによって明確に表現されている。

原題『Branbanconne』(ブラバントの歌)はベルギー国歌のこと。ベルギーはオランダ語、フランス語以外にもドイツ語を公用語とするので歌詞も3つの言語版があり、帰属意識も薄い人が多いといわれる(ひと昔前には建国記念日を知らず、ベルギー国歌を歌ってくれと言われ、フランス国歌を歌った首相がいたそうだから、推して知るべし)。

北部と南部の言語対立は国家分裂の危機を再三招いていたとのこと。この映画のオチに象徴されるけど、ヒューマンドラマというよりは、国家の目指すべき姿を描いたように感じた。

ところで、2016年は日本とベルギーが外交関係を樹立してから150周年にあたる。ベルキー・ブリュッセルの世界遺産「グラン・プラス」で2年に一度、全体に巨大な花の絨毯が敷き詰められる「フラワーカーペット」というイベントがあり、8月に開催される2016年のテーマは日本。映画とは関係ないけど、見てみたい。

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