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地下鉄連続レイプ 愛人狩り
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『地下鉄連続レイプ 愛人狩り』に投稿された感想・評価

視聴率低迷に悩まされている報道番組ディレクター(下元史郎)と女性キャスター(岸加奈子)が、地下鉄レイプ事件の被害者(高橋めぐみ)に接触しようとする。マスメディアによる報道被害を描いている、日活ロマンポルノ。獅子プロダクション製作。地下鉄連続レイプを冠するシリーズの第4弾(最終作)。

視聴者に対して何らかの「刺激」を提供しなければならない、マスメディアの体質に言及している内容。メディアは地下鉄レイプ事件をひたすら焚き付けて、情緒を捨てたロボットのようになりながら、視聴者に刺激剤を投与してくる。

地下鉄レイプのシーンは、実際の車両を利用して計2回登場する。目の前で強姦行為が展開されているにもかかわらず、撮影を優先させるカメラマンの行動が、悪い意味でのカリカチュア化とも捉えられる。

しかしながら、マスコミの暴走ぶりを「脊髄反射的・無意識的なもの」として描いているところに、やるせなさがある。そして、ラストのレイプシーンにおける「手を差し出したら負け」の流れは、今現在の日本を風刺しているようで、胸がざわついてくる。
ゲリラ撮影なんだけど今だと絶対無理だろうなぁ。逮捕ですなぁ。高橋めぐみ、いたなぁ。そうしたら大杉漣に螢雪次朗。助監督に瀬々監督がいますね。
3.7
あるフォロワーのレビューを読んで興味を持ち鑑賞したのだが、確かにポルノ映画というより社会派映画という雰囲気のある作品だった。

もちろんポルノである以上絡みはあるわけだし、しかも80年代らしく電車内でゲリラで暴行シーンを撮影するという過激なことをやっているのだが、それらはすべて興奮するための要素というより彼らを撮影する人間や暴行を目撃しながら何も出来ない一般人を撮すことで砂利を噛んでいるようなやりきれなさが押し出されることに。そしてそれに拍車をかけるのが電車内で暴行されたのに誰も証言をせず警察も動かないなか男たちを追跡しようとするニュース番組の撮影クルーの正義という名を借りての相手のプライバシーを踏みにじる取材の数々、でもバブルだったあの頃は本当にそれに近いことをやってたわけだしそう思うと一層嫌悪感が増してくる。

そのやるせなさがピークに達するのが取材する女性キャスターが男たちに暴行される場面、スタッフがその現場で平然とカメラを回し続け誰一人女性を助けようとしない「仕事のため」という感覚により何かが欠落して感情が鈍くなった人間の醜さに背筋が凍った。

低迷する視聴率を回復させるため人間として踏み入れてはいけない領域に入ってしまったディレクターを演じる下元史朗、そんな彼のため暴行され出世のための道具となったキャスターを演じる岸加奈子の好演が光る。あと同じテレビ局のお偉方の役に大杉漣、池島ゆたかもいるので打ち合わせ場面がめっちゃ豪勢で眼服。

『コミック雑誌なんかいらない!』の内田裕也のように人間性を取り戻すことも出来なかった人間のラストも衝撃的、ふと『必殺仕事人』で伊吹吾郎が町で乱暴されている人間に何もせず素通りし、一緒にいた娘から糾弾される日常を壊したくないため非日常に関わることを怖れる人間の心情がにじみ出た場面を思い出した。