リクシャーを配信している動画配信サービス

『リクシャー』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

リクシャー
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『リクシャー』に投稿された感想・評価

Yuuki
4.0
インド。三輪タクシー「リクシャー」を転がすナラヤンは映画監督に憧れ、自分のドキュメンタリー映画を作るために友人に密着取材を行わせた。しかし彼は性格が悪く全員からナメられており、貧しい出自で客には殴られ金を払わず逃げられ、思いを寄せる女にもウジ虫のような扱いを受ける。母にも「早よ結婚しろ!」と怒鳴られ続けた挙句、次第に彼の本性が浮かび上がる…な話

ネトフリにあったインド産POVモキュメンタリー。おもろい!インドには一度行ったことがあって、日本の常識が通用しないヤバい空気感を実際に体験してるだけに、フェイクとは思えないリアリティ溢れる「本物のヤバさ」の表現が特段に素晴らしかった!

最悪すぎる人間が見てらんないぐらい虐げられ、貧困や劣等感、そして人生の上手く行かなさがないまぜになって一人の男の狂気を強めていく過程は鬼気迫るものがあったな〜。さながらジョーカー?と思いきや、そんなレベルじゃないことに気付いた時にはもう遅い…!そもそも主役の男自体めちゃくちゃ性格が最悪なのも良い。そこからさらなる凶行に及ぶとあっちゃもう誰にも手が付けられない!この仕上がりが最高でした。カメラクルー側もかなり共感できないクズなのも救いが無くて良い!

そんな感じで特にキービジュアルも登録されてないしスルーされて然るべきな影に埋もれた作品だけど、面白さと恐ろしさは一級品です!想いを寄せる売春婦の自宅に朝一番に突撃してズカズカ家に上がり込んでめちゃくちゃしょうもない首飾りをプレゼントして愛を伝えるも、女の人にここまで言う?ってぐらいケチョンケチョンに罵詈雑言を浴びせられるシーンは抱腹絶倒でした。ほんとに嫌いだったんだろうな。ダサさとカッコ悪さの極北!敬具
「バーフバリ」みたいなエンタメ作品も勿論大好きだけど、それだけがインド映画の魅力じゃない。この「リクシャー」はインドの名物でもある三輪タクシーの運転手を追った、狂気に満ちたモキュメンタリー(フェイク・ドキュメンタリー)で、インド映画の知られざる側面を強烈に打ち出している。

貧しい生活を続ける労働者を追う社会派ドキュメンタリーだったはずが、彼の内面にあるインド社会や富裕層への不満が露わになっていき、正に犯罪者的とも言える独自の哲学を語り始める。

その哲学と行動はかなり胸糞悪くなるタイプの物なので、映画に共感や良識を求める人にはオススメしないが、インド人の映画表現に対する熱意は、やはり相当な物であると確信した。同じくドキュメンタリー風の演出を取り入れ、浅野忠信がサイコパスを演じた「Focus」(1996年)を思い起こさせる、かなり際どい作品。
3.1
「貧しさ」「鬱屈」「孤独」…マイナスの感情だけが文化や国境を越えられる

「スラムドッグ$ミリオネア」なんかで描かれるインドのスラムは「貧しくてもエネルギーに満ちている」イメージだったので、インドはそういうものなのだと勝手に思い込んでいた

この映画の「貧しさ」は世界共通
主人公の心境は僕達日本人にもよく分かる
一線を超え、「向こう側」へ行ってしまう彼を「第三者目線」で捉えた手法が、逆に彼を身近に感じさせてくれた

『リクシャー』に似ている作品

スプリー

上映日:

2021年04月23日

製作国:

上映時間:

93分
3.0

あらすじ

母親と二人暮らしのカート・カンクル(ジョー・キーリー)はソーシャルメディアで注目を浴び、スターになることを夢見ているが、現実はうまくいかずぱっとしない生活を送っている。カートは「スプリー」…

>>続きを読む

殺人ワークショップ

上映日:

2014年09月13日

製作国:

上映時間:

75分
3.3

あらすじ

同棲する恋人から日常的に暴力を振るわれているアキコの元へ、奇妙なメールが届く。それは「殺したい人はいませんか?人の殺し方を教えます」と書かれた、闇の殺人ワークショップへと誘うメールだった。…

>>続きを読む

ナイトクローラー

上映日:

2015年08月22日

製作国:

上映時間:

117分

ジャンル:

配給:

  • ギャガ
3.7

あらすじ

学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルー(ジェイク・ギレンホール)は、ある日事故現場を通りかかり、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ<ナイトクローラー>と呼ばれる報道スクープ専門の映像パパラッチ…

>>続きを読む

解放区

上映日:

2019年10月18日

製作国:

上映時間:

111分
3.4

あらすじ

先輩ディレクターとの理不尽な上下関係、制作時の被写体との接し方に疑問を持ちながらも、小さな映像制作会社で働きながらドキュメンタリー作家になる事を夢見る須山(スヤマ)。未だその途中にありなが…

>>続きを読む