私の、息子の作品情報・感想・評価

私の、息子2013年製作の映画)

Poziia Copilului /Child's Pose

上映日:2014年06月21日

製作国:

上映時間:112分

3.3

『私の、息子』に投稿された感想・評価

Aoyoao
3.2

ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した、
子離れできない母親と自立できない息子の葛藤を描いたルーマニアの作品。

建築家で舞台監督でもある主人公コルネニアのもとに、
息子バルブが交通事故を起こしたしら…

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鑑賞記録です。

溺愛。
離れたくない。離したくない。
愚息。
自分なりの自立。

母と息子の永遠のテーマをある視点で切り取った作品としておく。
3.0

ルーマニア映画ってどうしてこんなに重苦しいのだろう。他を知らないだけなのかもしれないが。
ルーマニアの格差社会、拝金主義、そういうテーマが重くのしかかる。このエンディングは果たして救済なのだろうか?…

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3.0
いわゆる「毒親」ではないだろう。正義や自己満足とは無縁の強い、強過ぎるかもしれない愛が持つ可能性と誤謬性。

「私の、息子」

第63回ベルリン国際映画祭にて金熊賞を受賞した作品。交通事故を起こした息子を庇う過保護な母親を描いた作品。

この映画は、キャラクターに共感性を求めるかどうかで評価が分かれる気がす…

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母にも息子にも感情移入出来ない客観視作品。こちらもルーマニア。やっぱり、国が闇深いと国民も生きる為に色々と知恵を使う。富裕層は、金やコネでなんでも解決出来てしまう国。国が守ってくれない以上、自分達の…

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3.4

ベルリン金熊賞、ルーマニア映画。

上級国民のようで誕生パーティーには各界から人が集まるような初老の婦人。
そんな彼女の一人息子が交通事故で子供をひき殺してしまった・・・
どうにか息子を救いたい一心…

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3.8
◎ お前は私の全て、守るためなら何だってする。

ルーマニアの映画を見ていると独特のやるせなさをヒシヒシと感じるのですが、なぜか癖になり他にも似たような鬱感のある映画がないか掘り出したくなります。
3.6

子離れ親離れという中核に対する附随物として、
より重大さをもって向き合うべき「罪への態度」を扱う点に、
沈んだ澱ごと飲まされるような異物感が残る。

母親の涙は純粋な哀悼からではない、
道義的責任を…

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3.5

親離れできない息子
子離れできない母親。

人命を奪うほどの交通事故を起こしたにも関わらず、その責任を感じていないような態度の息子に、少しでも息子の責任が軽くなるように、お金で解決することも厭わない…

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