ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した、
子離れできない母親と自立できない息子の葛藤を描いたルーマニアの作品。
建築家で舞台監督でもある主人公コルネニアのもとに、
息子バルブが交通事故を起こしたしら…
ルーマニア映画ってどうしてこんなに重苦しいのだろう。他を知らないだけなのかもしれないが。
ルーマニアの格差社会、拝金主義、そういうテーマが重くのしかかる。このエンディングは果たして救済なのだろうか?…
「私の、息子」
第63回ベルリン国際映画祭にて金熊賞を受賞した作品。交通事故を起こした息子を庇う過保護な母親を描いた作品。
この映画は、キャラクターに共感性を求めるかどうかで評価が分かれる気がす…
母にも息子にも感情移入出来ない客観視作品。こちらもルーマニア。やっぱり、国が闇深いと国民も生きる為に色々と知恵を使う。富裕層は、金やコネでなんでも解決出来てしまう国。国が守ってくれない以上、自分達の…
>>続きを読むベルリン金熊賞、ルーマニア映画。
上級国民のようで誕生パーティーには各界から人が集まるような初老の婦人。
そんな彼女の一人息子が交通事故で子供をひき殺してしまった・・・
どうにか息子を救いたい一心…
子離れ親離れという中核に対する附随物として、
より重大さをもって向き合うべき「罪への態度」を扱う点に、
沈んだ澱ごと飲まされるような異物感が残る。
母親の涙は純粋な哀悼からではない、
道義的責任を…
親離れできない息子
子離れできない母親。
人命を奪うほどの交通事故を起こしたにも関わらず、その責任を感じていないような態度の息子に、少しでも息子の責任が軽くなるように、お金で解決することも厭わない…