役者は全員素晴らしかった。
ラストシーンの車内の空気感、芝居、終わり方もよい。
気になるのは、加害者親族達の、勝手な物言いの連発。息子よお前が殺したんだから、挨拶ぐらいしろよ。母親から自立したいと…
息子を溺愛するあまり、彼の罪を軽減すべく、目的のためなら手段を選ばない母。いますね、こう言う人。
普遍性がありますよ。
アメリカでもシリアルキラーで、何人もの若い女性を惨殺した息子を「かれは無実よ」…
第63回ベルリン国際映画祭金熊賞。
カリン・ペーター・ネッツァー監督作。
交通事故を引き起こした息子とその母親の関係性を描いたドラマ。
ベルリン映画祭で最高賞に輝いたルーマニア映画で、交通事故で…
すごい映画があるもんだ! こんな何とも言えない映画があるものなのか! んんんーーーマジ何を言ったらいいのかわからない。モヤモヤ感、スッキリ感、どっちでもない、限りなく白でも黒でもなく、グレーでもない…
>>続きを読む中々興味深い作品でした。
母親のほうは完全に子離れ出来ていなかったけれど、息子のほうはどうなんだろう…親離れ出来ていないと言うより、親のほうがズカズカと干渉している気がした。
息子は、交通事故で1…
ベルリン金熊賞獲得作品。ルーマニア映画は「4ヶ月、3週と2日」に次いで2本目。ある交通事故を契機に、全く子離れできない母親、そしてマザコンでありながらその支配から逃れたい息子との息が詰まるようなやり…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
交通事故を起こして少年を殺してしまった息子の為に奔走する母親の話。
お金もコネもあるので何とか息子の罪を軽くしようと色んな所に顔を出す、とにかく息子命のママ。
息子はそんな母親を疎ましく思っている風…