大学の映画研究会に所属しながら、一本の映画も撮れないまま、3年生になってしまった「岩切」(岩切一空)橘先輩の撮る新作の主演女優を探し始めた彼はある日、舞先輩から4年に一度現れるという「新歓の怪談」の話を聞く。新歓合宿時に現れる、黒くて長い髪、大きな目透き通るような白い肌を持った少女。「彼女を見た者は、衝動的に映画を撮りたくなり、唯一彼女に選ばれ、彼女を被写体に撮った映画は必ず大傑作になる」という。だがそこにはルールがあった。 ①彼女のために脚本を書くこと。②何があっても撮影を止めないこと。③は今だ誰もわからないという。 そして、迎えた新歓合宿の当日。彼の目の前に、例の「怪談少女」(南美櫻)が現れ、「僕」は思わず声をかけてしまうー「僕の、映画に、出てくれませんか?」 無口どころか、名前も名乗らない彼女に自宅にあったマンガから「南」と名付けた「僕」の、彼女のための映画製作が始まった。自身の工房で、特撮映画を準備中の優秀な後輩「小川」(小川沙良)も巻き込み、「外の世界に憧れる少女の物語」の撮影が開始されるが、あまりにもシュールな設定やありえないセリフ回しなどに、ついていけないクルーは、次々に違和感を持ち始める。それに対し、何かにとりつかれたように撮影を止めようとしない「僕」。だが、その異変は、いちばん疑問を感じていた「小川」にも訪れ始めるのだった・・・。
大学入学後、誘われるがまま映画サークルに入った"僕"は、部室に置いてあったカメラを借りて映像日記を撮り始める。新しい環境の中、行く先々で"僕"の前に必ず現れる一人の女の子。新入生?上級生?…
>>続きを読む高校生バンドPOLTAの同級生でマネージャー志望の秋乃(池田夏海)は近ごろ、同級生の岡田(河西裕介)に恋をしている。しかし岡田には他校に「なっちゃん」という彼女がいた。彼がいとおしげに話す…
>>続きを読むマルチに活躍する眉村ちあきの全貌に迫るべく、松浦本監督による密着取材が始まった。撮影は2018年4月からスタートし、眉村が提案したさまざまなアイデアを織り込んでいく。徳永えり、品田誠、小川…
>>続きを読む大学の映画サークルに所属する襟加、萌花、祐介。その隣では進藤の所属する演劇サークルや、大槻の所属する音楽サークル等が活動している。卒業を前に最後の映画製作をする3人だったが、モラトリアムの…
>>続きを読む高校演劇部のヨシエ(洪潤梨)は、親友・アカリ(荒川実里)、部長のアキ(柳杏奈)と共に、姉・ケイコ (上埜すみれ)に誘われ、自主映画に出演する事になる。が、サディスティックな監督のナオミ(中…
>>続きを読む“生き別れた眼球”を探すため、カメラ片手に魔都TOKYOを彷徨う麻耶。浮遊するがごとく眼球を求め続ける麻耶の姿を記録する脳外科医と、麻耶の眼球を狙う黒ずくめの怪しい眼球コレクター。三人が一…
>>続きを読む2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。イギリスの戯曲を日本で初上演する。 戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集めるイギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」…
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