ある一日の始まりの作品情報・感想・評価

ある一日の始まり1999年製作の映画)

When the Day Breaks

製作国:

上映時間:10分

3.8

「ある一日の始まり」に投稿された感想・評価

Uknow

Uknowの感想・評価

3.0
筆記シーンが入っているだけでポイント高い
それぞれの一日の始まり

雄鶏の紳士。帽子はトサカ対応。
雌豚の淑女。陽気に皮むき。

・単相100V 接地極付 125V 15A
・なんだか陰鬱な優雅さがある


生命とは 一つの脈々と受け継がれてきた歴史 消費されるもの
死とは あっけないもの 身近な 恐ろしく 溢れた
皮だけのジャガイモ 裸の身 排水口に落ちた檸檬
ロトスコープ的な方法というか俳優の動きをビデオ撮影し、ビデオプリンターに送り込み、プリンターから選択したフレームを取り出し、コピー機に送り、ガラスの上に油絵の具で直接絵を描いて原形を留めない程に加工して登場人物たちを人間生活を送る動物たちとして仕上げた不思議な雰囲気のアニメーション。

寓話的に見せながらもあくまでも人間的で現代的な風刺として日常生活が描かれている。燻んで不穏な色味が奇妙な温もりと不安定さを醸し出していて朝という始まりにどこかしら孤独な陰りを見せている。
関わっているようで関わらない繋がっているようで繋がらない繋がっていないようでいて擦れ違うように何処かしらでは繋がっている関係性の希薄さを時に抽象的に押し付けがましくない深みで静かに語り掛けてくる良作。
小林

小林の感想・評価

4.0
素晴らしいアニメーション
生活とか運命とか社会とか、もののショットがテーマをしっかりとらえていて、モンタージュもきまってる
寓話書いてるようでいてそこに興味がなさそうなのが面白いです。蛇口から垂れる水の音に反応するいかにも鶏の所作だとかトサカ帽子とか。