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左京区ガールズブラボー
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『左京区ガールズブラボー』に投稿された感想・評価

篠田知典×Homecomings
MOOSIC LAB 2017短編作品。
MOOSIC LABとは2012年から始まった、音楽×映画プロジェクトのこと。映画と音楽との化学反応を意識的に制作され、上映はコンペ形式・対バン形式で行われるという異色の映画祭のこと。青山シアターで見つけたのでレンタルしました。

世田谷に住む女の子2人を描く作品。
Homecomingsのさわやかな音楽とストーリーがマッチしていて素敵な作品だと思いました。

少女と言うには大人びていて、けれどまだ大人ではない微妙な時期の女子大生二人。ずっと仲良い友達でいるものかと思っていたのに、大人に近づくにつれ少しずつ変わっていく。
変わるという事は良い事でもあるし、また変わらないというのも良い事なんですが、お互いの心が離れたように感じてしまうのはちょっと寂しいですよね。

鴨川の素朴な風景がとっても綺麗に感じられる作品でした。
まぁ
3.6
この作品も…良い…好き…♡
元気出た…♬

女の「友情」を描いている本作…♡
いつでも、どこでも一緒だった2人…
何でも知っている…つもりだった…

だけど…
「大切な存在だからこそ」
大事な事を、伝えないことも…ある…

…分かる…(笑)

「親友」…
「良い距離感」が…大切…だね…♡

(お正月に…学生時代の親友が、こちらに
帰省するので会う約束をしている…♡
8月にも会った彼女…
「パワー」「元気」「笑顔」…を沢山くれる存在……楽しみ…♡♬♡…わくわく…♡
もう30年の…付き合い…♡ 幸せ…♡)
天才的。
MOOSICとしての成立性、及び作家の映画としての完成度、が、明確に高い。
しかもそれらを、あからさまにではなく、あざとさも皆無に、自然のままに、誠意のままに創造していること、これこそが最も素晴らしい。

まず、天才的なカット割しかない。15分間、ワンショットも間違いが無い。コンテが完璧。動線も上手い。真面目にショットの映画。撮影部が神。
これで計算ではなく、感性で撮っていたとしたら、映画に祝福されてやがるー!と驚嘆する。

画面には常に運動がみなぎっていてシーンが変わるごとにその運動の方向が異なる、というのは、極論として明言すれば、黒澤明並みに慎重に繋げられている。(レコードや自転車など、円を基調としたコンテも上手い)

登場人物たちがカミシモのどちらに向かうかとか、それぞれの視線の交錯の行方とか、信じられないくらいに「映画」として躍動している。
しかも甚だ凄いのは、篠田監督はそれを(恐らくは、の憶測に過ぎないが)ロジック的にではなく、あまりにも自然に、感性のままに表現しているのだろうと、こちら側に感じさせてしまう。
言わば、此処にあるのは”匿名的映画運動”の数々であって、アタマで考えるような作家が生涯を通して絶対に撮れないエモーションがある。

加えて、誠意がめっちゃある。
罪悪感に近いものがちゃんとあって、映画や音楽との向き合い方が尋常ではないレベルで高い。物語の転換部におけるプロットでは、「インディーズ音楽(≒映画)なんかが好きでごめんなさい」という自虐にも似たアンビバレントな念すら感じる。

ところが、ラストシークエンスにおいて「それでも……俺はインディーズ音楽が大好きなんだ!!!俺はその愛を、情熱を、やめない!!!」という強固な意志が爆裂する。

画的には、ただ少女が真っ直ぐに自転車を漕ぎ進めているだけだ。
だから泣けて仕方ない。
本作は、すべからく自転車の応用が巧みだった。それが青春映画におけるごく自然なモチーフであることを抜きにしても、「自転車に乗って進み続ける」という画に、思わず感涙せざるを得なかった。
自分も映画を撮る身であるから、ということも、少なからず関係していたのだろうか。

誤解を招く言い方かもしれないけれど、その愛を、情熱を絶やさないことこそが、俺の誰にも負けない「才能」だ!!という叫びさえ聞こえてきた。
音楽と自己。表現と自分。篠田監督は、ともかく総てを肯定し続けてくださった。
この優しさ。
MOOSICに必要だと感じていたのは、この視点だったのかもしれない。

それぞれが向いている方が前だし、進んでいる方向が道なんだ。
そして、いつだって音楽は流れ続けているし、それを好きであることを否定する必要は無い。うん、無いですよね。

と、一見すると見逃しがちだけれど、本作のシナリオの構成力は半端ではないと感じる。
とは言え前述した通り、個人的にはシナリオからではなく、篠田監督の意志は画から判断することも出来た。
15分間、至福だった。

感情の起伏を理解するためにもう少し尺が必要、という感想を散見した。如何にも、暴論だと思う。
これは15分間でなければならない。この速度、この移り変わり行く過程。丹念に描くことと状況説明は違うし、既にこの尺における絶妙過ぎる配分で各シーンは配置されている。
少なくとも、自分は主演二人が左京区で生きている、と感じた。二人は左京区に”存在”している。
今日も生きているはずだから。
そう感じられたことが本当に嬉しい。

重複しますが、MOOSICの企画として成立しているし、明らかに映画的な運動神経がある作家の映画でしかありません。
伝えたい思考と手法がかなり理想的な形で一致していて、陳腐ながら、本当に上手いとしか言いようがないです。
表面上だけ捉えて、ツマランナーとか批評家が言い出したら、彼らは職を畳むべき。

純粋に好き、とも思えるし、切実に凄い、とも感動しました。
篠田さんの愛に、少しでも応えられるように精進致します。


余計な追伸
とみぃはなこさん、女神。

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