サッドティーの作品情報・感想・評価・動画配信

「サッドティー」に投稿された感想・評価

uc

ucの感想・評価

3.1
この監督のゆるい空気感好き。

キャストが全員絶妙に冴えない感じも、ぐっ。
2020年鑑賞No.136

 ずっと続く今泉学の好きとは?の問いの中でも初期に当たる作品。静止画がいつも以上に変化がなくて退屈。あの二股寝癖ブサイクのもやし頭野郎にも本当にイライラした。まあこれは監督の自己投影な気もしなくないけど。
 
 これまで自主制作とかの作品も含めて何本か拝見したけど、ENBUゼミナールの映像って 全体的に編集とか喋るセリフってなんか共通していて 特徴的なんだよね。好きなものもあれば、それ必要ないだろとツッコミ入れたくなるものもあったり、見る価値ないものもあるものも五分五分って感じ。

 これ以降の作品の知らないふたりのような変な拗れた人間関係については面白かった。青柳ちゃんみたいな言動と行動に矛盾してる子って全然僕らの生活に潜んでるし、好きに決まった形なんてないよね。スペシャルアクターズのボスも出てたり、本棚にAKIRAの漫画があったのは嬉しかったな。ただ上映時間2時間は長いw
mai

maiの感想・評価

3.8
『「ちゃんと好き」ってどういうこと?』
っていう宣伝文句がこんなにもうまく機能するなんて…!
この言葉が全てで、逆にこの言葉を常に頭の中に留めておくからこそ、あっちこっちへと移動するストーリーの主軸にもうまく乗ることができました。

二股をかけてる映画監督とその彼女達。
彼女がいるけど、他の人に一目惚れして別れようとする冴えない男性。
アルバイトの女の子とそのバイト先の妄想強め店長。
昔アイドルだった結婚間近の女性と、そのファン。

今泉監督らしく、それぞれが少しずつ(今回はいつもより少し濃いめに)絡まり合って最後交差する人間関係がたまらないです。
最終的に、人間関係を答え合わせできちゃうみたいな。笑
リアルなようでちょっと非現実的な、その設定が本当に大好きです。

出てくるのは、柏木を中心としてる人間関係なのですが、彼のような人が一定数の女性にとって魅力的に映るのって分かるな〜と思っちゃいました。笑
全然イケメンじゃないし、オシャレとか一芸に秀でてるとかでもない。街中歩いてたら冴えない部類なんだけど、映画監督っていうちょっと特殊な役職を持っていて、その少しラフな言動って何割か増してカッコよく見せる要素になっちゃうんですよね。
だからこそ、観てる側としては「イケメンでもないし、そんなクズ切っちゃえよ…」とか思うんだけど、実際その立場になったら私も固執しちゃうのかもしれないなぁとか思いました。
そして、「ちゃんと好き」の哲学。
相手を傷つけちゃいけない。
自分の気持ちに嘘はつかない。
相手に失礼なことはしない。
どれも正しいんだけど、全てを叶えることができる恋愛は意外と真っ直ぐすぎて難しい…という矛盾。
自分にとっての恋愛における正しさが、相手にとって「ちゃんと好きな相手にとる態度」と受け取られるかどうかは悩ましいところですね。
そこには気持ちの軽い・重いもあるだろうし。でも、好きなことに変わりはないはずだから、「それって『ちゃんと』好きなの?」と改めて聞かれると「…え?」と一瞬固まってしまう気持ちもわかりますね…。
でも、この映画が切ない感じで終わらずに、どこかシュールさを持って終われるのは、みんなどこかズルいところがあるからなんですよね。
二股するんだけど、両方ともに二股の事実は告げているから罪悪感が薄かったり(そして、謎の誠実さも少しあったり)。
観てる側としては、一目惚れで振るか?しかも誕生日パーティーで!とか思うけど、好きかどうかもわからないけど会いたくなったからと正直に打ち明けたり。
二股かけられてる彼氏の友達に超ラフなおもてなしをしたり。
「ちゃんと好き」ならやっちゃダメな行動も、でもそれをやっちゃう気持ちがわからなくもないからシュールに映りますよね。笑

オチも特になしな会話が続くので、映画館で是非に!な映画ではなく、午後の何となく空いた時間に〜な作品なのですが、やっぱり今泉監督の描くストーリーとキャラクターって好きだなぁと感じた作品でした。

あと!青柳文子、やっぱり良い…!
演技は別に巧いってわけではないんだけど、あの幼さの残る綺麗な顔と、あの特徴的な声がとにかくクセになります。
全尺の半分くらいで止めてしまった。
しょーもないトークのみで山も谷もなく、毒にも薬にもなりそうな予感がしないのがとにかく苦痛。
何事にも意図とか意義を求めてしまうのはよくない癖だなーとは思うが映画は退屈に耐えてまで見るもんじゃあない。
jumo

jumoの感想・評価

3.8
柏木は大した顔でもないし人間性クズだけど、あの界隈の女子にはそりゃ魅力的に映るんでしょうよ
全てを受け流せた夕子の心が折れる瞬間、柏木以外の全視聴者が分かりすぎてつらい

以前友達が言ってた「映画で多用される美女の別れ際のキスが嫌い。自分のキスに価値を生み出すな」という言葉、モモノイチゴちゃんのお手紙でめっちゃ腑に落ちた。なんじゃあの手紙は!
そしてあのオチを見逃す、柏木という男
n

nの感想・評価

3.4
リアルとシュールの間すれっすれを攻めた感じ。全員絶妙に頭おかしくて笑える。"ちゃんと"好きって何だろう。
kana

kanaの感想・評価

3.3
「“ちゃんと”好き」の“ちゃんと”って、きっとひとりひとり意味が違うんだろうな。相変わらず時折りのクスクスしてしまうとこが良い。そして何より“間”って客観的にみると、その人の、言葉にはできないいろんな思いが垣間みれるんじゃないかなと思った。
またしても、きっとどこかにある日常、をのぞいてしまった。最後がサイコウ!笑
knkne

knkneの感想・評価

3.6
Q.「ちゃんと好き」って、どういうこと?
A.ちゃんと、という部分が余りにも抽象的すぎますので返答は差し控えさせていただきたいのですが言えることがあるとすれば恋愛におきましては特に人により物差しが違いますので不倫ではない場合に限りますが背負う覚悟があればなんでもいいですし答えのない問いであることは今まで人並みの恋愛経験を積んできた方ならば想像に難くないでしょう。
そもそも基本的に今まで浮気相手というスタートを複数回続けた僕には到底分かるはずもないし答える資格はないとは思うが。相手が浮気をしたならば何も言う権利はないし愛おしい、とか奥底にある所有欲、なんてものも一切ない。それゆえ他人の恋愛相談なるものは科学的、心理学的アプローチと今まで観た映画や小説や読んだ本から状況に近しいものからいくつかピックアップして提示するだけの作業であるし正直つまらない。共感がほしいだけならペットとかに喋りかけた方がいいと思うよ。他人の時間を使って巻き込まんでおくれやす。ただこうやって映画として思考を巡らせる分には面白い。
物理的にはもちろん精神的な距離感を間違える人はその後の展開は基本上手くいきません。なお大手芸能事務所などにスカウトされた経験がある方は別です。ただ万事上手くいくと高を括ると思ったより情に深い傷を負う場合、また変な成功体験により歪な自信を持ち謎のメッセージを送ったり、それこそDVなんかして女性を性搾取、モノ化といった最低なことをする猿と化しますのでお気をつけください。今作でも描かれていたがDVの怖いところは共依存にあるけどね。
全然関係ないが僕は興味のある範囲内での事柄について僕よりも何倍も知識を持っている人、かつ今まで出会ってこなかった系統(許容範囲はさすがにあるが)の人にはめっぽう惹かれる。
そんな僕が今気になっている人も「今まで好きな人と付き合ったことないんですよね」と今作の女の子のように語った。僕も同じだよ、と言葉は喉元まではきたがそっとしまった。まるで知っているかのような口ぶりで僕は返したがその言霊は説得力を欠いたまま宙を漂うままだった。彼女も僕もそもそも他人に興味がないのだ。純粋な好奇心とこの人といるとメリットを感じるから、という合理的な物事の考え方と恋愛をある種の自分の抗えぬ、あるいは何らかの欲求を満たすコンテンツとして消費しているに過ぎない点がもしかしたら呼応する部分があるのかもしれない。
「愛がなんだ」のレビューでも書いた通り誰かに取られて少しでも動くなら恋でありそこに自分がいなくても、と思えば愛であるわけでして。

内容に関しての感想は薄っぺらいがどんな名前っぽいかのくだりくだらなさすぎる。会話のレスポンスをあえて遅くさせることによるぎこちない、居た堪れなさの空気作りがやはり上手いとは思う。ただこれを現在の今泉監督がやったら制作の都合でイケメンと美女でやるテラスハウスとかいうクソみたいな番組になってしまうんだろうな。
関係性はいかにも映画的な作りではあるが今泉監督特有の懊悩が窺える作品である。
いくつかのカップルが出てきて、彼らが物語が進むにつれてクロスオーバーしていくといった内容

今泉監督の『知らない、二人』なんかと比べてみてもなんだかごチャットして見にくい印象なんですが、最近自分の近くで浮気だなんだという話があったので、そこにばかり集中して見てしまった

複数人と同時に付き合うのがよしとされる映画ってないのかしら
それを良しとする考えってないのかしら
もちろん浮気された相手からしたらたまったもんじゃないのだけれど
SuzukiShin

SuzukiShinの感想・評価

3.2
流し観。良いことも悪いこともつながってまとめて混沌に。そんな恋愛ドラマ。
>|