主人公でタイトルにもなっているのに、ブキャナンがいてもいなくても物語は進行するし完結してしまう。悪徳保安官も判事も誰ひとりとしてブキャナンの銃弾に倒れてない。物語やパワーバランスが切り替わる重要な銃…
>>続きを読むかなりランタイムは短いながら、色々なことが立て続けに起きる騒がしい、娯楽色の強い西部劇。
バッド・ベティカーはやっぱこの手のジャンルの名手だな。
アグリー一家(ひでえ名前…)が牛耳るアグリータウン…
バッド・ベティカー✖️ランドルフ・スコットによる【ラナウン・サイクルもの】後期の一本。映画全体にお笑い度が増しており、凝りまくった脚本が特徴でもあるエンタメ。
映像がチープでこのシリーズとしては変…
常に締まりのない笑顔を浮かべてるランドルフ・スコットを見て不安になるも、酒場で喧嘩してカップルを目にしてもそんな感じで男を軽く殴り飛ばす姿を見て異常な映画であると気づく。
80分足らずで力関係が二転…
とんでもない傑作過ぎて拍手してしまった・・・
特に変わったことも何もしておらずアンチスペクタクルな撮り方しかしてないんだけどなー
例えば、ランドルフ・スコットが釈放されるも、後ろから射殺されそうにな…
保安官一味と五万ドルの入った袋を挟んで撃ち合うクライマックスの構図が素晴らしい。欲望/争いの本質を構図の中心に設置してしまうという皮肉。それに釣られて決闘中に割り込んでいく者は問答無用で死ぬしかない…
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