壺振り師の弥平は、親分を裏切ったほとぼりを冷まそうとしばらく江戸を離れていた。しかし老境に差しかかり、住み慣れた土地への郷愁にかられ、決死の覚悟で再び江戸へと橋を渡った。 江戸に舞い戻ったその日、弥平はとある女郎屋の前で、夕焼けを眺めるおさよという女と出会う。おさよは小間物屋を開いた夫の借金の形として自ら身を売った女だった。亡くした女房とどこか重なるおさよが気になった弥平は、後日、おさよの夫と子供が暮らすという長屋を訪ねる。だが、そこで見たのは、働きもせず博打に明け暮れる不実な夫の姿だった。
裏店の⻑屋で筆づくりの内職をして糊口をしのぐ浪人・小谷善左エ門は、同じ⻑屋に住む船頭の吉蔵から、一緒に暮らすお峯の様子を見張るように頼まれていた。元は船宿の女将と抱え船頭だった 2 人は、…
>>続きを読む藤沢周平原作、仲代達矢主演でおくる史上初の8K時代劇巨篇。老渡世人・宇之吉は流浪の果ての旅先で病に伏し、故郷へ思いを馳せる。老い先を悟り戻った故郷で、ひとりの娘の窮地を救う決意をする…。
文吾は渡世人仲間では名の知られたイカサマ賭博師。だが、酒のいざこざで女房と別れてからは博打から足を洗い、乳飲み子の健一と一緒に飯場を渡り歩いている。ある日、彼は飯場の親方と喧嘩をして追われ…
>>続きを読む萬田金融を営む萬田銀次郎は、一向に返済しない老刑事・桜井に業を煮やし自宅へと乗り込むが、1カ月待って欲しいと告げられる。詳しい話を聞いた銀次郎は、彼が時効直前の殺人事件の捜査に金を注ぎ込ん…
>>続きを読む清朝末期、東南地方では海賊が横行し、また外国勢力による侵攻も重なり、庶民の生活はままならないものとなっていた。南少林寺の禅僧たちは積極的に国家を守る動きをし、長い歴史の中輝かしい足跡を残し…
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