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孔雀 我が家の風景
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『孔雀 我が家の風景』に投稿された感想・評価

犬
3.6
タバコ

落下傘部隊の将校に恋をした奔放な姉、知的障害を持つ兄、家族という鎖に嫌気がさして町を飛び出した弟
彼ら3人の青春の日々と、その後の皮肉な運命を綴る物語

文化大革命後の中国の田舎町を舞台に、ある家族が繰り広げる人生模様を描いた人間ドラマ

それぞれの事情

貧困、労働、、
時代を感じます

ロマンス

なんとも言えない
最後はツラい

終始、静かな雰囲気でした
監督があの顧長衛ということだったので、以前から観よう観ようと思いつつ後回しになってすっかり忘れていたのだが、
あるトーク番組の藤竜也さんの一言のお陰で思い出し初鑑賞できた。

今まで観てきたノスタルジックな気持ちに浸れる映画の中で、
マイベスト10内…(いやベスト5でもいいな)にランクインしたドストライクの傑作だった。

タイトルが出る前の20秒ほどのファーストシーンからやられた。
もう良い映画に違いないと確信(勘が外れる作品もたまにあるが(笑))。
野暮な説明的台詞は皆無で、可能な限り映像によってエスコートしていく秀逸なテクニックと省略の妙(時間の経過や無駄削ぎetc…)に終始魅了された。
流石の一言。

途中で気付いてなるほど~ね~と納得したのだが、一つ違和感を覚える演出があった。
テラスで家族が夕食をとるシーンが何度か映し出され、心地良く刻まれていたリズムが一度遮断され、
オムニバス的になってしまわないだろうか?
これだけのことができる監督なら兄弟三人(男・女・男)のエピソードを同時進行で表現することなど朝飯前だろうに…

そして物語半ばで気付く。
この物語は次男のナレーションによって進行する次男の回想になっている。
自分に置き換えてみた。
おそらく皆さんもそうだと思うのだが、自分が子供の頃(若かれし頃)の記憶を辿る時、
基準となるある印象的な映像がいくつかあって、そこから様々なエピソードが甦ってきませんか?
一気に思い出したいシーンを脳から引っ張り出してくるのは困難であるのと、
もう一つ人間というのは、道草願望みたいなものがあって(ん?私だけか?(笑))、
すぐに目的地にたどり着きたくないんですよね。
どこかで立ち止まって取り留めのない行動(ここではエピソード)や発見を楽しみたい。
引越し時の荷造りなんてまさにそうですよね。
段ボールにモノをつめながら…

話を戻すと、人は脳から思い出したいシーンを引っ張り出すときに無意識下でいくつかのインデックスを作成しているんですよね。
本作ではその一つが夕食のシーンだったのかもしれません。
すなわち次男の脳内でリアルな記憶(伝聞も含む)が甦る過程をそのまま映し出したのがこの作品なのかもしれません。
だとすれば、全てにおいて合点がいく。

あくまでもこれは私の想像でしかなく、全くの的外れの可能性も大です(笑)
小説もそうだが、単にこういった構造の方が作る側も楽チンだし、観客にも解りやすいってことなのかもしれませんが♪
また【食事】という行為が、重要なキーワードになっているのも事実です。

鑑賞後には自分と家族との記憶が次から次へとよみがえり、
布団の中に入ってから3時間以上眠れませんでした(笑)。

そうそう、タイトルの「孔雀」なんですが、最後の最後にタイトルの意味がわかります。
ラストまで、孔雀のくの字も出てきません。

今現在の平均評価は★3.4になっていますが、今回はいつも以上に不思議でならない。
中国映画で★4.8を付けたのは「山の郵便配達」以来だろう。
GFの★5とピクニックの★4.9は置いといて、個人的には事実上の満点で♪

文化大革命後の中国という背景を理解していなくても、十分に楽しめます。


以前後輩に映像で語るとはどういう意味か?と質問されたことがある。
もうだいぶ時間が経ってしまったが、その質問の具体的な答えとして解りやすい本作を薦めてみようかと考えている。

レンタルありです!(因みに私は久し振りにTSUTAYAのお取り寄せを利用。geoのぽすれんでも可能なようです)
激お薦め☆彡
muscle
-
あの『菊豆』などの顧長衛が監督だっていうけれど、物凄い侯孝賢を意識したのか、大河のような家族の連作ドラマな作り。

撮影監督映画って、堅実だったりするのに自転車から人間が転げ落ちるショットが反復されたり、逆に難しいことたくさんやっているけれど、中国映画らしい居た堪れないエピソードの連続で単調さがやっぱりそこまで好きになれない。

高倉健を見るシーンであの『君よ憤怒の河を走れ』の主題歌でわかるんだけど、めちゃくちゃ歌えちゃう。

長回しである由来がタイトル回収のラストの孔雀のシーンに現れるが、ジャンプカットで処理していてダサい!

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