※かなり難易度が高いお願いなんですが、ここに書かれてる邦題の日本語部分を読んでしまったら忘れてください。そして、キービジュアルを拡大して文字を読まないでください
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少女マリアンは半身不随の隣人アンディ少年と仲良くなるが、アンディの介護に全てを捧げる母親が二人の仲を引き裂こうとする…な話

先日あるタイミングでユーザーのてるる君に教えてもらったサスペンス。変な邦題とポスタービジュアルに書かれている文章でめちゃくちゃなネタバレをする、かなり損をしてる逸品。そんな興を削ぎまくる映画なんですが、その障壁を乗り越えて出来るだけ情報を入れずに見るとなかなか面白いかと思います

序盤は病に伏す少年と心を閉ざした少女が交流するハートフルな流れにしておきながら、違和感を少しずつ積み重ねていき、中盤以降にこの物語を包み込む「ある秘密」に迫るようになってから一気にスピード感を持たせてくれるサスペンスフルな展開はなかなか見応えありでした。母ちゃんがかなり鬼気迫る演技で100億点なんですが、何か見たことある…と思ったらウォーキング・デッドS9に出てくる「囁く者」のリーダーアルファ役のおばさんだった！納得！癇癪を起こしたりよだれを垂らしながらキレまくるのはヤバすぎる…このキレ芸は一見の価値あり…

タイトルは「ユージュアル・ネイバー」ならまだマシかなと思うので、それ以降のしょうもない邦題はFilmarksに連絡して削除してもらいたいな…。それほどに大変な邦題です。敬具

あらすじ↓
祖父母の家で暮らすことになった少女マリアンは、近所の屋敷に住む車椅子の少年アンディと仲良しになる。過保護な母親は怒りを露わにし、彼女の出入りを禁止するが、そこには意外な真実が隠されていた。

感想↓
2023年 64本目の映画。

アンディの父親はまだ悪い人になりきれずに良い人なところが見えたりしていたけど、母親が同じ人間とは思えないほどのクソ女で映画が始まってから終わるまでずっとイライラしてしまった。子育てというよりもはや監視の域までいっていて怖い。友達と遊ぶことも許されずに観ているこっちまで辛くなった。

平均スコアが3.3とあまり高くはないので全然期待していなかったのだが、これは自分にぴったりの好みな話で、もっと評価が上がってもいいのになと思った。夫婦で妻が悪いと夫も逆らえずに一緒にやってしまうのは複雑。学校や仕事場にいることが辛いのはまだしも、家に嫌な人がいるのが辛いって一番しんどいと思う。

ストーリーの進み方、秘密が明らかになっていくところがおー！となって楽しかった。人間系のホラー、サスペンスで、ハラハラドキドキしたい時にはとてもおすすめ。アベンジャーズなどももちろん好きだけど、結局自分が一番好きなジャンルってこういうものなんだなと改めて思わされた。

毒親ってのがいるそうで。

著しく理不尽で自分本意な親。世の中には話が通じない人ってのは確かに存在するし、そういう人が親になることもあるだろうから毒親が絶滅することはないのでしょうねー。

この映画の主人公。医者であり、親である女性。彼女の息子は体に障害を抱えている。旦那は看護師だったが、息子の面倒をみるために今は家にいる。

男の子は障害のために歩くことができず、監禁状態。そんな彼のところに近所に引っ越してきた女の子が訪ねてくる。お互いに友達がいない二人は意気投合。しかし、それを快く思わない母親は女の子を男の子から遠ざけようとするが。。。

ってお話。

中盤までの男の子と女の子の交流が凄い微笑ましい。

が、ある事実がわかってから、物語は急展開。

急展開後はなかなか良くできていて、一気にラストまで。

伏線もうまく回収してます。

途中、『通報しろよ！』って何度も思いましたが、まあ、そこは仕方ないか(笑)

ヒロインの女の子がかわいい(^-^)
ただ彼女、友達とか多そうなタイプなので、なんで学校で心閉ざしてるのか謎。まあ、家庭の事情で心閉ざしてると言う説明はあるにしても。

しかし、皆さんのレビュー読むとやっぱり触れてますが、タイトルがひどいネタバレになってます。。。このサブタイ知らないで観たらもっと驚いただろうな。。。

あ、レンタルとかで観ようとしてる方へ。パッケージのあおり文、絶対読んじゃダメ(笑) これは振りじゃないよ！ 本当に読まない方がいい。

ここまでネタバレ上等のあおり文初めて観ました(笑) タイトルにしてもパッケージのあおりにしてももう少しネタバレにならないように書く方法いくらでもあるだろうに。。。

映画自体わりと楽しめるのに残念な点でした。

毒親ママを演じたサマンサ・モートンの発狂芝居は観る価値ありです！