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チョンティチャ
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目次

チョンティチャの作品紹介

チョンティチャのあらすじ

ミャンマー人の母、タイ人の父を持ち、母と母の再婚相手である日本人の高橋と共に、日本に暮らす16歳の少女チョンティチャ。外国人でありながら、日本で生まれ育ったチョンティチャは自らの居場所、国籍、名前などにずっと違和感を抱えながらも、心に波風を立てぬよう、静かに暮らしていた。ある夏の日、母と高橋の間に妹ができると、2人に日本人への帰化と改名を勧められ…

チョンティチャの監督

福田芽衣

チョンティチャの出演者

長月凜

原題
製作年
2017年
製作国
日本
上映時間
40分

『チョンティチャ』に投稿された感想・評価

KUBO
3.8
監督は社会問題と捉えずにひとりの少女の物語として見てほしいと言っていたけど、外国人労働者の受け入れ拡大に関する法律が国会で審議されている今、あまりにタイムリーなテーマとも言えるだろう。

実際に学校現場でも母親がフィリピン人とか、親が日本語がわからずに三者面談が成り立たないなどの事例は当たり前になりつつある。

「お前、なに人なんだ?」

アイデンティティを扱った重厚なテーマを爽やかに演じてくれた主演の長月凛さんは、その眼差しを含めてたいへん魅力的。神社のロケーションも素晴らしい。撮影もインディーズレベルではたいへん見やすく美しく素晴らしかった。
eye
3.7
"チョンティチャ" (2017)

タイ人とミャンマー人のハーフであり
出生時から日本で育ったにも関わらず

" 在日外国人 "の意識を持ち続けている

再婚した父親が日本人であること
そして自分自身の名前こそが 

"チョンティチャ" 

だからこそ余計に意識が際立っていく

"私は誰なのか"

"アイデンティティはどこにあるのか"

そういう心情を捉えていく映画

インディーズ映画の登竜門である
→ 田辺・弁慶映画祭グランプリ受賞

学生が作る映画祭の最高峰
→ 東京学生映画祭グランプリ受賞

→ 下北沢映画祭 準グランプリ

→ TAMA NEW WAVE 特別賞 受賞

これだけ凄い評価を受け続ける理由は
確固たるストーリーに筋が通っているから

『日本人の父とミャンマー人の母親と暮らす中で離別した元々のお父さんが突然やってくるが 様々な葛藤を経て後に幸せになる』

みたいな単純なハッピーストーリーではない

この作品が伝えたいのは

『アイデンティティを模索する1人の少女が
波風立たせずに生きていたはずなのにイヤでも "家族" という記号に向き合わなくてはいけなくなり それをどう捉えて どう昇華するか』

より深い心情を描き出すということに
この作品の凄味や妙味が存在する

チョンティチャの妙な抜け感があって
幼さや稚拙な部分がちゃんと描かれるからこそ

結果的に 深刻になり過ぎずに
このアイデンティティ問題にスムーズに
感情移入できていく

"名は体を表す" 

この問題の原因を

"自分自身に刻まれた名前"

と表面的に捉えるけど ホントはそうではない

名前はあくまでも "記号" 

その記号自体を自分が
「どういう角度から捉えるか また 感じるか」

自分自身の考え方が重要であることを認識する

"自分の未来は自分で決める"

昨今の日本においては同じ思いや考えを
感じてる在日の人も現実には多いと思う

現実の先にある理想はあくまでも理想で

胸を張って高らかに生きていくことや
現実を直視して強く生きていくことを

再認識させてくれる映画
Osamu
4.0
私は何者?タイ人とミャンマー人とのハーフで日本に住む女子高生チョンティチャのアイデンティティの話。

タイ人の父は家を出て行き、ミャンマー人の母は日本人と再婚した。チョンティチャは日本への帰化と改名を両親から勧められる。さあ、どうする。

消化できずにモヤモヤする気持ちの動き(目に見えないもの)を、チョンティチャの体の動き(目に見えるもの)で見事に表現していると感じた。

特に自転車のシーンが印象的。同級生との追いかけっこ(前から)、父との2ケツ(横から)、夜の蛇行(後ろから)。

第19回TAMA NEW WAVEコンペティション(2018)特別賞受賞作品。

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