燕 Yanの作品情報・感想・評価・動画配信

「燕 Yan」に投稿された感想・評価

chico

chicoの感想・評価

3.5
ミックスルーツを持つ人たちの苦悩を考えるきっかけになった映画。もちろん苦悩だけじゃないだろうけど。お弁当問題とかほんと辛そうだった。幼少期って人と違うことにとても敏感になる時期だから。

わたしが小学生のときに韓国人の女の子が転校してきた。田舎の学校だったし、あまりの物珍しさに「韓国のりは毎日食べてる?」「韓国語は喋れる?」ってしつこく聞いてたな。わたしは仲良くなりたかっただけなのに、毎度その子にいやーな顔をされて「なんじゃコイツ」と思ってた。でも思い返すと「お前こそなんじゃ」だよね。その子は、数ヶ月後またどこかへ転校してしまったけど、あのとき周りの大人に色々教えて欲しかった。

劇中の少年のことは知らないけど、「国籍なんてどっちでもいい。気にすることじゃない。」って多数派の人間が言うのって、違う気がする…。
会社整理する父親から相続の件で、台湾で暮らす兄・龍心に会いに行くことになった燕。
彼が5歳の時に両親は離婚、台湾人の母親は兄・龍心だけを連れて帰国していた。
兄弟は再会を果たすが、二人の間には20年の歳月が横たわっていた。

兄弟の邂逅と、亡くなった母親への想い、そして燕の自己確認みたいなものがテーマで、意図している処は理解出来たけれど、総じて薄かった。
カメラワークとか映像トーンも良かったので、率直に申し上げて勿体ないと感じてしまった。
若きトップカメラマンの初監督作品って触れ込みで鑑賞。
正直な感想を言えば、これで若手トップ?という印象。
ルックも含めて、こういう画を撮るカメラマンはMV界隈にたくさんいるから、むしろ平凡に感じる。

主人公の感情や行動になかなか変化がみられない脚本なので、回想を説明的に挿入し、手持ち撮影を多用して、なあなあな雰囲気で誤魔化している。
それまで心理描写できていないか、苦し紛れにシャウトすると思ったら、その通りだった…

台湾までロケを広げた意気込みは感じる。
しかし、上辺だけ良く見せている。
フロントショットとバックショットを小刻みにカットバックする意味も分からない。
ハレーション映像(逆光を利用したカット)が頻繁にあるが、趣味で高価な機材を買い集めて撮ってるガジェットオタクでもあるまいし…これで若手トップと呼ばれているなら悲しい。

過去にも、クリストファー・ ドイルや木村大作などカメラマン出身の監督作品はある。
確かに、そういった作品の中には美しい映像もあるが、脚本があまり練られておらず、中身が伴っていないことが多い。
特に、監督一人だけが悦に入るような演出になりがち。
この作品も例に漏れずだった。
これを観て、かっこいいと思うアマチュア監督もいるかもしれないが、監督が作り手として自分自身を客観視できていない見本になると思う。

太陽に手をかざすシーンがいっぱい。
安物アニメの見過ぎ!ってツッコミたくなった。
k

kの感想・評価

4.1
台湾にルーツを持つ訳でも、母と別れた訳でも無いけれど、自分の物語のように感じる作品でした

主演の俳優さんとても良かった

このレビューはネタバレを含みます

ロケーション/ 舞台設定のせいか、どこか異世界に連れて行ってもらったような幻想的な映画。

兄弟が向き合い感情を曝け出すシーン、俳優が上手かったので胸が締め付けられた。

外国人だから母親がママさんコミュニティーから村八分に遭う、というのはやや陳腐な気もしたが、そんなもの俳優と画の上手さが見事消し去ってくれる。

カメラもディレクティングも両方されたとのこと、本当にすごいと思う。
あい

あいの感想・評価

3.7
2020/7/26
https://twitter.com/cham_ai/status/1287311766225969152
広島国際映画祭2020 にて鑑賞

藤井監督の大学の後輩であり、藤井監督作品には欠かせないカメラマン今村圭佑さんの初監督作品
台湾での映像が今村マジックで更に綺麗で魅力いっぱいに映っていた
また観たい作品の一つ
馴染みのある 高雄の街並み。

また、行きたいと
思わせてくれる 映画は
ええに決まってる。

燕CGは ビックリやけど...
Nono

Nonoの感想・評価

-
今村監督の画の切り取り方が素敵でした。
階段を上がるシーン1つをとっても、こんなにも様々な表情の映像が撮れるのかと。
toshiki

toshikiの感想・評価

3.6
夜間の青っぽい画や太陽の日差し
美しすぎる。大好き。
これからも藤井道人監督作品は
今村さんの撮影が楽しみです。
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