燕 Yanの作品情報・感想・評価

燕 Yan2020年製作の映画)

上映日:2020年06月05日

製作国:

上映時間:86分

あらすじ

「燕 Yan」に投稿された感想・評価

pherim

pherimの感想・評価

3.4
渡り鳥の名をもつ青年ツバメが、母に見捨てられた幼少期の傷を抱え、母の故郷台湾へと旅立つ。母役・一青窈の演技がひたすらに切なく、光の使い分けにより回想場面や台湾の夜市など各々に醸す情緒の深さが印象的。渋味の効いた周辺人物の配置も良い。カメラマン今村圭佑の監督長編第1作。

撮影監督としての今村圭佑代表作の一つ、米津玄師“Lemon”MVをめぐる連ツイ↓
https://twitter.com/pherim/status/1245952000400846848
Parry

Parryの感想・評価

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「ツバメは夏は日本、冬は台湾で暮らすの。日本と台湾にお家があるんだよ。」日本と台湾にルーツを持つ男が5歳の時以来会っていない兄に会いに台湾の高雄へ行く。子供の頃のトラウマ克服の物語。台湾パートの海に面した風の空き抜ける家の映像の穏やかな静けさ、路地裏を走り抜ける子供を追いかけるシーンの躍動が良かった。
兄のパートナー?の中国人のトニーが良い男。
彼らが中国語かまだ不得意な子供達に教室を開いているという台湾社会が垣間見えるディテールも良かった。
こういう物語も大事だけど、個人的にはアイデンティティを決めたその先か決めずに進む海外ルーツの人の物語をこれからはスクリーンで観たいな。