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返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻すの作品紹介

返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻すのあらすじ

沖縄返還で外交交渉の最前線にいた実在の人物、千葉一夫。返還交渉が始まった1960年代。千葉は、本土から切り離され、アメリカの統治下にあった沖縄から核兵器を撤去させ、ベトナム戦争の出撃拠点としないよう、アメリカと激しい外交交渉を重ねた。さらに何度も沖縄に足を運んでは、人々の苦悩に真摯に耳を傾けた。挫折しかけながらも妻・惠子に支えられ、「鬼の千葉なくして沖縄返還なし」と称された伝説の外交官が生涯をかけて貫いたものとは――。

返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻すの監督

返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻すの出演者

原題
製作年
2018年
製作国
日本
上映時間
100分

『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
「僕、決めたよ。沖縄を取り戻す! ニッポンを取り戻す!」

沖縄返還のために尽力した外交官 千葉一夫の実話に基づいた物語。

「アメリカ軍は保護の名目で沖縄県民を収容所に入れ、その間に土地を収奪、終戦後、各所に基地を作った。」

「日本はサンフランシスコ講和条約により国際社会に復帰することになる。しかし、その時、沖縄は日本から切り離された。」

仲代達矢のナレーションが良い。

「核なし、本土並み」での返還を目指して、文字通り奮闘する千葉だが、トップレベルで「密約」をちらつかせる米側との溝はなかなか埋まらない。

職員たちは、壁にぶつかる度に「Once more unto the breach, dear friends.」を合言葉に諦めずに立ち向かう。

「日本もいつかアメリカと対等に口をきける国になる」という台詞があるが、未だになっていない。大いなる皮肉だろう。

「自分の一挙手一投足で、国が右へ行くか、左に行くか決まる。それが外交官だ。」アメリカの顔色ばかり見ている政治家たちに聞かせてやりたい台詞だ。

70年の「コザ騒動」なども短い記録フィルムにとどめており、詳しくないものには何があったのかわかりにくい。この辺りは、ぜひ昨年公開の「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」と合わせて見ると良い。

「沖縄の子供たちは国籍を聞かれてなんて答えたらいいのか? 変換されても基地は残る。国際的地位が曖昧なまま、アメリカの植民地状態が続くことを、子供たちにどう説明すればいいのか?」今も残る基地問題の根本を問う台詞だ。

作られることに、たいへん意義のある作品だと思う。それだけに…

残念ながら、主演の井浦新が、英語の部分も、日本語の部分さえ、芝居が一本調子で力が入りすぎている。「シン・ゴジラ」の石原さとみのようだ、と言えばわかってもらえるかな?

笑っちゃうのは奥さん役の戸田菜穂が全出演者中、一番英語が流暢だったりする。

屋良主席の役はウチナンチュの役者にやってほしかった。石橋蓮司には、少なくとも沖縄のイントネーションくらい勉強して台詞言ってほしかったな〜。

中学生も絶対ウチナンチュじゃないし(^^)。沖縄っぽく言おうとして変なイントネーションになってる。内地で撮影しちゃう都合上、内地の子役に適当に教えてやらせたんだろうけど、こういうのは最悪。

吉田妙子、津波信一、新垣正弘など、沖縄では有名な俳優さんも出演しているが、どれもちょい役。沖縄のドラマを作ってるのに、沖縄の俳優がちょい役って時点で、俳優内でもウチナンチュが軽視されてるみたいでイヤだ。

ただし、今は亡き「大杉漣」がイヤな役ながら重要な役で出演しているのは貴重。

いろいろ書いたが、沖縄に関心のある方は見る価値はある。ただ、劇場用作品としては、ツメが甘いのも事実。もっと細部までこだわって作ってほしかった。
マイクD

マイクDの感想・評価

3.4
1972年に実現した沖縄返還の裏側を描いたNHKドラマを再編集して映画化作品。沖縄本土復帰にあたり、アメリカとの交渉にあたった外交官・千葉一夫の物語。少しずつではあるけれど、沖縄の米軍基地が減少しているのは、こういった人々が努力を重ねた結果だと実感しました。
「沖縄は戦争中、本土防衛の捨て石になり民間人10万人が犠牲になりました。
今ようやく日本に復帰できるというのに、今度は本土の基地負担を沖縄に押し付けようとしている!
一体、日本政府はいつまで沖縄を捨て石にするつもりなのかっ!」


「私たちは小さな島に住んでいる人間だが、私たちは小さな人間ではない」



****



沖縄が日本政府からいかに捨て石にされたかは
『激動の昭和史 沖縄決戦』をぜひどうぞ。


やっぱね、観なきゃいけないと思うんですよね。
知らなきゃいけないと思うんですよ。


日本人だし、史実だから知るべきってのもあるんですが、

沖縄映画や日本映画、戦争映画、近現代映画を理解するためにも
どんな歴史を経てきたのかを知っておいた方がいいと思うんです。




****



『返還交渉人 -いつか、沖縄を取り戻す』は2017年にスペシャルドラマとしてNHKが制作・放映されたものです。

これを再編集したものが映画として各地で上映され続けているのですね。

僕は先日NHKで再放送されたのを観ました。

テレビドラマとして作られたものなので
映画らしいシーン・演出はほとんどありません。
とくに音楽は……。


****


かなり衝撃のラストですし
かなり意思のこもった作品ではあります。


意義深い作品なのはわかりますけど、
冒頭に書いた大事な大事なセリフを噛んだテイクを使っちゃったのは、残念。。。

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