太平洋戦争唯一の地上戦である沖縄戦を描いた作品。
沖縄で何が起こったのかが丁寧に描かれている。
特に太平洋戦争全体を通していえる、大本営の「人命軽視」の考え方が分かりやすく描かれている。
沖縄に来…
捕虜になるくらいなら死んだ方がよい、地元民が同じ日本人なのにスパイだと殺される。敵からの攻撃は容赦なく空から降り注ぐ、疎開での船も攻撃され、自決に追い込まれ、飢えとマラリア、10万人もの地元民が犠牲…
>>続きを読む八月は、いわゆる「八月ジャーナリズム」に乗っかる形で日本の「戦争映画」あるいは「反戦映画」を選んで観ている。
戦中派の監督たちには当時の「現代劇」の中にも「戦争の傷跡」のようなものが刻印されている凄…
©2022 映画「島守の塔」製作委員会